投資逍遥

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2006/01/21
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テーマ: お勧めの本(8118)
カテゴリ: 読書
この本は1990年4月20日に発行されました。

以下に、 【この本からの引用】 【征野の感想】 という形で、少々書いてみます。


【この本からの引用】

ドイツ・イタリー・日本の三国は、何れも国土が狭く、資源不足に加え、人口増加の旺盛な国であるから、国内資源のみで、その人口を養うことは極めて困難である。

【征野の感想】

これは、『世界平和と植民地再分割論』(峰整造著・昭11)の一節を引用しました。
人口減の時代に突入した現在の日本ですが、戦前は人口増を脅威と捉える方がいました。
2005年8月7日の日記 に書きましたが、北一輝の『日本改造法案』(大8)も、その立場で書かれている部分があります。


ただ私たちが注意すべきは、悲観論に振り回されないことであると思います。
そのことは、つい先頃、私たちは学んだはずです。


【この本からの引用】

昭和17年1月2日の閣議で、「開戦の日」を記念し、毎月8日を「大詔奉戴日」として、精神運動を展開することが定められた。

【征野の感想】

1月15日の日記 に、「大詔奉戴日」という日があったことを知ったと書きました。
この日が何時できたのかというと、開戦から1ヶ月も経たない時だったとのこと。
閣議で定められたとのことで、これにはまた驚きました。

この本の著者は、当時は調布高等女学校に通っていましたが、毎月8日の昼食は日の丸弁当であったとのこと。
ここは、1月15日の日記で触れたことと符合します。


【この本からの引用】

こうした言葉の魔力は、戦時中、ふんだんに利用された。
現人神から始って、神国、神兵、玉砕、天降る(落下傘部隊)若桜、陸鷲、海鷲、若獅子、鉄獅子、獣米抹殺、血戦等々。

【征野の感想】

「言葉の魔力」と著者は言われます。

特に、世の中に漠然とした不安感に覆われているとき、私たちは催眠術にかけられたように、その言葉に惹きこまれてしまうようです。

私なども、現首相の「改革」という言葉に、何時の間にか惹きこまれてしまっております。

こういう「言葉の魔力」には、よくよくの注意が必要でしょうね。






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Last updated  2006/01/21 04:27:00 PM
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