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2008年03月27日
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カテゴリ: 家族のはなし



実家の母たちは命日にお参りに行き、

参加する人の都合で前後逆になってしまったが、

来月法要もあるのでうちの家族だけで行くことにした。



お寺についたとき、信じられない光景を目にした。










なんと、





寺が燃えている。





と思ったら、

その手前の3メートルほどの

棕櫚(シュロ)の木のてっぺんから

火がもうもうと出ているではないか。






びっくりしてすぐに車から降りて

消火するためにそこへ急ぐ。


行くと、他にお参りに来た女性二人が

手桶からひしゃくで火を消そうとしている。





もちろん、そんなことでは火の勢いは止まらない。



旦那が手桶の中に水を入れ、

なるべく上のほうに届くようにかけるのだが届かない。



あたしは「ねえ、塀の上の登ってかけたほうがいいと思うよ」と

無理やり塀の上にあがらせる。


そしてそこにいた女性たちと一緒にバケツリレーをして

何とか火を消すことができた。





火をつけたのはこの女性。


とはいえ、故意にではなく、

強風でお線香の火が付かなかったので、

棕櫚の木の陰で風をさえぎってつけようとして、

棕櫚の繊維質の木肌に火が移ってしまったようだ。




なんともシュールな光景に

はじめは実感がわかなかったあたしも

一歩間違えればとんでもないことになる手前で

惨事を防げてほっと胸をなでおろした。





消火している途中で、住職の親戚の娘さんも駆けつけた。

今いらっしゃるご住職は高齢で足が不自由だ。

独身で跡取りもいないので春・秋のお彼岸と

お盆の時はこの親戚の娘さんが県外からやってきて、

お経を唱えてくれる。



やはり男の子2人の母親で、

たまに子どものお下がりもいただくのだが、

旦那が塀によじ登って消火している最中、ずっと

「わぁ~~~、パパかっこいいね~!

まるで何とかレンジャーみたい!

パパはヒーローだね!」
と叫んでいた。









・・・ちょっと、恥ずかしかった。





そして

「あんなに高い所にひょいっと登って

あっという間に火を消してくださって

本当にありがとうございました。」と

お礼を言ってきたので

「旦那の仕事柄、高い所に登るのは得意なんですよ。」

というと、

火をつけてしまった女性たちから

「何かお礼をさせてください」と申し出があった。

そんなにたいした事はしていないし、

あたり前のことをしただけで

お礼をいただくのも申し訳ないので、

丁重にお断りする。


親戚の娘さんが紹介してくれたことによると

その女性たちのお父様も旦那と同じ仕事をしているそうだ。

そして今年から、このお寺の檀家総代をされているとのこと。


こんな偶然あるんだね、と話をしながら帰った。



今だからこんなこと書けるのだが、

写メを撮って置けばよかったかも、と。

それくらい、貴重な体験をさせて(?)もらった。




夕食は

●アジフライ

 大ぶりのアジが売っていたので、3枚におろしてから

 小骨を抜いて、フライにした。

 衣を薄くつけたので、

 ザクザクした感じとアジの身の柔らかさの

 対比がちょうど良かった。

 旦那はまだ本調子ではないので塩焼き。

0326

●大根干しの煮物

 去年、大量に大根をもらったときに作っておいた大根干し。

 さつま揚げの薄切りとニンジンと一緒に軽くいためてから

 少し甘めに酒・砂糖・醤油・ミリンで味付けをし、

 だしをきかせたたっぷりの煮汁でゆっくり煮含めたもの。

 大量に作ったので、翌日も出てくる予定。

●たくあん

●味噌汁

 豆腐とナメコ。



井原西鶴が「好色五人女」に取り上げて以降

落語や浄瑠璃・歌舞伎の題材としても有名となった

「八百屋お七」の話を知っているだろうか?


相手の名前や寺の名前など諸説あるが、

あらすじはこうだ。



お七は1682年(天和2年)12月の大火(天和の大火)で

吉祥寺に避難し、仮住まいすることになり、

そこの寺小姓小野川吉三郎と恋仲となった。

翌1683年(天和3年)

彼女は恋慕の余り、

その寺小姓との再会を願って自宅に放火をした罪で、

捕らえられて鈴ヶ森刑場で火刑に処された、というもの。


芝居では寺小姓と再会するために、

火の見櫓の太鼓を叩こうとする姿が

劇的に演じられる場面が有名である。


この時代、放火は一番重い罪だったので、

その例に漏れず、お七も火刑に処せられた。






3月29日、この処刑された日は

「お七の日」となっている。







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最終更新日  2008年03月29日 11時28分34秒
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