懺悔の部屋

懺悔の部屋

夫には言えない、妻には言えない、子どもには絶対ないしょ、舅姑には口が裂けても言えない、てなことみなさんおありではないでしょうか？
私はあります
いくつか、いや、結構いっぱいかも

いくつかここに告白いたします

みなさんも懺悔したい事がありましたら、ここで告白してすっきりしてみませんか？
私書箱あてへお送りください

懺悔その壱絶叫母

まだ兄怪獣がネンネの頃の話。
兄怪獣はスヤスヤお昼寝中。
そこで私は土いじりをしにベランダへ出ました。
兄怪獣はとても神経質な子供だったので、ちょっとの物音でも起きてしまう。
私はベランダの窓をきっちりと閉め、時々中の兄怪獣の様子を見ながらガーデニングにいそしんでいました。

数十分が経過し、土いじりも終了！
私は窓を開け、部屋の中へと入りました。
なんだか部屋の空気がよどんでいるようでしたが、
眼鏡に土埃がついたのだろう、と思いあまり気にもしませんでした。
兄怪獣はめずらしくまだスヤスヤ寝ておりました。
私は洗面所に行き、手と眼鏡を洗いました。
そこで初めて異変に気がつきました。

空気中に細かいチリがいっぱい浮かんでいます。
胸がゾワゾワしながら部屋の中をよーく観察してみると、
な、な、な、なんと、魚焼きグリルに火が点いたままだったんです！！！
お昼にお魚を焼いて、そのままずっと空炊き状態だったんです。

大急ぎで換気扇をまわし、窓を全開にし、玄関も開け、
寝ている兄怪獣を抱きかかえてマンションの通路へと脱出したのでした。
危うく子供を一酸化中毒で亡くすところでした。
これは相方にも告白しておりません。

懺悔その弐絶叫母