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お盆とかでおばあちゃんの家に行くと、おばあちゃんはいつもぼくにこう言った。「好き嫌いしなさんな。食べれるもんは、何でも食べるんよ」ぼくは本当は納豆とグリーンピースが嫌いだったけど、それはおばあちゃんには言わず、いつも「うん」と返事していた。ぼくが10歳のとき、おばあちゃんはぼくをタコ公園に連れて行ってくれた。二人で散歩していたら、おばあちゃんがとつぜん、ベンチの後ろの草むらに生えている雑草の葉っぱを手でちぎったあと、それを食べた。正直、ぼくはちょっと引いた。でもおばあちゃんは「食べれるもんは、何でも食べるんよ。ほら、あんたも食べぃ」と言って、一口サイズの葉っぱをちぎって寄越した。ぼくはためらったけど、おばあちゃんがあまりにおいしそうに食べたので、もしかしたらという期待を胸に、齧ってみた。10年生きてきた中で一番マズかった。すぐに葉っぱを吐き出すぼくを見ておばあちゃんは笑っていたけど、口の中の雑草の後味に苦しんでいたぼくは、笑い事じゃない、と内心思っていた。ぼくが12歳のとき、おばあちゃんはガンで死んだ。ぼくは泣いたけど、悲しいのかよく分からなかった。葬式が終わった次の日、ぼくは自転車でタコ公園に行った。特に何か目的はあったわけじゃないけど、なんだか家でじっとしてられなかったから。ベンチの後ろの草むらを見つけたので、ぼくは葉っぱを手でちぎって食べてみた。やっぱり最高にマズかった。必死で口の中の葉っぱの残骸を吐き捨てているとき、一瞬おばあちゃんの笑い声が聞こえた気がした。大人になった今も、ぼくはたまにおばあちゃんのことを思い出して、道ばたの葉っぱをちぎって食べることがある(もちろん、人に見つからないように)。大人になったら葉っぱの味が分かるようになるかもしれない、と思ったけど、葉っぱは、やっぱりマズかった。お盆におばあちゃんにお参りするときは、ぼくはいつもこう言っている。「おばあちゃん。安心してください。 ぼくは好き嫌いせず、何でも食べています。」嘘はついてないよ。ぼくは、納豆もグリーンピースも、食べられるようになったんだ。葉っぱはまだ食べられないけど、おばあちゃんはきっと、笑って許してくれるさ。
2011.08.26
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NICO touches the wallsというバンドに、やたらボサノバ調なメキシコ人が混ざってる。奥の方に写り込んでいますね。一見自然な写真ですが、1回気になると気になってしょうがないです。迷い込んだメキシコのおっさんみたいになってる。自然に撮ろうとするカメラマンの努力は伝わってくるけど、もう努力ではどうにもできないレベルの違和感。これはもはや、背後霊です。これはヤバい。まず、配置に悪意がある。3ピースバンドの撮影に紛れ込んだメキシコ人、って説明されても納得する。これ合成写真なんじゃないかって疑う人が出てきても不思議じゃない。
2011.08.22
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アルバイトをしているんですけどね、個別塾の講師のアルバイトなんですけどね、1コマ80分で、1700円なんですよ。時給に直すと、1275円です。別にこの給料に不満があるとかそんなんじゃなくて、むしろ満足しているっていう話なんですよね。だってね、1275円を1分あたりに直すと、21.25円なんですよ。これは驚くべきことですよ。だって考えてもみてくださいよ。1分ボーっとしてるだけで上から20円が降ってきたら、どうします?あんまり嬉しくない?じゃあ、5分間ボーっとしてただけで上から100円が落ちてきたらどうします?僕なら、踊りますね。すっごいクネクネして踊ります。踊りながらコンビニに行って、アイス買いますもん。実際、個別塾って生徒に問題解かせてる時は暇なんですよね。今日の晩飯何にしよっかなーとか、ガチで考えてますから。生徒勉強してるのに。生徒は脳みそ必死に使って頑張ってるのに、先生の思考回路止まってますから。僕が生徒だったら、こんな先生絶対嫌ですね。偉そうに勉強教えてるくせに、ツイッターでは女の子のアニメアイコンで馬鹿なことばっかり言ってる先生とか、絶対嫌ですね。
2011.07.24
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これは僕の予想にすぎないんですけど、7月24日になったら、アナログ放送見れなくなるかもしれない。前々からそんな予兆はあったんですよ。みんな気付いてないかもしれないけど、テレビの左下にアナログ放送終了まであと○日って出てるし。もしかしたら、地デジに完全移行する、っていう可能性もありえる。まあ、僕の仮説にすぎないんですけどね。
2011.07.15
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また曲歌ったよ~早口のところ重ね撮りすれば良かったとか、「肉をくれ」の後に「肉じゅうはち」入れれば良かったとか、色々と後悔はありますが、まあ公開してしまったし、(高度なダジャレ)面倒なので、そのままです。
2011.07.10
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「あ」僕は急に思い出し、夕方の街の歩道で足を止めた。人々は首をすぼめて、僕の横を通り過ぎる。正面から吹く北風が顔に突き刺さる。11月10日。今日はリヴィの誕生日だ。僕は商店街の花屋に寄って、ゼフィランサスという花を買った。白い花だ。中心には黄色いおしべが集まっている。僕は花には詳しくないけど、この花は彼女に似合うと思った。僕は赤ちゃんを抱えるようにして、花束を持って帰った。花をリヴィに渡すと、彼女ははじめ笑顔になって、一回泣きそうな顔になって、もう一度笑顔になった。ありがとう、という言葉を何度も繰り返した。彼女が花を花瓶に挿して水を入れるまでの間、僕はずっとその行為を見つめていた。窓辺に飾られたゼフィランサスは、彼女にとても似合っていた。
2011.07.04
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この間ラーメン屋さんに行ったら、業務用の冷蔵庫の中にファンタグレープ(1リットル)が入ってたんですけど、あれは一体何だったんでしょうか。隠し味的なアレでしょうか。でもファンタグレープなんて聞いたことありませんし。もしかしたら、チャーシューを柔らかくするために使っているかもしれません。これは結構有力な説です。しかし、本当にそうだと決めつけて良いのでしょうか。ひょっとすると、店員が個人的にファンタグレープがすっごい好きで、店まで持ってきてこっそり飲んでま~す!っていう可能性もありますし、暑い時に頭からシュワシュワ被ってるっていう可能性もありますし、隠しメニューとして用意されている可能性もありますし、先祖代々受け継がれている創業者の形見的なものっていう可能性もありますし、あなたが僕の気持ちに気づいているっていう可能性もありますし、抱き続けた恋が実るっていう可能性もありますし、渡部陽一が家ではめっちゃ早口っていう可能性もありますし、マツコ・デラックスがこっそりダイエットに勤しんでいる可能性もありますし、夢じゃないあれもこれもっていう可能性もありますし、おしりをだした子一等賞っていう可能性もありますし、ゆく河の流れは絶えずしてしかももとの水にあらずっていう可能性もありますし、夢見る少女じゃいられないっていう可能性もありますし。
2011.07.01
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僕の初オリジナル曲「頭痛が痛い」を作り直し、今ここに、完全版が完成しました。さらに歌詞を付けて、YouTubeにアップしました。これからも色々チャレンジしていきたいです。
2011.06.26
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何が原因か分からないけど、お腹が痛いわ。今日の朝起きた時からずっと、お腹が痛いわ。全く原因が不明だわ。昨日腹出して寝たとか、変なもん食ったとか、そういった心当たりが一切無いんだけど、お腹が痛いわ。なんで急にお腹が痛くなったんだろう。本当、全く分からないわ。で、話は変わるんですが、昨日、久々に卵かけごはんを食べました。冷蔵庫の奥の方に卵が一個入っていたので、まあ、これはもう卵かけごはんを作るしかない!と思ったので、卵かけごはんを作って食べました。おいしかったです。そういえば、チラっと見たら消費期限が二週間ぐらい前に切れていましたが、普通においしかったです。いやー、卵かけごはんは素晴らしい。それにしても、本当に、なんでこんなにお腹が痛いんだろう。本当に謎だわ。全く、原因が分からないわ。
2011.06.23
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みなさんは、普段、どのくらい愛着を湧かせていますか?僕は、けっこう、愛着を湧かす方だと思います。このブログだって、もう5年目ですし、いやでも愛着が湧きます。もう最近では、愛着を湧かすためだけに、ものを長く使ってますから。今使ってるリュックとか、正直めっちゃ飽きてるんですけど、買い換えたいという衝動を抑えて使用し続けることで、愛着が湧かせられるように頑張っています。というか、ものを頻繁に買い換えるのは大学生にとっては結構な負担ですし、飽き性の僕にとっては、愛着を湧かせざるを得ない、ということもあります。まあ、それでも愛着が湧き起こせないときもあるんですけどね。今後も積極的に、愛着を湧かし湧かし、頑張っていきたいです。
2011.06.20
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恥ずかしながら、僕、生まれてから一度も下ネタを言ったことがないんですよ。もう、下ネタを言わなさ過ぎて、ケツの穴からピンク色のうんちがでそうなくらいです。そのくらい、下ネタを言ったことがないんです。はぁー。下ネタ言ってみたい。あとおっぱい触りたい。
2011.06.16
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明日は洗濯物を干します。なぜなら、天気予報に「明日は洗濯のチャンス!」と書いてあったからです。「明日は洗濯のチャンス!」と言うくらいですから、明日は、洗濯のチャンスなのでしょう。なので、僕は明日、洗濯物を干します。仮に、天気予報に「明日は洗濯のチャンス!」と書いていなかったとしたら、僕は、明日洗濯物を干すつもりはなかったでしょう。なぜなら、明日は洗濯のチャンスではない可能性があるからです。しかし、天気予報に「明日は洗濯のチャンス!」と書いてあったということは、明日は洗濯のチャンスである可能性が高い、ということなので、僕が明日洗濯物を干そうと考えるのは、当然のことだと思います。しかし、これはあくまでも天気予報なので、明日は洗濯のチャンスではない可能性もあります。ただし、それは「明日は洗濯のチャンスではない可能性がゼロではない」ということで、明日は洗濯のチャンスではない可能性よりも、明日は洗濯のチャンスである可能性のほうが大きいことは、明らかです。なぜなら、天気予報に「明日は洗濯のチャンス!」って書いてあったから。
2011.06.14
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すいません。今日は過去記事の使い回しで失礼致します。(2008/5/2の記事を一部修正)いよいよ明日からゴールデンウィークですね。そうそう、GWと言えば今日、学校の休み時間に、「『GW』は実はこんな略だったら嫌だ」みたいな話をしてたんです。誰かが。僕は机で寝てました。というか寝たふりして、そいつらの話に心の中でツッコんでいました。いや別に俺が性格暗いから声に出してツッコめないわけじゃないよ?休み時間に一緒に話してツッコめるような友達がいないわけじゃないよ?ただ単にあえて声に出さずにツッコむのが好きなだけだよ?別に何もすることがないから全然眠くもないのに寝たフリしてるとかじゃないよ?なんだその疑い深い目は!ということで、彼らの独特な思考回路を、僕の心のなかのツッコミと合わせて、ご覧ください。*******************A「GWって実は何の略か知ってる~?」B「ゴールデンウィークだべー」A「はずれー。正解は~」A「ゴールデン・わき毛でしたー」豪華!!ゴールデンわき毛って。見つけたらビックリするわ俺。B「ぷっwwなんだよそれw」A「じゃあCはなんだと思うよ?」C「GW?そんなの決まってるじゃん。」C「『ギリギリ笑える』だよ。」ギリギリ笑える!?つまりアレか。きわどい下ネタか。怖い先生が希に言う冗談か。みんな若干引いてるけど仕方なく笑ってあげてるアレか。B「ビミョーだなw」C「お前も何か考えろよ」B「えー俺?じゃあ……」B「元気な渡辺さん。」誰!?渡辺さんって誰!?用務員のおっちゃん!?どっかの国会議員!?農家で働くおばちゃん!?元気ならそれでいいけど!!C「っくww」A「お前センスあるなw」C「まだなんかねぇの?」B「うーん…じゃあ……」B「限界の渡辺さん。」だから誰!?限界なの!?渡辺さん限界なの!?さっきまで元気だって言ったじゃない!!あれは嘘なの!?俺たちを心配させないための優しい嘘なの!?てか何が限界なの!?精神的に!?経済的に!?寿命的に!?何か俺に出来ることない!?キーンコーンカーンコーンチャイムと同時に3人の話が終わる。最後に僕は、こう思いました。Gガンバレ、W渡辺さん。はい。3年前なので、僕は高校3年生です。若いねー。元記事 : 『GW←「ジーウィー」って読んじゃう』
2011.06.12
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思いつきで、4コマを書きました。おにぎりの具では、明太子が好きです。
2011.06.11
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ファミチキは1個160円ですが、これは、恐ろしく中途半端な値段だと思います。150円ならまだ我慢できます。キリがいいですから。3で割れるし。もちろん、170円とか180円だったらもっと最悪です。もう、誰も買わないでしょう。いっそ200円だったら、自分へのご褒美的な感じで、買う人はいると思います。だけど160円まで頑張ったんなら、あと10円下げられなかったのかよ、っていう。いや、もちろん、120円ならベストですよ。120円の隙の無さは、完璧です。100円だったらちょっと安すぎて、逆に怪しくなってしまう。フライドチキンには、120円という値段が恐ろしいほど似合います。菓子パンで120円だったら一瞬買うのをためらいますが、フライドチキンが120円だったら、側転しながら買いますもん。130円も悪くはないです。130円は、今最も勢いのある定価です。これから130円の商品は、さらに増えていくことでしょう。それに対し、160円という定価の商品なんて今まで見たことも聞いたこともないし、最初ファミチキが160円と知ったときは、気持ち悪すぎて吐き気を催したくらいです。140円と同じくらい気持ち悪いです。Tポイントカードはお持ちですか?とか聞いてる場合じゃないですよ本当。もう腹が立ってきましたので、ファミチキをやけ食いしたいと思います。こんなのどこがおいしいんだよモグモグモグ ウッ ウマ-!
2011.06.09
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最近、目覚まし2個使ってます。正確には、目覚まし時計1個と、携帯のアラーム1つです。この頃夜更かし気味の生活が続いているので、目覚まし1個だと起きれないことが増えてきたからです。慣れとは怖いもので、目覚まし時計の音に慣れてしまうと、そんなにうるさく感じなくなってしまうんですよね。携帯のアラームにも慣れてしまったら、もう1個目覚ましを買う他ありません。そのもう1個の目覚ましにも慣れてしまったら、さらに新しい目覚ましです。そのうちその新しい目覚ましにも慣れるので、最終的には、目覚まし200個ぐらいになります。目覚ましが200個ともなると、毎朝、すごいです。同時に鳴らした日には、もう、地獄です。すべての目覚ましをできるだけ早くオフにしなければなりませんので、意図せずとも、ドラマーのような動きになります。もう、128ビートぐらい刻めるのではないでしょうか。これで6時9分に目覚ましをセットしていたら完璧です。ロックですから。まあ僕だったら、6時4分にセットして、全部無視しますけど(笑)週間120ポイントということは、毎日1人か2人はクリックしてくれているということです。多謝。
2011.06.08
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くまの子見ていたかくれんぼ♪ って、おかしくないですか。かくれんぼを「していた」のではなく「見ていた」と表現していることからも、くまの子がかくれんぼに参加していなかったのは明らかです。そこで、僕にはある疑問が浮かび上がってきました。かくれんぼを「見る」という状況は、果たしてどういう状況を指すのでしょうか。まず、みんなが隠れるところは見たのでしょうか。それとも、鬼といっしょに目をつむって、みんなが「もういいよー」と言うのを、自分がマレーシア観光大使になった妄想をしつつ尻を振りながら、待つのでしょうか。しかしこれでは、かくれんぼを「見ていた」と言うより、「していた」方に近いのではないでしょうか。というか、もう、完全に参加しています。もはや、もう一人の鬼です。僕の個人的な見解では、くまの子は、みんなが隠れるのを見ていた可能性が高いと思っています。みんなが隠れるのを見ることでみんなの隠れ場所が分かるので、鬼の行動を見て、「そこには誰もいないよ…ふふ」とか、「アーッ!うさぎちゃん見つかる!見つかる!ああ!あっ!あ~見つかった~」とか、まあ、いろいろ楽しめそうですし。しかし、この行動は、果たしてかくれんぼを「見ていた」と、本当に言えるのでしょうか。やはり、これも「参加していた」に近い気がします。ただ、これは既に「かくれんぼ」という遊びの範疇を超えており、完全に違う遊びと化しています。名前を付けるとしたら、「かくりゅんぼ」とか、そんな感じの遊びです。では、くまの子は一体どんな状況でいたのか?かくれんぼを「見る」とは一体どういう行動なのか?そもそも、「おしりを出した子一等賞」ってどんなルールなのか?くまの子たちは楽しそうに遊んでいたのに、急に「人間っていいな~」って人間を羨ましがり始めたのには、一体どんな心境の変化があったのか?でんぐり返ってばいばいばいする必要はあるのか?そもそも私は誰なのか?どこへ向かっているのか?ナオト・インティライミとは何者なのか?様々な疑問が頭を巡って、これ以上考えると、脳みそが突然変異してコーンポタージュ(つぶつぶコーンいり)になってしまう恐れがあるので、今日はこの辺で、でんぐり返ってバイバイバイ。6/7 0:44現在21位!
2011.06.06
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花鳥風月の「風」って、すごくないですか。ご存知のように、花鳥風月とは、自然の美しさを表す四字熟語です。花とか鳥とか月は分かりますよ。きれいだし。でも、風って見えないじゃないですか。見えないっていうか、空気ですからね。目にみえないものを花や鳥や月と並べるのって、どうかと思うんですよね。いや、目にみえないものでも素晴らしいものがあるのは分かりますよ?愛とか。優しさとか。便意とか。でも、風って。くくり方を間違っているような感じがして、しょうがないんですよね。花や鳥や月と並べるのなら、同じように目に見える美しいものがいいですね。尻とか。もう、この際、風と尻は入れ替わってもいいと思うんですね。しかしそれではスタメンから外された風がかわいそうなので、目にみえないバージョンの四字熟語を作って、そのメンバーにしてあげましょう。表にまとめると、こんな感じです。目に見えるもの目にみえないもの花愛鳥優尻風月便意四字熟語にすると、花鳥尻月(かちょうしりげつ)と愛優風便意(あいゆうふうべんい)になります。っていうか、2個目は、もはや五字熟語ですけど(爆笑)これで僕は、論理的に筋の通った四字熟語を作るという天皇陛下から承った使命を果たしたので、あとは、長嶋茂雄からサイン入りのフランスパンをもらうのを、待つだけです。↑ツイッター宣伝効果で30位まで上がってました。ありがとう
2011.06.05
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今日、土曜プレミアムでターミネーター2をやっていたので、見ました。裸足で。あの映画って、親指を立てて溶鉱炉に落ちていく有名なラストシーンがあるじゃないですか。コレです。ちょっとコレを見て思いついたことがあったので、やってみました。【こんな落ち方はいやだ】キツネ。もう、緊張感ゼロだし、感動できない。これでキツネの口をパクパクさせてたら、最悪です。ダブルピース。かなりのお調子者です。きっと、熔鉄の下はアヘ顔をしているに違いありません。シンクロ。美脚。芸術点は相当なものです。なぜなら、溶解した鉄の中ですから。水中とは異なったコンディションでこれほどのパフォーマンスをするのですから、高評価せざるを得ません。残念なのは、これが正式な大会ではないことです。溺れてる。もう、親指とか、感動とか言ってる場合じゃありません。なぜなら、溺れているから。っていうかこの状況は、この絵と完全に一致しています。「泳ぐなキケン!」という看板ですが、もしかしたら溶鉱炉の前にも、この看板が必要かもしれません。そもそも、なぜ今までそういった看板が無かったのかが不思議です。PTAとかから怒られないんでしょうか。事故が起こった後では遅いんですけどね。ホント、知事は何してるんだろうね。ってまあ、知事が溺れたんですけど(笑)
2011.06.04
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「モチベーション」と言う単語を聞いて、お餅を想像しない人は、まずいないと思います。お餅は日本独自の食べ物ですが、モチベーションは、外来語です。そこで問題になってくるのが、外来語が日本語を取り込んでいるという事態です。戦後の日本は、様々な外国の文化を取り入れ、発展してきました。外来語はその内の1つで、カタカナ語とも呼ばれますが、今では耳にしない日が無いほど、日本の社会に浸透しています。ですが、このまま日常で使用される外来語が増え続けると、エラいことになります。まず、カタカナばかりなので、文が読みにくくなります。ライクディス、こんな感じでセンテンスがリトゥンされると、リーディングがディフィカルトになります。エニウェイ、そもそもミーニング伝わってきません。フォルクスワーグン。一般的にピーポォがエブリデイスピーキンしているワードならオーライですが、初めて見る言葉だったら、アンダースタンドできません。リッスントゥマイハート。というか、もうこの人のフェイスしか、浮かんできませんし。その点で、モチベーションと言う言葉は、危険です。「餅」という日本独自の食文化を内包していることにより、日本語から「餅」が消えていく可能性があるからです。お正月に、お母さんが「お雑煮にモチベーション何個入れる?」って聞いてきたり、「89歳女性、喉にモチベーションを詰まらせて死亡」というニュースが流れたりする時代が、やってくるかもしれないのです。というか、確実にやって来ます。これは避けようのないことです。我々は、その時代が来るのを、正露丸を鼻の穴に詰めたままババ抜きをしながら待つしか、ありません。そこで僕は、日本語のすばらしさをより多くの人々に気づいてもらうために、ある一大プロジェクトを立ち上げよう!と一瞬思ったり思わなかったりしましたが、ちょっとモチベーションがないので、今はいいです。
2011.06.03
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僕、こう見えて甘いものがけっこう好きなんです。どのくらい甘いものが好きかというと、ファミリーマートにファミチキを買いに行ったはずなのに、パンの棚にホイップクリームメロンパンを見つけると、それだけ踊りながら買って中腰でコンビニから出てくるぐらい、好きです。っていうか、ホイップクリームが好きです。もし、ホイップクリームちゃんという女の子が実在したとしたら、両手にバスケットボールを持った状態で反復横跳びをしながらプロポーズしちゃうくらい、好きです。まあ、実際にはホイップクリームちゃんという女の子は存在しないので、僕はもう、涙目で宇宙船の先っちょに正座する以外、どうしようもないですけど(笑)もしも僕のおしりからホイップクリームが出てくるシステムだったら、迷わず食べますもん。まあ、実際にはおしりからホイップクリームは出ませんので、食べませんけど。もし、仮に僕のおしりからホイップクリームらしきものが出たとして、「あっ!お前おしりからホイップクリーム出てるじゃん!ほら食べろよ!」とか友達に言われても、それはホイップクリームらしきものであって、本当にホイップクリームであるという確証はありませんから、まあ、食べませんね。そもそも、おしりからホイップクリームなんかが出てきた日には、大で流せばいいのか小で流せばいいのかすら、分かりませんし。大で流せばいいのか小で流せばいいのかすら分からないものを食べろと言われたって、そんなの、無茶な話でしょう。そんな無茶な話がまかり通る社会なんて、僕は認めませんからね。ホント、この社会狂ってるわ。
2011.06.02
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都会の野菜は高いので、実家から野菜を送ってもらうことがあります。宅急便で。まあ、本当は手投げでポーイって送ってもらえれば手っ取り早いんですが、なんせ大分県と神奈川県の間ですので、僕の両親の肩では少し厳しいです。父親が学生時代に野球部に所属していればまだ希望はあったのですが、ソフトテニス部だったので、ちょっと無理です。野菜を送ってもらうのはいいのですが、最近ちょっと料理をするのを怠っていまして、野菜を放置していたんです。ま、いつかカレー作ればいいや。とか思って、ダンボールに放置していたんですよ。一か月ぐらい。そして昨日、部屋を片付けてるときにそのダンボールの中身を整理しようとしたんですが、まあ、地獄だった。新聞紙にくるんでいて、目につかなかったし匂いもしなかったので全く気づかなかったのですが、もう、腐りきってた。まず、人参から汁が出てた。えっ!?人参から汁って出るの!?って思ったけど、出てた。ジャガイモからは立派な角のごとく芽が育っていて奈良に生息する鹿と見間違えたぐらいだし、キャベツとか最悪だった。キャベツを包んでいる新聞紙を開けた瞬間、小バエが3, 4匹ヒュンヒュンと飛び立ちましたし。「解散!」って監督に言われたのかのような、元気の良い飛び出しでした。びっくりしすぎてね、「いたのかよっ!」って叫びながら飛び退きましたね。「うわっ!」とか「ギャー!」じゃなくて、「いたのかよっ!」ですからね。驚きのレベルがお察しできると思います。もう、新聞紙に包んだまま、キャベツの全体像を見ることなくビニールに包んで捨てました。僕が今回のベジヘル(※1)で学んだことは、ベジハヤクエ(※2)ということと、コバシブテェ(※3)ということです。みなさんも、気をつけてね。※1…ベジタブル・ヘルの略。いわゆる野菜地獄。放置した野菜が腐りまくって、目も当てられなくなった状態を指す。※2…野菜はできるだけ早く食べましょう、という意味のブァルガ語。守らないとブァルガ国王に前歯を4回デコピンされる。※3…ブァルガ国で古くから言い伝えられていることわざで、「コバエはキンチョールでもなかなか死なない」という意。年に2回行われるブァルガ国民祭では、国民は先祖の墓に向かって側転しながらこの言葉を叫ぶという習慣がある。↑6/1 23:24現在55位です。クリックありがとう
2011.06.01
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70000アクセスありがとうございます。記念として、歌を歌いました。この記事で書いた曲です。アップローダにアップしました。DLしたくない人はクリックしない方が身のためです。赤と黒.mp3まずね、音がちっちゃいかもね。大きくしようとすると音割れすんのよね。もう分かんないです。ヘッドホンなら平気だと思います。曲を作ってる途中に、あれ…こういう曲バンプにあったような…とか思いましたけど、まあ、思っただけです。アルペジオとかまだまだなので、もっとギター練習していきたいと思います。もしギターが上手な方がいたら、是非、韓国旅行3泊4日の旅のチケットを持って踊りながら自家用セグウェイで、僕の家にレッスンしに来てください。そしたら、僕はそのチケットで韓国に行きますんで、留守番をよろしくお願いします。
2011.05.30
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まず最初に聞きたいことがあるんですけど、このブログのHOMEに行ったときに出るバナーなんですが、iddyのバナーだけ、なんで凹んでるんでしょう。っていうか、まず普通にリンクタグを並べると、全部まっすぐ一行に並ぶはずなんですけど、なぜか二行に分かれるんですよね。で、仕方ないからテーブルタグを使って、ツイッター以外のバナーを一行に並べようと思ったら、コレですよ。もう、意味が分からないので、僕は目をつむったまま25mプールの底でマインスイーパをするしか、ないですよ。で、話は変わるんですけど、このブログのアクセスが7万になりそうなので、7万になったら、何かしようと思います。あの歌とか。こういう企画を最後にやったのはいつだったかな…と、試しにブログ内検索してみたら、出てきた。僕、こういうブログ内検索機能はクソだと勝手に決めつけていたので、ちょっとびっくりして、一瞬、研ナオコみたいな顔になりました。で、その記事。4万HIT記念企画。過ぎ去りし2009年5月27日…ほぼちょうど2年前かあ。ダメもとで曲をダウンロードしてみたら出来てワロタ。てかwavファイルって。圧縮しろや!DLする人のことを全く考えてない。誰だよ、これ歌ってる奴。ギターもゴリゴリしてるし。多分、弦がめっちゃ古い。聞いてて笑えてくる。ああお恥ずかしい!穴があったらHold me tight!あとコメントがいっぱいあってにやにやした。2年越しのニヤニヤ。今度は、これよりもっと上達したやつをやりたいと思います。っていうか、もう撮りました。あとは7万アクセスになるのを、雨漏りの音に合わせてリズミカルにおしりを振りながら待つのみです。っていうか、もう7万アクセスになるまえに我慢しきれずにアップしそうな勢いです。そのくらい、割と気に行った曲が撮れました。これからもちょくちょく歌っていきたいと思います。まあ、思うだけですし、台風が心配ですし。
2011.05.29
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ラーメンを頼むときに、店員に自分の好みを注文することがあると思います。その中でも、「麺硬めで」という注文は、最も多くされている注文かもしれせん。もしくは、されていないかもしれません。少なくとも、「メンマ大盛り野菜盛り盛り、麺抜きで!」という注文よりは、確実に多いはずです。たまに、「バリカタで」と言う人もいます。バリバリに硬いということなんでしょうが、どんだけ硬いのが好きなんでしょう。バリのカタですからね。歯に良さそうです。ごくまれに、「ハリガネで」と言う人もいます。もう、麺じゃないですからね。もはや金属ですからね。心配性な僕は、お前それ、本当に針金が出てきたらどうすんの!?って思ってしまいますが、まあ、とりあえず曲げるでしょうね。曲げた後に、「ってオイ!食えるかよ!オイ!」ってツッコむでしょうね。もう、そのうち「あ、もう、茹でないでいいです!」という人が出てきてもおかしくない社会です。ノー茹ででいいです!って。もしかしたら、もう既にそのような注文を日常的に使用している、クレイジーな若者がいるかもしれません。もしそのようなクレイジーな若者が本当に存在するとしたら、僕にはもう、店主の目を盗んで、ラーメンに冷凍した単四電池を浸したり浸さなかったりする行為を繰り返す以外に、何も為す術はありませんし、まあ、そんな若者いませんし。
2011.05.28
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なんというか、僕も大学3年生になって忙しくなってきました。今までは暇を持て余しすぎて、タンゴのリズムでスプーンを皇居に投げつけるような学生生活を送ってきたわけですが、最近ではレポートに追われすぎて、yahoo知恵袋にプロアクティブのCMソングの歌詞をオネエ口調で質問する毎日です。今はちょっと余裕が出てきたので、皆さんお察しのように、今こうして明治エッセルスーパーカップ超バニラ味を丁寧に舐め回しつつ、日本工業規格(JIS)に準拠した体制でブログを書いているわけですが、まあどうせまたすぐに忙しくなるでしょうね。ところで、ぼくは最近、とても面白くてステキなブログを書く方を発見しました。今までも面白いブロガーの方々は何人も見てきましたが、なんというか、どこかが違うのよね。その人のサイトをここにビョフンと載せちゃってもいいのですが、なんかそれもアレなので、またぼくの気が向いたときにアレします。で、その人のブログのログを見ていると、数年前に、『意味の分からない文章を書いてみた』という記事があり、大変面白かったので真似してみたいと思います。「3時もしくは7時に迎えに来て」そう言い残して彼女は愛犬のラララブラ・ブラブラと一緒にサバンナ方面へと去っていった。僕は裂けた。分厚い雲が同僚の背中を隠すので、夢を追いかけるにはまだ若すぎると思いながら跳ねた。跳ねながら叫んだ。「砂肝中心の連帯保証人をどうしてくれようか!」そこには一対のトリケラトプスが際限なく焦燥に近い様子を呈していたので、足をくねらせながら世界で12本の指に入る恥骨を晒け出しながら、全盛期の中大兄皇子さながらの集中力で凌いだ、という話を聞いたのはつい4世紀前のことである。給食費。お前はそのスニーカーで全宇宙を駆け抜けるつもりなのか、もしくは班長にすべて任せて凶暴な顔面を締め付けるのか。いずれにせよ、私は卓球における審判のような方々と相撲をとりたくて仕方がないのである。彼女が残していった焼売と五円玉の数はもはや上皿天秤では計りきれないほどの様相を呈しており、腹の底に溜まった憎しみと牛肉を吐き出すためには、柔軟な軟骨をドリップして踏む意外に方法はない、と専門家も語っている。そういう訳で、今こうして愛車が隣人に少しずつ食べられているのを心のどこかで気にしながら筆をしたためているのである。押し売りの浣腸。いやーたのしかった。あとHTMLタグを久々にイジった。意外とこういうのも好きかもしれない、と思いながらもいい加減寝ないと明日起きれないので、まあ結果的に言うと体が2つもしくは100つ欲しいって話です。
2011.05.26
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赤と黒の箱かついで並んで歩く帰り道近道で二手に分かれるぞどっちが早いかな赤と黒の箱かついで走っちゃだめだぞ競争だ結局どっちが早かったかなぼくはもう忘れたな赤と黒の箱かついで寝坊しちゃった火曜日家の前でみんな待ってるぞ寝ぐせは寝ぐせのまま赤と黒の箱かついで班長に怒られて泣きべそ下を向いて歩くぼくを横でなぐさめるキミ赤と黒の箱かついで二人で歩く帰り道秘密基地で飼っていた野良猫今日もご飯はコッペパン赤と黒の箱は今も押入れの奥にしまってる思い出をたくさん詰め込んで大事に閉めてあるキミはどうしているのかなきれいになっているんだろうな秘密基地の猫はどうしたかな今はもう死んだかな追記(4/27)実はこれ、詩というよりも歌詞です。メロディーもつけて考えました。ブロックで分けてメロ→サビ→メロ→サビ→メロ→間奏→サビ→サビっていう感じですどんなメロディーか暇な人は考えてみてください。そして歌って僕に聞かせてください。僕は歌いませんけど
2011.04.24
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ぼくは学校が終わったあと、いつもある公園に行く。最初はヒマだったから立ち寄っただけなんだけど、最近はぼくを待ってくれてるヤツがいるので、ほぼ毎日通ってるんだ。その公園でぼくを待ってくれてるヤツは、茶色くて、汚くて、やせてて、いつもお腹をすかせていて、かわいい。ぼくが公園に行くと、ニャーニャー鳴きながら近づいてくるんだ。ぼくはいつもそいつに、給食の残りのパンをあげてる。公園には看板があって、『ネコにエサを与えないでください』って書いてあるけど、ぼくは毎日パンをあげてる。むしゃむしゃとうまそうにパンにかぶりつくこいつを見るのが楽しかったから。それは、ぼくがマズそうにパンを食うよりよっぽどいいことのように思えた。ある日、ぼくはパンを持たずに公園に寄った。なぜパンを持っていかなかったのかというと、その日の給食はぼくの大好きな揚げパンで、残すことなんて考えるヒマもなく、全部食べちゃったんだ。公園に着くと、いつものようにあいつが近づいてきた。ニャーニャー。「ごめんな。今日はパンないんだよ」ニャーニャー。あきらめの悪いやつ。今日は持ってないんだって。でもそいつは一向に鳴くのをやめない。あまりにうるさいので、ぼくは少しイライラしてきた。「今日はないって言ってるだろ。じゃあな」ぼくはまだニャーニャー鳴いてるそいつを背に、公園を後にした。そいつは付いて来なかった。次の日、ぼくはいつもよりパンを多めに持って、公園に行った。昨日はちょっとかわいそうなことしちゃったな、と思ったから。これで仲直りしようと思った。だけど、あいつは公園にはいなかった。仕方ないのでベンチで一人でパンを食べながら待っていたけど、ついに5時まで来なかったので、ぼくは仕方なく家に帰った。その次の日も、あいつはいなかった。その次の次の日も、その次の次の次の日も、そいつは公園にいなかった。そしていつしか、ぼくは公園に行くのをやめてしまった。あいつが公園からいなくなってから、ぼくはパンを毎日残さず食べている。あいつの分までお腹いっぱいになってやろうと思ったから。だけど、給食に揚げパンが出てきたときには、半分だけ残して、公園で食べることにしてるんだ。あいつがやってくるのを待ちながら。
2011.03.26
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僕は今、実家を離れて一人暮らしをしております。一人暮らしも最初は不自由も多く大変でしたが、最近はもうすっかり慣れ、快適に過ごしております。しかし、母親はいつまでも子供のことが心配なもの。母親からのメールも良く来ます。まあメールが来るのは良いのですが、その内容がちょっとおかしいんですよね。そのほんの一部を、皆様にご紹介いたします。おかしなメールその1「元気~? 最近寒くなったねー^^ 都会は物騒だから、寝るときは ちゃんとドワ閉めるんよ~」ドワ!?アレなのかな!?ネイティブな発音にするとそうなるのかな!?アールの発音!?アールの発音めっちゃ良いのかなウチのママ!?俺も今度からドワって言います!おかしなメールその2「奨学金の申込用紙送りましたよ。 ひろが書かないといけないとこにはふてん貼ったから、 ふてんのところを書いといてね。」HUTEN?……付箋!!付箋のことだよね!?これ完全に付箋のことだよね!?まあ打ち間違いならある程度は分かるよ!?でもさ、これさ、「ふてん」って二回打ってるのよね。つまりさ、これさ、「付箋」=「ふてん」で覚えちゃってるんDAYONEー!!これには息子の俺もビックリだよねー!!その後ちゃんと正しく教えました。日本語って難しいね。おかしなメールその3「便器~?^^」便器じゃねーよ!!!!俺便器じゃねーよ!?まあ元気と便器を打ち間違えたのかな!!僕は便器ではありません!I am not BENKI! 息子に便器呼ばわりて!まあでも将来的に介護するときには便器みたいな感じに……止めましょうか。他にも母親の伝説はたくさんあるのですが、今日はこの辺でやめておきましょう。ちなみに僕の母親は、メールを一通打つのに最低一時間はかかります。
2011.02.10
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普段ちっちゃいおっさんは、弦と弦の間に寝そべっている。しかし私がFコードを弾こうとした瞬間、おっさんはおもむろに立ち上がり、重量上げのごとく、私の指を両手で支えてくるのであった。「ぬぅ…なんて力してんのよ」「おじゃま虫は、自分の体重の100万倍の力を発揮できまんねん。 お譲ちゃんの指の力なんて、 3日間キャップを開けっ放しにしといたコーラの炭酸よりも弱いっちゅうねん」ピンと来ない例え引っ張り出してきやがって…生意気なおっさんである。ちっちゃいおっさんが見えるようになってからというもの、一人暮らしの私の生活の中には、常におっさんが紛れ込んでくるようになった。「お譲ちゃん、そないに寝転んでばっかりやったら太るで」「わて、報道ステーションやなくてダウンタウンDX見たいねん。チャンネル変えてーや」「お譲ちゃん、彼氏ぐらい作りーや。大学生なんやから、もっと遊ばなアカンで!」私、一人暮らしだけど、家出したい。何が嫌で、こんなウザイおっさんと同棲しなければならぬのか。解せぬ。私は、学校から帰るとすぐにギターを手に取り、ひたすらFコードの練習をするようになった。しかし最初の3、4日はまったく成長が感じられず、本当にこんなんで弾けるようになるのか、まったく自信がなかった。いつもの私ならば、恐らくとっくに挫折し、ギターを部屋の隅に放置したまま、パソコンでツイッターとかにハマっていたであろう。しかし今の私は、ここで挫折するわけにはいかなかった。なぜなら、ちっちゃいおっさんをこの部屋から撤去するには、Fコードを弾けるようになるしかないからである。「お譲ちゃん、まだまだ修行が足りひんなあ。 そんなんじゃあ、プロのギタリストへの道は険しいでえ」いや、別に私プロのギタリスト目指してねーし!っていう感じのツッコミを待ってるに違いない。絶対にツッコんでやるものか…ぐぬぬ…『ジャラポロリン』「おお!!」Fコードの練習を始めて一週間、だんだん音が出るようになってきた。いくつかちゃんと鳴ってない弦もあるのだが、もう少しで弾けるようになる気がしてきた。「へぇー、だんだんマシになってきてるやん。でも、まだFコードとは呼べへんな!」「うるさいわね。もう少しでちゃんと弾けるんだからね!」「せいぜい頑張りやー」そう言ったおっさんの顔が一瞬悲しげに見えたのは、私の気のせいだったのだろうか。とにかく、あと一歩で弾けるようになる。私はその後も練習を続け、ついに…『ジャラ~ン』「やったぁ!!弾けた!!」練習を始めて二週間、私はFコードを完全に弾けるようになった。最初に練習を始めたときに音が全く鳴らなかったことが嘘のように、何回弾いても、Fコードの音がちゃんと出るようになった。「どうだ!!見たかちっちゃいおっさん!!完璧に弾けるように鳴ったわよ!!」返事は無かった。「おっさん?どこに隠れてんのよ…おっさん!!」おっさんはいなかった。そうか。おじゃま虫は、出来るようになったら消えちゃうんだっけ。もう、邪魔しに来ることはないんだっけ…じゃあ私は、Fコードが弾けるようになったこの喜びを、誰に伝えればいいんだろう。一人暮らしの部屋って、こんなに静かだったんだ。ウザくて変なちっちゃいおっさん、あんなに一刻も早く消えて欲しかったのに、いざ消えると、なんでこんなに寂しいんだろう。ちっちゃいおっさん……まさか自分が、あんなおっさんとの別れでこんなに悲しくなるとは。こんなことでくよくよしててもしょうがない。もっとギターの練習をして、もっと上手になってやろう。次はFコードよりもっと難しいコード、Bmコードに挑戦だ!『ポロロン…』鳴らない。プニュッとした人差し指の感触。まさか。「お譲ちゃん、久しぶりやな!!」どうやら、私の人生にこのちっちゃいおっさんは付き物のようである。その夜私がうまい棒をヤケ食いしたことは、言うまでもない。「お譲ちゃん、そんなに食べたら太るで」うっさい!! END
2010.08.25
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『ジャラ~ン』大学生になったからには、何か新しいことにチャレンジしてみたいものだ。そう思って、私はバンドのサークルに入った。そしてただ「かっこいい」という理由だけでギターをすることに決め、先日、なけなしの金をはたいて楽器屋でギターを購入。皆さんご存知だろうか。大学生のお財布にとって、ギターのお値段はなかなかの大打撃である。というわけで私は今、昼食代わりのうまい棒(めんたい味)をお供にして、部屋でギターの練習をしている。「…よし、Amコード弾けるようになった!次は…Fコードか」コードブックを見ながら、指を慎重に弦の上に乗せる。知っている方も多いと思うが、Fコードは他の簡単なコードの押さえ方とは少し異なり、人差し指だけで6弦全てを押さえる必要がある、初心者には難しいコードである。このFコードという壁にぶち当たり、思い切って購入したギターが、お部屋のオシャレな飾り物と化してしまう初心者も少なくないという。「よし、これで抑え方はオッケーなはず」弦を抑えた左手をキープしたまま、右手で持ったピックで、弦を上から撫で下ろす。『ポロロン…』なんとも頼りない音が出た。とりあえずこれがFコードの正しい音でないことは明らかである。「エー!なんで鳴らないのー…」それから何回かチャレンジしてみたが、古い三味線みたいな音しか鳴らない。「うーん、おかしいなぁ…ちゃんと押さえてるんだけどな…あれ、何これ」もう一度弦を押さえなおそうとしたその時、左手の人差し指付近にゴミか何かが付いてるのが見えた。これが邪魔してたのかな、と思ってその物体をよく見てみると…「うぎゃーーー!!!!!!」びっくりたまげた。なんとその謎の物体の正体は、ちっちゃいオッサンだったのである。ちっちゃいオッサンが指に付いていた、などと痛い事を言い出した私を軽蔑の目で見る人もいるかもしれない。それは一向に構わないし、無理に信じろとは言わない。だからここからは、「カワイソウな女の痛い妄想話」という設定で読んでもらって結構である。ちっちゃいオッサンは、私に話しかけてきた。「よお!やっぱりお譲ちゃんにはおっちゃんが見えるんやな! おっちゃんは『おじゃま虫』や。よろしゅう!」「おじゃま虫?何ソレ…てか、なんで関西弁…」「おじゃま虫っちゅうのはな、その名の通り、人の行動をじゃまするんや。 例えば、自転車に初めて乗ったときのこと思い出してみ。 最初は全然乗れへんのや。すぐにこけてまうやろ? あれはおじゃま虫がじゃましとんのや。 そんで、ある時急に乗れるようになるやろ。おじゃま虫がいなくなったんや。 一度乗れるようになったら、もう乗りかたを忘れることはない。 おじゃま虫が出てくるのは最初だけやからな」確かにこのちっちゃいオッサンの理屈でいけば、今まで全然出来なかったことがある日急に出来るようになり、そのやり方をもう忘れることはない、という現象の説明がつく。だがしかし。「…もしそうだとしても、おじゃま虫なんていうちっちゃいオッサンの存在なんて、 今まで見たことも聞いたこともなかったわよ」「そりゃそうや。おじゃま虫は、本来人間には見えへんからな」「えっ?見えない…って…」「せや。普通の人間には見えへん。 ただ、ごくまれに見える人間もいるんや。お嬢さんみたいにな」「……」このような、連載3週目で打ち切りが決定してしまうC級漫画のみたいな設定に置かれた私の気持ちを、皆さんどうか察してもらいたい。そして出来ることなら、この関西弁を巧みに操るちっちゃいオッサンとの奇妙な共同生活を送る、カワイソウな私と入れ替わってもらいたい。さすればもれなく私の部屋にストックしてある、うまい棒一か月分を進ぜよう。などと非現実的なお願いをしてばかりいてもこのおじゃま虫は消えないので、Fコードを死ぬ気で練習して、さっさとこのちっちゃいオッサンとByeByeしようと思う。例えこの指が血でまみれようとも!『ポロロン…』後編へ続く
2010.08.20
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父の部屋の掃除をしていると、若い頃の両親が二人で写っている写真を見つけた。どこかへ旅行へ行ったときのものだろうか。幸せそうに笑う母の隣の父の顔は、なるほど、僕にそっくりである。僕「が」そっくりである、と言った方が適切かもしれないが、まあ大した違いはない。 4. 心謝エピローグさて、ここで皆様に、僕たちのその後をお伝えしようと思う。結城が僕の家を訪問してのち、母は、らんま1/2もビックリの豹変ぶりを見せた。うるさいほどによく喋り、うっとうしいほどに僕に干渉するようになった。18歳の男子高校生が母親と仲良く買い物をしているというのは、傍から見れば、やはり異様な光景だろうか。しかし僕は、やや過干渉気味な母に冷たい態度をとることもなく、むしろ内面では、少し嬉しく思っていた。僕のことをマザコンと呼びたいのなら、いくらでも呼ぶが良い。甘んじて受け入れよう。今まで親の愛情をまともに受けずに育ってきた人間なのだから、一時的にマザコンになることぐらい、大目に見てもらいたい。母は、離婚後自分が塞ぎこんでいた事や、結城が家に来たときの事について、触れることはしなかった。意図的に言及しないようにしているのかもしれないし、覚えていないのかもしれない。ただ、母は結城のことを知っていたし、なぜか気に入っていた。「今夜は外に食べに行かない?あ、そうだ!結城ちゃんも一緒に!」こんな感じで、母は結城を良く食事に誘った。なぜか三人で舞台に行ったりもした。もしかしたら、それは母なりの、結城に対するお礼なのかもしれない。まあ僕には誰かのように人の心が読める訳ではないので、真偽の程は分からない。そしてたまに母は、「結城ちゃん、ウチに嫁いできたら?」と冗談とも本気ともつかないことを急に言い出して、僕たちをひどく動揺させた。「な、なに変なこと言ってんだよ、別に俺たちはそんなんじゃ…」と僕が取り乱しつつも反論しながらちらりと横を見ると、なぜか結城が僕の三倍くらい顔を真っ赤にしていて、見てるこっちが照れた。と、そんな中学生のぎこちない初恋のような話はこの辺にしておいて、とりあえず、僕の家庭は結城の活躍により、活気を取り戻した。そして忘れてはならないのは、僕は結城に命を救われたということである。本来ならば僕は結城に対して、毎日三十本の花束と共に、感謝万謝の言葉を伝えなければならない。しかし、僕はまだ彼女に対してお礼の言葉を口に出していない。「この恩知らずの人でなし野郎!!」と僕を罵倒するのは、少し待っていただきたい。口に出してはいないが、僕は結城に会う度に、「ありがとう。結城、本当にありがとう。」と、心の中で何回も言っている。心の中で思うだけだ。それだけで、結城には届く。なぜなら、彼女には、人の心が読めるから。
2010.08.04
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毎日、僕の両親の間には言い争いが耐えなかった。時には大喧嘩になることもあり、父は食器を割り、母は携帯を折り、父は壁に穴を穿ち、母は窓からパソコンを投げた。放り投げられた湯飲みが居間のテレビの液晶の右上に当たって、テレビをつけるとその部分が紫色に変色してしまっていたときはさすがに僕も黙っていられなかったが、あの激戦の中に割り込んで仲裁できる者なんていない。ターミネーターぐらいである。それくらい僕の両親は、仲が悪かった。 3. 妙技カウンセラー自転車の二人乗りは、法律で禁止されている。僕たちはそれを知っていたので、僕は自転車を手で押しながら、結城と歩いていた。屋上であの後結城は、僕の母に会いたいと言ってきた。「それ、本気で言ってるのか?」僕は聞いた。彼女は本気だった。「北見君のお母さんに会って、話がしたい」結城は、僕の家庭事情について全て知っていた。僕の両親の不仲も、春休みに起きたことも、全て。今年の春休み、僕の両親は離婚した。いつかはこうなることは覚悟していたので、大きなショックは受けなかった。逆に、今まで良く我慢して一緒に生活してきたものである。一人息子である僕は母に引き取られ、父は家を後にした。家族がバラバラになるという感覚に胸が痛くなったりもしたが、これからは毎晩の喧騒に耳を塞ぐこともない、平和な日々が訪れるのだと思うと、気が楽になった。しかし、それは大きな間違いだった。離婚後、母は変わった。ほとんどしゃべらないし、笑わなくなった。何の前触れもなく、僕に向かって怒鳴り始めることもあった。情緒不安定というやつだろうか。離婚をきっかけに、今まで蓄積していた何かがふっきれたのであろう。それでも僕は、なんとか耐えていた。しばらくすれば母も落ち着くだろう、そう安易に考えていた。しかし離婚後一週間ほど経ったある日、母の口から出た言葉は僕の心を粉砕した。「あんたさえいなければ…」諸君は、手を滑らせてガラス製のコップを割ってしまったことがあるだろうか。そのときの音がした。僕さえいなければ、両親は離婚せずにすんだのだろうか。毎日の喧嘩も、僕が原因だったのか。全ての元凶は僕?そのときの僕は、精神的に参っていた。ゆえに僕の頭の中では、そのようなネガティブな推測が雨後の筍のようにニョキニョキと顔を出し、僕の心はネガティブチョコレート味のたけのこの里と化した。そして、ついにその思考は、自殺にまで及んだ。僕の心はネガティブたけのこに支配され、そこに僕の居場所はなくなっていたのである。結城と母が接触することでこの問題が解決されるとは思えなかったが、今や僕は心をふにゃりとへし曲げられた男である。結城に従うほかない。かくして僕たちは、朝の通学路を家路へと逆行しているのであった。その道中、結城は自分の特異なる能力について少しばかり僕に教えてくれたのだが、そのすべてをここに書き出すとお話が一向に進まなくなってしまうので、彼女の能力については、また次の機会に詳しくお伝えしようと思う。というわけでこの場面は早送りして、僕たちが僕の家に到着したところで、再生ボタンを押すことにする。さて、健全な男子高生が女の子を自宅に招き入れるという行為は、それ自体この上無きドキドキイベントであるのだけれども、言うまでもなく、僕は違う意味でドキドキしていた。結城は、僕の母に会って一体どうしようというのだろう。「お邪魔します」僕の心配をよそに、結城は凛とした顔で僕の家に上がる。母は、家にいた。居間の机で朝刊を読んでいる。僕たちに背を向けた形で座っているので表情は分からないが、息子の早すぎる帰宅も、突然の来客も、まったく気に留めていない様子である。結城は僕の方に一度振り向き、「では行って参ります」と言わんばかりの決意のこもった目を僕に向けた。僕も「よし、行って来い」という激励の目を向ければ良かったのであろうが、あいにく僕はそのような目ヂカラを持ち合わせていないので、これからどうなるのか不安で狼狽した目をするのに精一杯である。そして結城は母の斜め後ろに正座する。僕はそのさらに後ろで棒立ちだ。母が新聞の頁をめくる。結城が口を開く。「北見君のお母さんは、旦那さんのことが、好きだったんですね」僕には結城が何を言っているのか分からなかったが、黙って聞くほかない。「お母さんは、結婚して何年経っても、旦那さんのことが好きだった。 いくつ年をとっても、出会った頃のような二人でいたかった。 でも、北見君のお父さんは変わった。 以前は優しかったのに、だんだんお母さんに対する態度が冷たくなった」結城によると、母は、優しき父との幸せな生活を常に望んでいたという。しかし、父の母に対する愛情は、時間とともに薄れるばかりだ。父の冷たい態度に不満をこぼす母。その不満に食って掛かる父。両親の喧嘩の出だしで、しばしば見られる構図である。全ての喧嘩の原因は、母の父に対する愛情だというのか。にわかには信じがたい。「北見君のお母さんは、出会った頃のように、 旦那さんと楽しく笑い合えるような日が、 いつかまた来ることを信じていたんですね」しかし、その夢は果たされることなく、両親は離婚した。変わらぬ想いと、変わってゆく想い。絶えず手を伸ばし続けた幸せの光は完全に消え失せ、母は失望し、虚脱した。「結婚する前、北見君が産まれる前の頃に戻りたかった。 だから北見君に当たってしまった。 そんなことをしても意味がないと、本当は分かっていたのに…」気づけば母の新聞をめくる手は止まっており、その代わりに、新聞紙の上が数箇所、濡れていた。結城は、肩を震わせて泣く母の背中に手を回して、言った。「お母さん、本当は分かっているんですよね。 あの日の旦那さんが、もう戻って来ないってこと。 でもね、お母さん。 あなたがまたあの時みたいに幸せになれる方法、まだあると思うんです」僕の家に、カウンセラーがいた。しかもかなりのスゴ腕である。それも当然だ。なんせ彼女には、人の心が読めるのだから。「お母さん、知ってました?」結城は優しく微笑んで、母に語り掛ける。「息子さん、旦那さんにそっくりなんですよ」四月のやわらかい風が、湿った新聞紙の上をそっと撫でた。
2010.08.01
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「―――死なないで、北見君」大変申し遅れて恐縮であるが、僕の苗字は北見という。いやそんな自己紹介など今はどうでもよろしい。今僕の個人情報より重要なのは、その1、彼女は誰か。その2、彼女はどうして僕の名前を知っているのか。その3、彼女はどうして僕が死のうとしていることを知っているのか。他にも、なんで彼女はこんな朝早くに屋上にいるのかとか、彼女は僕がここに来ることを知っていたのかとか、疑問点は探せば山のようにあるのだが、謎ベスト3はこれらだ。3つに絞った理由は特にないが、とりあえず、3つだ。 2. 屋上コンタクト(後編)疑問その1とその2はすぐに解決した。彼女が近づいてきて顔がはっきりと見えたとき、最初は誰だか分からなかったが、すぐに分かった。彼女は僕のクラスメイトの結城だった。僕と結城は特別親しいわけではないし、会話を交わしたことすらないと思うが、結城とは小学校の頃から同じ学校で、一、二回同じクラスになったこともあったので、名前は知っていた。向こうも、僕の名前くらい知っていてもおかしくない。しかし、疑問その3は解決しない。クラスメイトだから僕が死のうとしているのを知っている、という因果関係には無理がある。クラスメイトどころか、学校の誰でも、日本の誰でも、世界の誰でも、僕が死のうとしていることを知っているはずがない。だって誰にも言ってないもん。「結城、なんでそれを…」結城は、その質問にすぐには答えなかった。そして、今思っていることを言うべきかどうか迷うような表情をしたあと、彼女は小さくこう言った。「読めるの」「え?」聞き取れなかったわけではないが、意味が分からなかったので聞き返した。結城は、今度ははっきりと、力強い声で答えた。「私、人の心が読めるの」この結城の言葉に対し、「は?何言ってんのお前」とかあきれてみたり、「いやいや、そんなことあるわけないだろう」とか疑ってみたりするのが一般人の一般的な対応だと思われるが、僕はこの時点で既に、彼女の言葉をほとんど信じていた。それは何故かというと、全く他人に口外していないことを知られていたということももちろん理由の一つとしてあるのだが、それよりなにより、僕を見つめる彼女の目がとても真剣で、嘘やでたらめを言っている人にこんな目が出来るはずがない、と本能的にそう思ったからである。とはいえ、これほど大胆なカミングアウトをされたからには、とりあえず一度疑ってみるのが礼儀であると思われた。「…嘘、だろ?」結城はその質問には答えなかった。その代わりに、彼女は淡々と語りだした。「北見君は、数年前から家庭の問題に悩まされていた」まるで教科書を朗読するかのように話す彼女の顔は、決して自分だけが知っている知識をひけらかし問い詰めるようなものではなく、どこか悲しさの伴った、申し訳なさそうな表情をしていた。「それはずっと北見君の大きなストレスとなっていたのだけれども、 北見君は頑張ってた。弱音を吐くことも、愚痴をこぼすこともなかった」僕は黙って聞くほかなかった。「けれど、二週間前の春休み、事件が起こった。 北見君はそれでも、なんとか頑張ろうとした。 春休みが明けて、学校に行くかどうか悩んだけど、 学校に行けばその苦しみも紛れるかもしれないと思って、ちゃんと登校した。 だけど、駄目だった。 無理をして押し殺すには、その心の傷は深すぎた。 北見君は、自らの命を絶つことに決めた。 そして昨日の国語の時間、具体的な計画を立てた」そこまで言うと彼女は口をつぐんだ。もはや僕には、先ほどの彼女のカミングアウトを疑う余地はなかった。なぜなら彼女の言葉は、全て紛れのない事実だったからである。目の前に人の心を読める少女がいる。その僕が置かれた状況はあまりにも現実離れしすぎていて、僕はもう既に死んでいて、ここは死後の世界なのではないか、とまで思った。そしてその人の心が読める少女が、僕に向かって「死なないで」と言った。だけど、僕はそこで立ち止まるわけにはいかなかった。何度も自問自答し、その末に出した答えだった。例えここが死後の世界であろうと現実であろうと、僕はフェンスをよじ登り、ここから飛び降りなければならなかった。そうだ。これは鋼鉄のように固く、揺るがない僕の意思。「結城、ごめん。だけど、もう決めたことなんだ」「…他に選択肢がないから?」「ああ」その通りだ。少し間をおいて、結城が口を開いた。「…私ね、北見君の力になってあげられるかもしれないの。 他の選択肢を、作ってあげられるかもしれない。 私は、今までずっと必死で頑張ってきた北見君を知ってる。 一人で頑張ることに限界が来たのなら、 私も一緒に頑張る。 …だから、死なないで、北見君… お願い…」そう語る彼女の眼には、涙が浮かんでいた。しゃべり終えた後も彼女は、流れる涙を拭うことはしなかった。その涙と一緒に僕の悩みも流れていった、ということはさすがになかったが、僕の鋼鉄のように固く揺るがないはずだったあの決心は結城の言葉によって、いとも容易く、ふにゃりと折れ曲がったのであった。
2010.07.22
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今にも泣き出しそうな目をした少女が、そこに立っていた。どこかで見たことのある顔だな、と一瞬考え、すぐに思い出した。彼女は僕と同じ私立洗賀高校3年1組のクラスメイト、結城だった。ここでフルネームをバシッと出した方が演出として格好良かったのかもしれないが、あいにく僕はクラスの女子全員の下の名前まで覚えるほど暇でもないし、女好きでもないし、物覚えも決して良いほうではないので、皆様の期待に応えることができなかったことをここにお詫び申し上げる。 2. 屋上コンタクト(前編)まず最初にお断りしておくが、今回のお話には、「自殺」という割と重めのテーマが軸となっている。もしも諸君がこの物語に、非現実的ファンタジック学園ラブコメディー的な何かを期待しているのであれば、それとは若干ジャンルのズレがあることをお伝えしなければならない。「そんな欝展開、ネットでわざわざ見たくねーわ」という方は、ブラウザ左上の戻るボタン、もしくは右上の×ボタンでタブを閉じてもらって構わない。僕も出来るだけ気の重い文章にならないように心がけ、ユニークなフレーズを多用した軽快な語り口で進行していくよう、最大限の努力はするつもりである。しにたい。これは、人生の中で誰もが一度は思ったことのあることではないだろうか。実際に口に出したことがある人も少なくないと思う。というか、最近の若者は「帰りてー」と同じノリで「死にてー」と言うらしいが。しかし、「死にたい」と思った人の大半はただ「思う」だけで、実際にはなんとかかんとかして人生を送っている。特に中高生については、人生について悩みを持つということも思春期の1つの特徴であり、その悩みは時間とともに、机の上に書いた落書きのように薄れやがては消えていく。ただし思春期の少年でも、実際に自殺行為に踏み出す場合がある。その原因は主に学校内のイジメがほとんどなのだが、僕の場合は、そうではなかった。「僕の場合は」と書いたことからもお察しいただけるように、僕も一度だけ、自殺行為に走ったことがある。もちろんそのような行動に至ったのにはそれなりの理由があるわけだが、今その理由について話す気分ではないし、話す必要もない。話さなければいけない時が来たら話せばよい。それで十分であろう。とにかく僕は、その時の僕は、死のうとしていた。計画はこうだった。朝6時半に学校の正門が開くと同時に、爽やかにママチャリで登校。教室には行かず、東階段を使ってそのまま屋上に行く。飛び降りる。おしまい。この、小学生の夏休みの計画よりはるかにシンプルかつ大胆な計画によって、僕の命はあっけなく終わるのだ。ちなみにこの計画は、実行予定日の前日の国語の時間に考えた。最近の学校では屋上へ続くドアの鍵は閉められていることが多いらしいが、我が学校のそれは常時開放されていた。校訓の一つに「高峰」というのがあるが、それと関係あるのかもしれないし、関係ないのかもしれない。もちろん落下防止のためにフェンスは張られてあったが、よじ登れない高さではなかった。場所として学校を選んだのには、特別深い理由があるわけではない。「身近にある高い建造物」を考えたときに自分の通う学校が候補として挙がってくるのは、ごくごく自然なことである。少なくとも、電車で二時間の見知らぬ街の見知らぬ人が住む見知らぬビルよりは、自然である。決行時間を朝一番にしたのも、屋上に人がいない時間を考えれば自ずと決まった。我が高校の屋上は割と人気で、休み時間や放課後には、四、五人でたむろする男子の集団、二人きりでイチャイチャするカップル、授業中の睡眠では足りず昼寝する奴など、誰かしらがそこにはいた。授業を抜け出して屋上へ、という手もないことはなかったが、便意を催してもいないのに授業を中断してまで挙手し、わざわざ「トイレにいってもいいですか」という返ってくる答えがほとんど分かりきった質問をする面倒と、朝いつもより少し早起きすることの面倒とを僕の頭の中の天秤に掛けると、後者の上皿天秤の方が上に上がったので、早起きすることに決めた。早起きをするためには、早寝をしなければならない。しかしやはり、前日はまったく寝付けなかった。オーストラリア中の羊がいなくなるくらいの数の羊を数えつつ柵の中に入れたのだが眠れず、寝るのは諦めて、考え事でもすることにした。次の日、計画は実行された。結局一睡も出来なかったが、目覚まし時計は律儀に働く。もはやただのタイマーである。そこからは大したハプニングもなく、計画通りに事は進んだ。6時10分に家を出る。6時32分に学校に着く。既に正門は開いていた。昇降口で上履きに履き替える。まさか僕より早く学校に来る人はいないだろうと何の根拠もなく思っていだが、ふと靴箱を見ると、トイレ用スリッパのような上履きがズラリと並んでいる中、一足だけ、上履きの代わりに革靴があった。こんなに早い時間に登校するとは、家が近いのだろうか。自転車で20分かけて登校する僕からしてみれば、家が近いのならその分だけ長い惰眠をむさぼりたいものである。普段ならここから西階段を使って4階まで上って自分のクラスに向かうのだが、今日は廊下を進んで、東階段で屋上に行く。階段を上る途中で急に怖くなったりもしたが、足が止まることはなかった。それでよかった。それが僕の最良の選択だった。それは、昨晩布団の上で横になって最後の吟味をした上で出した結論でもあった。僕の決心は、まるで鋼鉄のように固く、揺るぐことはなかったのである。そして僕は、屋上への扉の前にたどり着いた。深呼吸をして、ドアノブを回す。錆び付いた金属が、頼りない音を立てる。例の如く、鍵はかかってなかった。ゆっくりと体重をかけ、ドアを押し開いた。そこには、限りなく白に近い青色をした春の朝の空と、無機質なコンクリートで固められた屋上の床との間に、いるはずのないものがいた。人だった。屋上の真ん中あたりで、こちらを向いて立っている。制服からそれが女子生徒であることは分かったが、顔は逆光でよく見えなかった。顔は見えなくても、これが非常事態であることは僕にでも分かった。計画は失敗だ。後日出直そう。というかまずこの場をどうにかしなければ。やはりまず挨拶だろう。小学校の頃「人に会ったらまず挨拶しましょうね」ってゆみ子先生も言ってたし。「おは…」僕がゆみ子先生に教えられた挨拶は、彼女の行動によってさえぎられた。彼女が僕の方に歩み寄ってきたのである。一歩一歩の足取り、それに伴って揺れるスカートと黒髪。すべてがスローモーションに見えた。気づいたときには、彼女は僕の目の前に立っていた。そして、彼女は言った。「―――死なないで、北見くん」皆様にこの時の僕の驚きがお分かりいただけるだろうか。誰もいないはずの朝一番の学校の屋上に人がいて、しかもその人が開口一番「死なないで」と言ってくるなんて、誰が予想できよう。それはまるで、学校の校舎の屋上で背中をドンッ!と押されたかのような衝撃だった。まさに今校舎の屋上から飛び降りようとしていた人間が用いるにしては少々伝わりづらい例えとなってしまったが、逆にこの状況で冷静に適切な例えを出すことが出来る方がもしいらっしゃるのなら、今すぐここへ連れて来てほしい。讃える。とにかく僕は、驚いた。
2010.07.17
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一言で言うと、彼女は、人の心が読めた。 1. 読心プロローグ「人の心を読む」というのは、誰もが一度は欲したことのある能力で、もし自分に他人の思ってることが分かったら…なんて妄想をしたことがある人もいるであろう。とは言ってもそんな能力は漫画やアニメ、小説、映画、ドラマにしか登場しないし、テレビの超能力特集で人の心が読める北欧の老婆がもてはやされていることはあっても、どこか胡散臭い。しかし、彼女は胡散臭くなかった。僕が最初に彼女の持っている特殊な力に気づいたのはつい一ヶ月前で、僕と彼女は小学校の頃から同じ学校の同級生だったので、11年間もの間、僕はその力に気づかずにいたわけだ。とはいっても彼女自身でさえ、自分が他の人にはない能力があるということに12年間気づかずにいたそうなので、別に僕が鈍いというわけではない。むしろ鋭いと言うべきである。いや本当のことを言うと、僕が彼女の能力に気づいたのは、僕の鋭さ賢さ観察力注意力などとはまったく関係がないのだけれども。先程、僕が「彼女の能力について胡散臭くない」ときっぱりはっきり断言した理由を皆様に分かってもらうには、あの事件のことをお伝えしなければならない。と、ここから手に汗握る波乱万丈回想シーンに突入したいところだが、今の僕の頭の回転速度であの衝撃的な事件を語ろうとすれば、その衝撃が九割方緩衝され、ゆるふわ系ドタバタ日常バラエティーになることは避けられないので、少し休憩を入れさせて欲しい。今回はほんの導入部だけになってしまったが、何事にも休息は必要だ。彼女の超能力にも、きっとインターバルとかが必要なのではないだろうか。普通に出来事を語るだけでもこんなに疲れるのだから、人の心を読むのはもっと疲れるに相違ない。
2010.07.16
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参院選。ですね。僕も今年20歳を迎え、無事投票権を獲得したわけですが、僕、政治にまったく興味がないんです。おにぎりとおむすびの違いとかの方が興味あります。僕の彼女総選挙とかやらないんですかね。え?立候補者0だって?ははは、それもそうだなー。っておバカ!誰が支持率0%じゃ!僕だって支持率1%くらいありますよ!母ちゃんとか!あと母ちゃんとか!わっ!母ちゃんが僕の彼女総選挙に立候補してきた!やばい!対抗馬0の無投票当選になっちまう!やばい!はっ!辞任だ!辞任すればよい。というわけで、本日を持ちまして、僕は人生を辞任します。ってそれ自殺!辞任じゃなくて自殺!それはだめ!とかなんとかやってるうちに母ちゃんが僕のところにどんどん近づいてくる!「もしもし、わたしお母さん。今あなたのアパートの前にいるの。」「もしもし、わたしお母さん。今あなたの部屋の前にいるの。」「もしもし、わたしお母さん。今あなたの後ろにいるの。」はっ!と後ろを振り返る僕。母ちゃんは・・・い、いないっ!?母「バカめっ!!上だっ!!」なにっ!母ちゃん、いつの間にそんな跳躍力を!母「くらええええええい!!!!デストロイビックバーニングヒップドロップ!!!!!!」ぎゃあああああああああああああああ!!!!!!!はっ!そこで目が覚めた。ベッドの上、汗だくの僕。なんだ、夢か・・・ほっと安心したのもつかの間、携帯電話が部屋に鳴り響く。恐る恐る通話ボタンを押す僕。まさか・・・「もしもし、わたしお母さん。今コンビニにいるけど何かいるものある?」・・・おにぎり買ってきて。
2010.07.10
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思い出というものは、思い出せば思い出すほど、記憶として定着するものです。思い出せば思い出すほど、その記憶は忘れにくくなります。なので、嫌な思い出、例えば、小学生のときにうんこもらした思い出などを早く忘れたいときは、できるだけ思い出さないのが良いのです。とは言っても、嫌な思い出というものは、意識せずとも、何度も思い出してしまうものです。思い出しそうになったら、「ああああああああ!!!!!」って叫んで、今日の夕食は何にしよっかなー。久々にカレー食べようかな。なんて考えればいいのです。カレー。カレー・・・うんこ・・・そういえば俺、小学生のときにうんこ・・・あああああああああああああ!!!!!!!もう余計なこと考えるのはやめて、テレビでも見よう。スマップの中居のCMだ。「二日酔いにはコレ!ウコンの力!」ウコン。ウコン・・・うんこ・・・ああああああああああああああ!!!!!!!もうテレビは消そう。DVDでも見よう。マイケル・ジャクソンでも見よう。マイケル・ジャクソン。ジャクソン。じゃクソん。クソ。クソ・・・うんこ・・・あああああああああああっああっああああああああ!!!!!!!!!!!無限ループは怖い。
2010.07.04
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梅雨ですね。梅雨なんですかね。雨降ったり止んだりですね。僕の心はずっと雨なんですけどね。っておい!僕の心も晴れる時だってあるよ!電車で隣に女子高生が座ってるときとかさ!・・・そんな曇った顔で僕を見ないでください。曇り時々晴れ。そんな表情でこのブログを見てくれるといいですね。晴れてばっかりじゃ太陽も疲れますからね。たまには雲に隠れてお休みしますよ。僕もたまには雲に隠れたい所存です。誰か雲持ってきてください。あ、ありがとう。持ってきてくれたんだね。そうそう、この8本足。おしりから出るネバネバの糸。たまらんわぁー。っておバカ!これ雲じゃなくて蜘蛛!スパイダー!雨が降ったら傘を差しますよね。でも傘ってパーフェクトじゃないんですよね。足元とか濡れちゃうよね。そもそも傘っていう物は、発明当初からほとんど形を変えていないそうです。最新技術を用いて、傘に取って代わる画期的な代物が現れてもいいと思うのですが・・・え?カッパを着ればいいじゃないかって?人里を離れた川原にいるカッパを、キュウリでおびき寄せて皮を剥ぎ取るってわけですか。なるほど。いい考えですね。え?そっちのカッパじゃない?ああすいません。ついうっかり。お詫びに、あなたの長靴の中を嗅いであげます。ホラお姉さん!早くその長靴を僕に!あっ!痛い!やめて!傘の先っちょの尖ったところで僕を突くのはやめて!あっ!ああっ!んぎもちい゛い゛ーーーー!!!!!!!!・・・引きましたか。引きますよね。それが正常です。梅雨ですね。
2010.06.26
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世間はワールドカップ一色ですが、みなさんはサッカー好きですか。じゃあそこのパソコンの画面とにらめっこしてる女の子。君はサッカー好きですか?え?「大好き」?ふーん。あっそ。じゃあちょっと僕の股間にある2つのサッカーボールでも触ってくれない?そうそう、そこを手のひらでそおっと…はい!ハンド!今君手でボール触ったからハンドね!ということでPK!PK(パイパイクンカクンカ)!君の胸にある2つのサッカーボールを出して!僕がクンカクンカするから!さあ!出して!早く!え?俺の存在がレッドカード?人生退場ってか!がはは!やかまし!ブブゼラうるさいですよね。あれいらないです。吹いた後のブブゼラの中くさそうだし。サポーター同士のトラブルとかになったらあれ武器になるだろ。叩きやすそうだし。頭に被ってとんがり帽子にでもすればいいんです。なんかちょっと愉快になるだろ。そんなもの越しに変な音を出さなくてもな、本当に気持ちのこもった声は、選手たちの心のゴールネットを揺らせるんだよ!!(渾身のシュート決まったーーー!!)えっ?オフサイド?知るかボケぇ。
2010.06.20
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せきがとまらへんねん。関西人でもないのに関西弁をつい使っちゃうくらい困ってるってこと。何が困るって、ぼく個別塾講師のバイトしてるんですよ。個別塾となれば、生徒と先生との距離も近いわけで。風邪をうつしちゃうことも心配なんですが、生徒に「うわ、この先生咳してるし…マジ迷惑だわぁ…」とか思われてたらどぅーしよう!バイト休んだら休んだで迷惑かかんねん。みなさん知ってますか。せきをしたいのに無理やり我慢するときの苦しみ。あれマジきついから!拷問!うんこ我慢するよりかなりつらい!でね、せき止め薬も買いましたよ。(知ってますか、かぜ薬って一人暮らしの大学生の財布にとっては大打撃なんですよ)(吐血)飲みましたよ。これで明日の朝はせき収まってる。安心。スヤスヤ。って眠りますよね。起きますよね。出ちゃうんですよね。なんやねんホンマ!なんかこう、劇的にせきが収まる薬とかあったら教えて欲しいものです。教えてくれた人には、感謝の気持ちとして、クスリと笑ってあげます(薬だけに)というか、風邪をひいたのがこの前の日曜日なんですね。その日は頭痛も痛いし発熱が出るしでひどかったんですが、(日本語もひどい)日曜日の自由時間を捨て、泣く泣く一日中布団の中で寝まくったら、けっこうおさまったんです。しかしながら。咳が今日まで続いているという…なに長持ちしてんねん!せきにん取ってよね!(咳だけに)あと、右ワキと左ワキの体温が0.5度ほど違うのはぼくだけだろうか…ワキわかんない。(訳わかんないとワキをかけた高度なダジャレ)
2010.06.04
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こんなぼくも、先日誕生日を迎え、20歳になりました。成人ですね。聖人かもしれません。産まれて初めて二十歳になりました。…当たり前ですね。二十歳といえば、やっぱりお酒。もう、誕生日の翌日くらいに、すぐコンビニで発泡酒買いましたよ。スパイシーレッドチキンと一緒に。コンビニで発泡酒を買ったときにはじめて、あ…おれ成人になったんだな…しみじみと感じましたよ。それを感じるためだけに買ったようなもんです。ビールにげーし。この苦さが、これから立ちはだかる人生の苦さか…なんてことを考えながら飲んだ。そんな悟ったようなこと言ってるけど、ビールと発泡酒の違いも良く分かっていません。あとペンションとホテルの違いも。あと愛と恋の違いも。まあ調べれば分かるんですけど、調べる気力もないっていう。もう最近部屋が寒くても、窓閉めるのすら面倒くさいし。今もタイピングするの面倒。おれ書きたいことつぶやくから、音声認識して文字にしてくださらない?ってくらい面倒。…あれ、おれ何歳だっけ?中年?アラフォー?おっさん?倦怠期?いいえ20歳です、ピチピチです、元気出します、いえーい
2010.05.29
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経験したことありますか。朝一でゴキに出会うというサプライズ。寝ぼけまなこにあのグロテスクバディが飛び込んでくるんですよ。テロですよ、テロ。朝起きて、顔を洗おうと洗面所に行きますよね。するとですね、風呂の壁を、サササッと。赤茶色のGさんが、触覚をウヨウヨ、動かしているんですよおおおおおおお!!!!思い出すだけでファック!!ジーザス!!でもね、そこが風呂場だったのが、不幸中の幸いでした。おもむろにゴキジェットを取り出し、スナイパーの目つきでロックオン、噴射!!昨日の残り湯に落ちるゴキちゃん。6本の足をめちゃくちゃ早く動かしているが、一向に進まない。ゴキについての知識が、1つ増えた。ヤツは泳げない。おれ「湯加減はどうだい、ん?」と余裕の笑み。力尽きて動かなくなるゴキ。湯船の栓をやにわに抜くおれ。闇に吸い込まれていくゴキ。最後に「最高の1日の始まりをありがとよ…」と皮肉を放ち、ターンエンド。以上が、ついこの間起きた戦いの一部始終です。ホント、ゴキには悩まされます。息の根を止めるのは容易いんですよ。問題は、死骸の処理。ティッシュ100枚重ねにしても、つかめる自信ありませんもん、ぼく。掃除機でデュルって吸い込んでもいいんですけど、掃除機パックを交換するときにちょっと嫌なんですよね…もう、半径1m以内に近づきたくないんですよ。だから、大抵はクイックルワイパーとかで、ゴルフのパターみたいにブツを動かして、玄関から外にナイスショットしてます。ゴキとおれとの戦いは続く…誰かタスケテ
2010.05.22
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おい目覚まし時計。スヌーズ5回鳴らしたくらいで、一仕事終えたような顔して休むのやめろ!ちゃんとおれを起こせ!おまえは、定時になったらすぐ変えるサラリーマンか!なんだその顔は!「やれやれ…こんなに鳴らしても起きないなんて…困った人だ。」みたいな顔でおれを見るんじゃねえ!おれだって疲れてるの!あとお前!携帯!予備としてお前もちゃんとアラームセットしてるのに!朝起きたら消えてるんですけど!おまえは、ちゃんとここに置いたはずなのになくなってる家の鍵か!しかも枕元に置いたはずなのに、いつのまにかおれの両手が握り締めてるし!おまえは、朝起きたら布団の中にもぐりこんでる猫か!なんの呪いよコレ!?無意識のおれ怖い!寝ぼけた頭でスヌーズまで解除するなんて、無意識のおれの睡眠欲怖い!あれと同じだ!夜中に、気づいたらいつの間にか、明日の朝食べるはずだった菓子パンを食べてたとき!無意識のおれの食欲こわい!あーもう、むしゃくしゃするから、目覚まし時計の電池を外して、両手でギュッとして暖めたあと、またはめなおしてやる!どうだ!意味不明だろう!眠いんだよぉーーー!
2010.05.15
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5/5はこどもの日でしたが、そもそも、子供と大人の境界線はどこなんでしょう。20歳?18歳?初キッスをした時?エロ本を初めて読んだとき?それとも初体験を……やめとこ。これ以上はやめとこ。つまり、境界線なんてないんですよ。誰かが言ってました。「男はいつまでたっても、心は少年だゼ☆」とは言っても落語が趣味のヨボヨボのおじいちゃんが少年の心を有しているかというと疑問が残りますが、まあ、あながち間違ってはいないのかもしれません。とすると、大人の男は体は大人、頭脳は子供、その名は、名童貞コナソ!ってことになってしまいます。「真実はいつもひとつ!」の代わりに「キンタマはいつもふたつ!」とか「昼食はいつもひとり!」とかいう決めゼリフで、「ペロッ……これは青酸カリ!」の代わりに「ペロッ……これはバニラミルク!」と言いながらソフトクリームを舐めまわし、特殊なメガネで犯人を付けまわす代わりにサングラスで好きな子を付けまわし、サッカーボールで犯人をやっつける代わりにミートボールを口にほおばり、「バーロー」と言う代わりに「エーロー」と言いながらエロ本のページをめくる。そんな大人には、なりたくない。
2010.05.08
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世間ではゴールデンウィーク真っただ中らしいですが、休む間もなく働く私には、ゴールデンなウィークなど存在しないのです。そういう言葉を人生で一回は口にしてみたいと思いつつ、ゴールデンウィークを家で過ごした記録を19年連続から20年連続に更新した私であります。そういえばこの前、テレビで連休に関する名言を聞きました。「連休はどこかへ出かけるものなんかじゃない。家でゆっくり休むためにあるのだ。」byカツオカツオ。そうそう、僕がわざわざ海にもぐって、スイスイ泳ぐカツオにインタビューを…っておバカ。サザエさんの弟のカツオです。波平の息子のカツオです。タラちゃんの叔父のカツオです。イクラちゃんの……わかんねぇそのカツオ君です。いやーカツオ君、いいこと言いますねぇー。同意しますよ。弟子にしてやってもいい。と言いたいところだが、まだまだ修行が足りん。そこまで俺の弟子になりたいっていうんなら、しょうがない。次の試練を乗り越えたならば、弟子にしてあげましょう。・ワカメのスカート丈をあと10センチほど長くしてあげる・タラちゃんの返事を「はーいでーすぅー」から「はい」に矯正させる・サザエさんの女としての魅力を引き出す・マスオさんが驚いたときにつま先をあげて「え゛ぇ~っ!?本当かいカツオくぅ~ん!?」と言うクセを直す・波平の髪をフサフサに・アナゴさんの「ぶるぅぁぁ~」という謎の口癖をやめさせる・イクラちゃんに日本語のみならず、5ヶ国語を流暢に話せるよう鍛える・ノリスケを30kgほど痩せさせる・サザエさんの登場人物全般の、全身に対する頭の大きさの割合をもう少し小さくしてあげる以上の試練だ!さあ、やってみるがいい!え?何?中島が「磯野ー!野球しようぜー!」って窓の外から叫んでくるって?無視だ!無視!窓閉めろ!え?何?中島が、今度は「磯野ー!エッチなことやろうぜー!」って窓の外から誘惑してくるって?よし、行って来い。
2010.04.30
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「のりしろ」ってあるじゃないですか。あれって、なんで命令口調なの?「のりしてください」だろ!え?そういう意味じゃない?あ、そうですか、すいません。お口にのりを塗って、しばらく口が開かないようにしておきます。うっそぴょーん!!しゃべりまくるもんねー!!ひゃっはー!!・・・ノリがいい。アロンアルファをチンコに塗りたくって、エッチしたらすごいことになるな。とかいうとてつもなく変態な妄想を今しがたしてしまったので、僕はアロンアルファで人差し指と親指をくっつけられる刑ですね。うわー!想像するだけでゾッとするぜー!こういう怖いことを想像した後には、人肌が恋しくなりますね・・・。あー、誰かとベタベタしたい。・・・そう、のりだけにね!(どや顔)節子、それリップクリームちゃう。スティックのりや。まっとれ。お兄ちゃんが、食べ物買って来たる。何がいい?え?味つけのり?あー、のりだけにね!!がはは!!それにしてもこの管理人、ノリノリである。
2010.04.25
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世の中の大抵の事はですね、見方を変えるだけで、全く違う景色が見えてくるものなんです。みなさん、僕が大学の食堂で一人でご飯を食べていたら、どう思いますか?多分こう思うでしょうね。「あれ?アイツひとりぼっちじゃね?ダッセーチョーウケル」でもね、見方を変えてごらんなさいよ。僕はぼっちじゃないんです。ソロなんです。ソロ活動中なんですよ。たまには違う環境に身を置くことも、大切だろ?ロックじゃねーな、お前ら。俺の方がよっぽどアーティスティックで最高にクールだぜ。っていう風に心の中では思ってるわけですよ。どうです?かっこいいでしょう?え?うざい?分かったよ静かに便所で飯食うよ…ってコラ!もっと俺に優しく!地球に優しく俺にも優しく!エコ活動!俺へのエコ活動どうしたのねえ!あと、みなさんパソコンが重い重いって言うでしょ。あれも見方を変えてみましょう。パソコンが重いんじゃないんです。自分が速すぎるんです。あなた中心に世界は回っているわけじゃないんですよ。大人なら分かりますね。たまにはパソコンのペースに合わせてあげましょう。それでもパソコンの動作が遅いときは、もしかしたらパソコンが落ち込んでいるのかもしれません。誰でも落ち込むと何事もはかどらないものです。そういうときは、「よっ!世界一のスーパーパーソナルコンピューター! その機能の精密さはとどまることを知らない! ああ、あなたって本当にハイスペック!!」という感じでパソコンを褒めてあげましょう。これだけ褒められれば、どんな重いパソコンも浮かれるはず。え?いくら褒めても浮かれてくれない?じゃあしょうがないですね。その悔しさを声に出して叫びましょう。\エキショー!!/(液晶とチキショーをかけた高度なダジャレ)ランキング
2010.04.17
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美容師ってたまに変な人いません?僕この間散髪に行ったんですけど、そのときの美容師さんが変だったんですよ。まず、見た目がロッチの中岡なんですよ。東南アジア系の濃い顔に、もじゃもじゃ肩までロングヘアー。まず自分の顔ととのえーや!ジーパンも丈短いし!多分じっくり見れば鼻毛出てるよ!部屋とかきたねーだろお前!トイレ行った後チョロチョロっとしか手洗わないだろ!…さすがに言い過ぎました。でも話し方もおかしいんですよ。「前は眉毛くらいまで切る感じですか?」「横は耳にかからない感じですか?」「上はちょっと動かす感じですか?」「後ろは横にあわせる感じですか?」「ワックスはつけない感じですか?」「顔は剃る感j」感じ感じうるせえええええええええええええええ!!!!!!!!って叫ぼうと思ったんですけど、もしも戦闘とかになったら、腰に数々の刃物を取り付けた奴に対して、シーツで椅子に縛り付けられた丸腰の僕は圧倒的に不利なので、耐えました。今度行くときは長い棒でも持っていこうと思います。あと、使い終わった後のタオルがあるじゃないですか。髪の毛とか拭いた後のタオル。そういうタオルを入れる用のバケツがあったんですけど、、普通歩いてそこに置きに行きますよね。でもあの人はですね、そのタオルをね、投げるんですよ。ほんのちょっとの距離ですよ?ちょっと歩けばいいじゃないですか。投げるんですよ。そんで、投げたタオルがバケツに入ったときの、あの満足げな顔!腹立つわー!お前のその密かな遊び、鏡に映ってるし!強制的に観客にされる俺の身にもなれ!と、色々腹が立つ美容師さんでしたが、シャンプーの時のやわらかな指使い、最高でした。ランキング
2010.04.10
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「ピザって10回言って。」「ピザピザピザピザ……」「じゃあここは?」「ちんこ」「ブー!ちんぽでしたー!」「あーっ!まんまと引っかかったわ~」「ピザって10回言って。」「ピッツァピッツァピッツァピッツァ……」「じゃあここは?」「ヒッズァ」「ブー!ひざでした~」「あーっ!まんまと引っかかったわ~」「ピサに10回行って。」「分かった」_____一ヶ月後_____「行ってきたよ」「じゃあここは?」「日本」「正解!」「やったー」「ピザって100回言って。」「ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピz」「うるせーーー!!!もういいよ!!!やめろ!!!」「ぇ……」「大嫌いって10回言って。」「大嫌い大嫌い大嫌い……」「じゃあ私はあなたのことを?」「愛してる。」「正解!よく引っかからなかったわね。」「引っかかってるよ。君の笑顔が僕の心に、ずっとね。」イエス・フォーリンラブ「愛してるって10回言って。」「愛してる愛してる愛してる……」「じゃあここは?」「_______二人だけの世界。」イエス・フォーリンラブランキング
2010.04.04
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