春夏秋冬　きままな雅遊人

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2005年10月16日

そらまめ　（蚕豆・空豆）

(10)

カテゴリ：淡色野菜・山菜類

今日の淡色野菜は「 そらまめ 」です。

　　　　　　　　　　　　　　参考資料　　日本食品大事典
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　五訂日本食品標準成分表・準拠
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あなたに必要な栄養成分と食べ物

そらまめ（蚕豆、空豆）　　マメ科

出回り期は、5月・6月です。

未熟な豆を食用にします。

収穫してから3日間は美味しく食べられます。

時間が経つほど味が落ちます。

晩春から初夏にかけて塩茹でしたそらまめが、最も美味しいです。

そらまめの天ぷら、混ぜご飯、含め煮、バター炒めや茶碗蒸しの具に使います。

裏ごししてポタージュ、カナッペや餡（あん）等に使います。

加工品として、豆板醤（とうばんじゃん）があります。

そらまめのビタミンＡ（カロテン）は、生　１００ｇ中　２４０μｇです。

ビタミンＢ1は、０．３０ｍｇです。

ビタミンＢ2は、０．２０ｍｇです。

ビタミンＣは、２３ｍｇ含まれています。

たんぱく質は、１０．９ｇです。

そらまめの食物繊維は、２．６ｇです。

空豆の皮に食物繊維があります。

皮ごと良く噛んで食べましょう。

食物繊維は生活習慣病を予防します。

水溶性食物繊維は腸内をゆっくり移動します。

血糖値やコレステロール値を抑制します。

食物繊維は便秘を予防し、血圧の上昇も防ぎます。

水溶性ペクチンには、健胃（胃を丈夫にし胃の働きを盛んにする）や

ガンの抑制作用があります。

ビタミンA （カロテン）は、視覚を正常に保つ為に必要です。

ビタミンＢ1やビタミンＢ2は、疲労や夏バテを改善します。

ビタミンB1は、糖質代謝の酵素の補酵素となります。

エネルギーの代謝に関与しています。

ビタミンＢ2は口角炎、口唇炎、舌炎を予防します。

ビタミンCは、コラーゲンを生成し保持します。

脂質の代謝にも関与しています。

抗酸化作用があります。

糖尿病予防や眼精疲労の改善に役立ちます。

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