菅総理大臣の発言から 日本も脱炭素の方向に大きく舵を切ることになったと ニュース
で報じられています。
自動車会社にいた私にとってはとても関心が高くて 例えばEVが主力
になったとすると
エンジンはもちろん変速機やマフラーなんていらなくなっちゃうわけで 部品メーカーへの影響は大きいし、トヨタみたいな完成車メーカーにとっても エンジン制御という技術的優位がなくなることで
参入障壁は極端に低くなってしまいますからね。
トヨタ時代 マフラーを造っている「三五」というメーカーの方と話をしていて
今は「世界をかける三五のマフラー」なんて言っているけど そんなこと言えない時代だって
来るよねぇ・・・なんて 実感なく話していたのですが
いよいよ事業そのものの土台がなくなるかもしれない・・・っていう瀬戸際が向こうから来ちゃったっていうわけですね、
もう20年近く前から予想していたことがヨーロッパや中国などの政策から加速して
いよいよ日本国内でもエンジン車は販売できなくなるかもしれないっていうわけですが
まさについに来ちゃった!っていう感覚です。
今の発電設備だけですべての車を電気自動車にするって言うのには足りませんから
今後は発電量の増強は必須。
ガソリンスタンドだって業態転換が必要になりますよね。
充電だって時間がかかりますから PHVを経て・・・というのが現実的なのかもしれませんが
政治的に動くと一気ですからね。
私の知り合いの中にも エンジンがあってこそ成り立つ部品を造っている会社の方も多いですから 今後近いところで事業転換等の話も聞くことになるんでしょうが インパクトは大きいですよね。
ついに来ちゃった大きな変化! 歴史が動く瞬間にいるんだなぁっていう感覚です。
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