投資逍遥

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2008/06/10
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読後感を書いておきます。

私が読んだのは、平成3年に刷られた文庫本です。
初出は、昭和30~31年にかけて、読売新聞の連載されたとのこと。
よって、けっこう古い小説でした。
本の中に、主人公である48歳の保険会社員の給料の額が出てきますが、月給で手取り42000円であったり、洗濯機を新規で購入する場面があるのですが、その洗濯機の値段が25000円であったりします。
当時の家電製品は、今と比較するとかなりの高額商品であったわけで、月給の半分以上もかかるという時代でした。
これを思うと、今の日本は家電製品が安くなったものだと、感慨深いものがあります。

本の内容はというと、新聞小説というジャンルゆえか、娯楽性の強い内容になっており、一度読めばそれで終わりという程度のものと思われました。
ただ、ゲーテの『ファウスト』を主人公が書店で購入し、その『ファウスト』からの引用が、ところどころに出てくるのには、因縁を感じました。

こちらの日記 に書いたように、私自身の今年の目標として、『ファウスト』を読み通す予定でしたが、挫折していたからです。
『四十八歳の抵抗』を読み始めるまで、この本の中に『ファウスト』からの引用があることなど、全く知らない状態でした。
これが因縁を感じた理由です。
と言っても、『ファウスト』を読もうという気は、現在はありませんが。





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Last updated  2008/06/10 08:34:30 PM
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Re:『四十八歳の抵抗』 石川達三 (新潮文庫)(06/10)  
玲2007  さん
昭和30年と言えば、日本の高度経済成長が、華やかなりし時代ですね。

当時は、年々、所得が上がり、物価が下がる、良き時代でしたが、
これからは、逆に所得は上がらず、物価が上がる次代でしょうね。

(2008/06/10 08:40:38 PM)

Re[1]:『四十八歳の抵抗』 石川達三 (新潮文庫)(06/10)  
征野三朗  さん
玲2007さん、おはようございます。


>当時は、年々、所得が上がり、物価が下がる、良き時代でしたが、
>これからは、逆に所得は上がらず、物価が上がる次代でしょうね。
-----
この本を読むと、今よりは希望があった時代のような気がします。
家電製品や電話がなかったりと、今の我々の生活から思うと、不便極まりないようですが、将来への夢というか目標は、はっきりしていたように思いました。 (2008/06/11 06:37:44 AM)

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