ひとりごと♪

ひとりごと♪

2008/03/22
XML
カテゴリ: 映画
今日の朝日新聞・夕刊の動く広告、
面白かったですね♪

私は、肝心の新聞本文を全然読まずに、
シートでずっと遊んでしまいました ホントに動くよ~♪

(この広告、大阪版だけじゃないよね?)



      *



さて、今日は、「日展」と「山下清展」に行ってきたのですが、
これを記録する前に、
映画「



      *



映画「 赤い風車 」 1952年作


画家・ロートレックの半生を
19世紀末の華やかなパリの風景と共に描いた作品。


☆ワンコインDVD☆『赤い風車』ムーラン・ルージュ◆



いい映画でした~
結局、この1週間で2回見ちゃった




      *




今、家に、昨年、ロートレック展に行った時に購入した
彼の絵のカレンダーを飾っています。(2007/11/2 ブログ
(写真右側↓)

ロートレック.jpg



Moulin Rouge, La Goulue 」↓


【アートポスター】ムーラン・ルージュ・ラ・グイユ(60cmx80cm) -ロートレック-


この絵は、この映画の最初のシーンのテーマにも
なっていました。


お蔭で、のっけから




      *



この映画で、印象に残ったことは
たくさんありましたが、

その中でも一番、心に響いたのは、「色彩」と「心情」でした。



      *



まずは、「色彩」


この映画、画家を描いただけあって?
すごく色彩豊かに撮られていました。


出てくる女性の服の色が、とても鮮やか


私は、まずそこに惹かれてしまいました。


紫・黄・橙・青・赤・黒・緑・・・


この色を観ているだけでも、19世紀末のパリは
華やかだったんだなぁ~って感じることが出来ます。



でも、実際は、夜の街の話で「華やか」とばかりは
言えないんでしょうけどね・・・

そんなダークな(貧しい)場面も映されていました。



      *



それから、「心情」


これは、もちろんロートレックの“心情”です。

もう、観ているのが辛くなる位、よく描かれていたと思います。




小さい頃から、障害者としてコンプレックスを抱えていた上に、
心無い人達からの、ひどい差別的発言・・・

彼は、これらにより、自分の気持ちに正直に向き合えない程、
心に深い「傷」を負っていました。


それは、決して癒えることが無く、
より深く深く彼の心を蝕んでいきました。




「愛情」を人の何十倍も欲したのに、

その心の傷から来る不器用さ故に
「愛」に真正面から向き合うことが出来ず、

結局、自分自身を潰すことになってしまいました。



      *


ここから少しだけネタバレあり!


私がこの映画で、一番好きなシーンは、


ガス自殺をしかけたけど、
結局、“絵”に救われて死ぬのを止め、

窓を大きく開けた場面です


あのまま、好きな「絵」だけに没頭できたら
お酒に逃げることなく、もっと長生きしたかもしれないのに。。。



そうできなかったのは、
彼が一番求めていたのが、人の「愛」だったからなんですね。
何かよくわかる・・・



      *



最後に微笑みながら、
楽しかった頃のことを思い出していたシーンに、
ぐぅっとなりました


あの頃が、彼にとって一番幸せな時期だったのかな。



↓詳しくは

赤い風車(1952) - goo 映画




      *


追:あ~、近々、またどこかでロートレック展しないかな。
  映画にたくさん、彼の作品が映されていたので、
  すごく作品を観に行きたくなっちゃった~


追2:BSの国会中継の為、急遽、放送中止?となった、この映画。
   見る機会を頂き、本当にありがたいことです m(__)m





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008/03/23 02:47:53 AM
[映画] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: