ミステリの部屋

ミステリの部屋

2009年03月26日
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被告人の運命は、あなたたち六人に委ねられた。
いわくありげな裁判員たち、二転三転する評議、そして炸裂する究極のどんでん返し!
裁判員制度のすべてがわかる、傑作リーガルサスペンス。
(「BOOK」データベースより)


平成21年5月21日から裁判員制度が実施されます。

裁判員制度とは、国民が裁判員として刑事裁判に参加し、被告人が有罪かどうか、有罪の場合どのような刑にするかを裁判官と一緒に決める、という制度です。

もしも、自分が裁判員に選ばれたら、と思うと、とても不安です。
なぜなら、私は日頃からよく間違うからです。
裁判に関しては当然素人、優柔不断な性格だし、迷った末に間違った判断をしたら、と思うと、不安でたまりません。

けれども、日本国籍を持つ20歳以上の人ならば、あなたも私も裁判員に選ばれる可能性があるのです。


この作品は、裁判員制度を題材にしたミステリです。

「審理」、「評議」、「自白」という3部構成になっていて、順番に読むことで、裁判の流れがわかるようになっています。

しかも、「あなたは」と二人称で語られるので、実際に裁判員として裁判に参加しているような臨場感があります。


そして、芦辺拓が生んだ名探偵・森江春策が弁護士ということでわかるように、本格ミステリとしての仕掛けも きちんとあるのです。
あるところで、あっと驚かされました。

これは、私のように不安を感じている方も、ミステリを楽しみながら 裁判員に選ばれた時の予習をすることができる作品だと思います。





裁判員法廷







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最終更新日  2009年03月26日 23時21分03秒
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