05/10/21PET検査報告



--- PET(脳) ---
[所 見]
F-18 FDGの投与量は 184.3 MBq、投与時の血糖値は 149 mg/dlとやや高値でした。
お持ちいただいた頭部MRI(2005年10月14日施行)を参照しました。
前回FDG-PET検査(2005年6月16日施行)と比較しました。
前回検査では、右前頭頭頂葉に集積低下部位が認められました。この部位に転移があったものと推測されます。
今回の画像では、同領域の集積が軽度低下していますが、治療後変化と考えられます。
静注後2時間からの遅延画像も撮像しましたが、有意な集積増強は認められません。
その他の脳実質へのFDG分布はほぼ均等であり、明らかな異常集積領域は認められません。







--- PET(全身) ---
[所 見]
F-18 FDGの投与量は 184.3 MBq、投与時の血糖値は 149 mg/dlとやや高値でした。
今回お持ちいただいたCT(2005年10月12日施行)を参照しました。
前回FDG-PET検査(2005年6月16日施行)と比較しました。
肺癌の再発や転移を示す異常なFDG高集積は認められません。
前回検査で指摘した右中葉や右気管傍リンパ節への集積も、今回は明らかではありません。
縦隔部の集積は不均等ですが、生理的集積の範囲内と考えられます。CTでは軟部組織が残存していますが、この病変への有意なFDG集積はありません。
両側歯槽部に集積増強がみられ、歯周囲炎が疑われます。
脳、肝臓、大腸、尿路系への生理的集積を認めます。










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