ひとりごと♪

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2007/10/26
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今日は、一人で京都に行って来ました


目的は、 京都国立博物館 狩野永徳展 」と
美術館「えき」KYOTO いわさきちひろ展 」を
観に行く為でした


♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪

まずは、 京都国立博物館 狩野永徳展 」についてです


永徳.jpg


私は元々、この展覧会にそんなに興味がなかったので、
行く予定に入っていませんでした。


ところが、どこかに書かれていた、この展覧会の紹介文を
読んでから、すっかり考え方が変わりました


まず、ここまで狩野永徳の代表作を一ヶ所に集めた展覧会は
これまでに開かれたことが無い。
史上初の大回顧展 だということ。


それから、信長や秀吉に仕えた 狩野永徳の死因は、
過労死だった?
と言われているとのこと。


この2点に非常に興味を覚え?急遽行くことにしました。



「過労」「過労死」という言葉は、かなり気になるし、
つい心配になるんですよ(*^_^*)

* * * * * * * * * *

私は京都の大学に通っていた頃から、
これまで何百回?何千回?も京都を訪れているのですが


京都国立博物館 ”に来るのは
初めてでした。
(博物館の前は、度々通っているんですけどね)


博物館の建物は、想像していた以上にステキでした。
デジカメを持ってくれば良かったって後悔する位の見事な外観。


同じ国立博物館でも、実家近くにある奈良国立博物館より
ずっとカッコヨカッタなぁ~さすが京都


* * * * * * * * * *

さて、展覧会ですが、
平日にも関わらず、かなり混んでいました

休日になると入場制限がかかる位、混むそうです。


展示の最初は水墨画から始まり、

展示真ん中辺りで、今回のメイン?の展示とも言われる
国宝「 洛中洛外図屏風 」のコーナーがあります

永徳2.jpg
↑洛中洛外図屏風(部分) 本物はもっとキンキンキラキラですごいんです~


この絵は、全体に使われた金箔の豪華さにもびっくりしましたが、
それ以上に、一つ一つ丁寧に描かれた細かい部分に
釘付けになってしまいました。


春夏秋冬の風物・行事などが屏風全体に
チマチマ・コマゴマ描かれており(笑)
観る方が本当にたいへんでした。

気が遠くなりそうなくらいな細々さでした。


ゆっくり立ち止まってみたいけど、
そうすると後から来る人にご迷惑がかかるので、
何度も何度も行きつ戻りつして
何とか必死でくらいついて?観てきましたよ


* * * * * * * * * *

展覧会後半は、豪壮華麗な絵の連続でしたが、
その中でも私が印象に残ったのが

一番上の写真の「 唐獅子図屏風 」でした。


かなりの大きさで、獅子にものすごく迫力がありました。
今にも飛び出してきそうで、ちょっと怖かったです。
一人で夜中に、この絵の前を通りたくないって感じでした


でも、この屏風の前を秀吉が歩いていたんだと思うと、
不思議な感じがしました~



それから気になったのが、国宝「 檜図屏風 」です

永徳3.jpg

この絵は、永徳最晩年の絵だそうです。

解説にも書かれていたのですが
他の絵に比べて、本当にオドロオドロシイ感じがしました。


やっぱり疲れておられたのかなぁ~と心配させられるタッチでしたね
老いも影響しているんだろうけど、
働きすぎは、やっぱ心に良くないんだわぁ~と思っちゃいました


♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪


お土産に、屏風仕立てになった「洛中洛外図屏風」の
来年のカレンダーを購入しました


来年一年間、玄関に飾ってキラキラさせたいと
思います



狩野永徳展 ~11/18まで開催
京都国立博物館  HP





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Last updated  2007/10/27 02:39:33 AM
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