ひとりごと♪

ひとりごと♪

2008/05/28
XML
カテゴリ: 本・マンガ
今日は、
クライマーズ・ハイ 」という本の感想を
書きたいと思います。


クライマーズ・ハイ


実は、この本、数年前から私の本棚の中に
「積読」として、眠っていらっしゃいました(笑)


今回、読もうと思い立ったのは、この7月に
映画化されることを知ったから。



      *





「1985年8月12日に起きた日航機墜落事故を巡る
地元新聞記者たちの激動・壮絶な一週間を、

業界・家族・友情・上下関係など、様々な要素を
絡めて描いた物語」



事故そのものよりも、新聞記者・業界の動向を中心に
書かれています。



      *



あまりにも面白くて、
私は、時間を忘れる位、読み入ってしまいました。


横山秀夫さんの、無駄な装飾のない“ゴツッ”とした文章に、

読み手は、ダイレクトに



お陰で、昨晩はブログ更新を
すっかり忘れる始末(笑)


読んだ方のレビュー高評価に、激しく納得です



      *



私、数年前に、


山崎豊子著「沈まぬ太陽」を読んでいます。


沈まぬ太陽(3(御巣鷹山篇))


↑こちらの主人公は、JALの社員でした。



この本は、私が、まだ旅行会社勤務時代か、
退職後直ぐの頃かに読んだ為、


ストーリーとは別に、
自分に近しい業界(航空会社)の裏話?という感じで
読んだ記憶があります。



      *



しかし、今回のこの
クライマーズ・ハイ 」は、
私にとって、全く未知の「 新聞業界 」のお話。



私、ジャーナリストなどに知人はいないし、
自身も志望した業界ではないので、

今までこの世界を知ろうとしたことがありませんでした。




だから、今回は、ストーリー以上に、
新聞業界ってこんな仕事をしていたんだ~っ!って
好奇心いっぱいで読み進めてしまいました



【驚いたこと】

・不寝番の記者がいる
(医者みたい)


・記者の文章をチェックするのは、赤ペン
(赤ペン先生みたい)


・三時出の記者が多い。また最終は、翌日深夜になる
(勤務時間が私たちの会社とは違う)


・毎日毎日が締切
(大変だなぁ~と思った。締め切り前は、各部・戦争状態)


・こんな必死な想いで記者の人たちは、紙面を作ってくれている
(これを知ったら、これからは新聞を軽々しく読めなくなる)


・その一方で、デスクや上層部の思惑で紙面の内容が変わることがある
(なんてこった!)


・家族は、業界に勤めている人が留守がちな生活に慣れる
(部署にもよるんでしょうけど)


などなど。



      *



あと、気が強く、熱くないと、この業界では
残っていけないのかなぁ~とも思いました。



だって、この小説に出てくる人たちの多くが、
いい紙面を作ろうと、必死で意見を戦わせて
熱くなっていたんですもん。
(特別に大きな事件だったから?)


でも、この熱くなり様が、かなりカッコ良かったです。


また、不器用な人が多く描かれていたところが、
また私のツボでした(笑)



      *



面白かったので、
新聞業界の本、他にも読んでみようかな。


また、映画も、
堤真一が主役だし、絶対に観に行こうと思います



(数年前にNHKで放送していた、
佐藤浩市主演のこのドラマも観たかったな)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008/05/29 01:27:20 AM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: