柴楽日記

< 新しい記事

新着記事一覧(全2774件)

過去の記事 >

2020.05.12

小さな仲介役ナナ

カテゴリ：ナツ・マリ

数日前のひとコマ。
この日は珍しく夫婦でちょっとした喧嘩となってしまったナツマリ。

原因はナナの躾に対するスタイルの違いであった様です。

庭へと私がナナの昼食を運んで来ると、すっかりお腹が減ってしまっていたのか？
この日は「早く、ご飯ちょーだい！」って言わんばかりにひたすら要求吠えを繰り返して
いたナナに「ナナ、ちゃんとお利口さんに！静かにしなさい！！」って感じで注意にやって
来てくれたナツマリ。

強く吠えながらナナに言って聞かせようとしていたマリに対し、一向に言うことを
聞く気配を見せないちび子を羽交い絞めにしてお灸を据えようとするナツ。

そんなことしちゃダメ！アンタのデカい体で潰れちゃうじゃないのよ！！」って
言わんばかりに制止に入ったところでお互いにヒートアップする展開に・・・。
こちらも間髪入れず二匹にケンカしない様に喝を入れていきますが、依然スイッチが
入った状態で向き合ったままの姿勢を崩さないマリ。
一方のナツはそんなマリを目の前にして、すっかり蛇に睨まれた蛙状態となって
しまっているみたいです。（笑）

そんな張り詰めた空気が続く中、白黒コンビのもとへナナがやって来ました。
二匹の間に流れる雰囲気を察した様子のナナ。

「婆ちゃん、お腹が減ってて我慢できなくてゴメンね。爺ちゃんはワルくないから
機嫌を直してちょーだい！」って言わんばかりにマリに告げていたかと思うと、

今度は「爺ちゃん、今度はちゃんとお利口さんにするから、婆ちゃんと仲直りしてね！」

仲裁役となった小さなナナのお陰で張り詰めていた庭の空気が次第に緩んでいきます。
結もちょうどナナぐらいの時分にこうして二匹の仲裁役を務めてくれたことを懐かしく
思い出しながらそんなちび子のちょっぴり頼もしい姿を眺めていました。

群れとして生活している4匹を眺めていると、普段は年長犬であるナツマリが結や幼い
ナナの成長を導く存在である様に思えていますが、時として無垢なちびたんや年少犬達が