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サリィ斉藤

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カテゴリ: 旅の話
ベトナム料理は、私と夫の共通の大好物の一つ。


そんな訳で、旅の間は本場で味わう生春巻やフォーを堪能しましたが、意外なアイテムに二人そろってハマってしまいました。
それが、「バインフラン」と呼ばれる、カスタードプリン。

辺見庸さんの「ゆで卵」という短編集に、このベトナムのプリンをモチーフにした、とても印象深い小説があって、ぜひ実際に味わってみたい、と初日のディナーでオーダーしたのです。
お腹いっぱいになった後のデザートだったのに、二人で顔を見合わせてしまいました。
きっと、卵の新鮮さ・濃度のせいだと思うのですが、口の中で濃厚にとろける食感と、甘すぎない素朴な味がほんとうに美味しかった!

以来、食事の度にバインフランをオーダーし、食べ比べをしていました。
私達の選んだ「ベトナム・プリンの三大名店」は、

 古いフレンチ様式のヴィラを改装したレストラン。
 中庭のテーブルでロマンティックなディナーを楽しみました。
2位・フーンライ HuongLai(ホーチミン)
 日本人のブティックオーナーが経営しているレストランです。
 内装やテーブルセッティングが素敵なセンス。
3位・リトルハノイ LittleHanoi(ハノイ)
 バゲットサンドが有名なお店ですが、プリンもいいお味でした。
(「リトル・ハノイ」にて)
ベトナムのプリン「バインフラン」

2位の「フーンライ」では、紫いものスープというのを初めていただきました。
バッチャン焼きの美しい深皿の中を見て、ビックリ!
正直、食べ物とは思えないような鮮やかな紫色。美輪明宏さんなら大喜びかも…
紫いものスープ(フースァンにて)


ベトナムに行かれる方は、ぜひご賞味を…

もう一つ、忘れられないのが、ベトナムのバゲットの美味しさです。
往来には、バゲットを山のように乗せた、サンドイッチ売りの小さな屋台が。パリの街で見た露店とは少し違っているけれど、フランス統治下の時代から続いていた情景なのでしょうか。

私たちは、ガイドブックにも載っているホーチミンの「ニューランNhuLan」という大きなパン屋で、帰国する日の夕方、地元の主婦に混じってバゲットパンを買い込みました。
つぶれないように機内持込みにして、翌朝日本についた後、わが家でトーストしていただいたバゲットの味…忘れられません。


今や、ファミレスでも生春巻が食べられるようになりましたが、やっぱり現地に飛んでみないと味わえないものってありますよね。旅の記憶は、舌の記憶でもあります(笑)

【カフェ天国でもあるベトナム。このチェーン店は六本木にも出店しました】








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最終更新日  2005.02.24 19:22:04
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