投資逍遥

投資逍遥

2004/11/07
XML
カテゴリ: 読書
この本は2003年1月発行です。
著者の井沢元彦氏は、1954年名古屋生まれの方です。
「新しい歴史教科書をつくる会」の賛同者とのことです。
本の内容はタイトルから想像できると思います。
以下に気になった箇所の引用と感想を書きます。

【引用】
「私(井沢元彦氏のこと)も韓国の教科書を見て、韓国の一方的な、傲慢な、侮日的な態度には非常に怒りを覚えますが、だからといって日本の政治家を動かして韓国に外交ルートを通じて抗議したり・・・韓国の教科書を変更させようとは夢にも思いません」
【感想】
10月2日の日記に書きましたが、私は韓国の国定教科書には一応目を通しました。

「日本の徳川幕府は朝鮮の先進文化を受け入れようと、対馬島主を通じて交渉を認めるように朝鮮に求めてきた。朝鮮は、これを受け入れ、制限された範囲内で再び通行することを許したので、両国間の国交が再開された(1609)。・・・・通信使は、外交使節としてだけではなく、私たちの先進文化と技術を伝えてあげる文化使節の役割もあわせてもち、日本文化発展に大きく役立った」

このような箇所に怒りを覚えるのだと思います。
私はというと、日本に対する韓国のコンプレックスと思いましたので、苦笑という感じでしょうか。

【引用】
「中国国内で良心的な学者がいて、政府の主張はおかしいと考えても、それを発表することは犯罪になる」
【感想】
私も含めて民主主義の国から出たことがないと想像しにくいが、中国には言論の自由がないはずです。
だから、例えば中国の発表が「かつて日本軍は南京で中国人を30万人虐殺した」と主張していても、そうは思わない中国人もいるはず。
たとえば、「人口20万人の都市で30万人は虐殺できるはずがない」と思っていても、堂々と主張できない国であるようです。
そのようなニュアンスで、この本にも書かれています。

【引用】

【感想】
この本によると、日本の文化は「死者は善悪を問わずすべて慰霊されるべきだ」というものとのこと。
いま汪兆銘に関する本を読んでいます。
汪兆銘は、日中戦争の時に、日本との和平交渉に踏み切った人物でした。
終戦の時は既に亡くなっていたのですが、蒋介石政権によって、墓を爆破されたとのことです。


以上ですが、読後に書いているため、中国と韓国の悪口的な内容になってしまい、申し訳なく思っています。
個人的には、近隣とは良好な関係でありたいという気持ちに変わりはありません。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2004/11/07 08:24:57 PM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Profile

征野三朗

征野三朗

Favorite Blog

凄いなー New! てがてがさん

バランサーと一緒に… New! Home Madeさん

庭にあやめの花が咲… New! yokohamatarou2001さん

楽天ブログ、障害発… New! みきまるファンドさん

山菜シーズン終了 New! slowlysheepさん

7475 アルビスより優… New! kimiaoさん

☆もう森へなんか行か… New! ruzeru125さん

いじめを正当化する… New! karagura56さん

メモ2 New! 4畳半2間さん

東京サラブレッドク… lodestar2006さん

Comments

征野三朗 @ Re[1]:MXS全世界株式(2559)を新規買付(06/08) mkd5569さんへ おはようございます。 オ…
mkd5569 @ Re:MXS全世界株式(2559)を新規買付(06/08) こんばんは なにかと話題のオルカンですね…
征野三朗 @ Re[1]:アクセス数830万、御来訪御礼申し上げます。(05/29) mkd5569さんへ おはようございます。 今…
mkd5569 @ Re:アクセス数830万、御来訪御礼申し上げます。(05/29) こんばんは いつもありがとうございます。…
征野三朗 @ Re[1]:アクセス数830万、御来訪御礼申し上げます。(05/29) さんへ ありがとうございます。 再び、1…
@ Re:アクセス数830万、御来訪御礼申し上げます。(05/29) こんにちは 830万アクセスおめでとうござ…

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: