NHKの大河ドラマ 晴天をつけ
いよいよ次週で最終回という段階になってきましたが 渋沢栄一の生き方に共感しながら見ています。
そんな中 しばらく前のNHKの番組で渋沢栄一について その決断について番組にしていました
渋沢栄一はなぜ東京養育院を自身が中心となって運営することにしたのか?って
それをビジネスの成功と不可分だったと確信していたからだ・・・っていうんです。
弱者を救済することが当たり前の世の中こそが反映への道・・・って
算数では説明しづらいと思うんですが それを確信としてもっていた・・・という番組の解説を聞いて
「論語と算盤」に興味を引かれてしまいました。
まあ・・・超約版ということですから中身は簡単な文章なんですが・・・
>利潤追求と道徳は一見、矛盾し、かけ離れたものだと思われるが、私は常に、
経営には道徳が必要である、また、道徳には実利的な視点での実践が必要だ、
故に論語と算盤はじつははなはだ近いものであると論じている<
このこと理解しているという段階を超え 不可分であると確信しているって
すごいことですよね。
ただ理解しているというのとは大違いだって過去に思い知ったことがありますからね。
いい会社を作ろう・・・と活動する中で悩ましいのが この確信でした。
いい会社の社員は笑顔に満ちている いい会社においてはみんながフランクに語っている
いい会社は社会に開かれている・・・と考えて 社内での話し合いを増やしてきましたが
一方では常に不安があって・・・
こんな活動は 利益を増やす というかんてんから正しいと言えるのだろうか?
株主に対して論理的には説明できないじゃないかって・・・
結果的に利益も売り上げも上がり 社長としても孤独感はなかった・・・ということだったのですが
これが不可分であると言えたのは活動開始から5年くらいたってからでしたからね。
なかなか確信までいかなかったなぁ
もっと早いタイミングで論語と算盤を読んでいたとしても その頃だったら「理解」にとどまったいたかも・・・って思いながら読んでいますよ。
三方良しの近江商人とか 利他の稲森さんとか・・・
確信を持っていたんでしょうね。
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