投資逍遥

投資逍遥

2006/09/23
XML
カテゴリ: 読書
2004年8月に発行されたこの本は、『月刊レジャー産業資料』に連載された記事を書き改め、書き下ろし原稿を加えて1冊にまとめたものです。
『月刊レジャー産業』という業界向けの雑誌は、 綜合ユニコム が発行している雑誌です。

以下に、 【この本からの引用】 【上記の感想】 という形で、少々書きます。


【この本からの引用】

1988年3月13日夕方、ドラが鳴り、「蛍の光」が流れ、最後の青函連絡船が出航していった。
函館港を出たのが「羊蹄丸」。
青森港を出港したのは「八甲田丸」。

こうして青函連絡船80年の歴史に終止符が打たれた。

【上記の感想】

青函連絡船の歴史は80年とのこと。
交通手段の発達により、短い歴史しか残せぬ乗物には、独特の哀愁が漂う。
80年という年月は、人間の寿命に匹敵するわけで、それなりに歴史を刻んだというべきかもしれない。
少なくとも、私はそう思いたい。

馬車や人力車は、大雑把に言うと明治から昭和の初めにかけて活躍した交通手段ですが、その歴史は80年には満たないように思います。
なお、 2005年10月15日の日記 で、馬車や人力車について触れました。

物心がついたときには既に歴史を終えていた馬車や人力車に比べて、青函連絡船は現役バリバリであっただけに、懐かしい気持ちが強いですね。
その歴史を終えるとき、青函連絡船は8隻残ったそうですが、係留船として4隻、外国に売り払われたのが4隻と、全8隻がスクラップにされずに残ったそうです。
当時からは間もなく20年にもなろうというので、現況はわかりませんが、とりあえずは、幸せな晩年を迎えることができたと言えそうです。

「羊蹄丸」は、船の科学館に係留されているとのこと
まだ見たことがないので、訪ねてみたいですね。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006/09/23 03:54:16 PM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Profile

征野三朗

征野三朗

Favorite Blog

さあて元気を出さな… New! てがてがさん

ノンフライヤーでレ… New! 東京-ジャックさん

【新NISA】15万円以… New! わくわく303さん

2024年5月月次 New! GoldmanSacheeさん

週刊SPA 2024年5月22… New! yokohamatarou2001さん

株の売り時について New! MEANINGさん

6704岩崎通信機TOB New! Night0878さん

2024年5月 第3週 New! kimiaoさん

函南町の別荘地、ダ… New! コウちゃん9825さん

dow 38686.32 +574.8… New! どらりん0206さん

Comments

征野三朗 @ Re[1]:アクセス数830万、御来訪御礼申し上げます。(05/29) New! mkd5569さんへ おはようございます。 今…
mkd5569 @ Re:アクセス数830万、御来訪御礼申し上げます。(05/29) New! こんばんは いつもありがとうございます。…
征野三朗 @ Re[1]:アクセス数830万、御来訪御礼申し上げます。(05/29) さんへ ありがとうございます。 再び、1…
@ Re:アクセス数830万、御来訪御礼申し上げます。(05/29) こんにちは 830万アクセスおめでとうござ…

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: