緑と清流
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写真は「ハツユキカズラ」 哲学の言葉「哲学するということは、そのつど個別的な生活の充実のうちに現実的に存在する。人間は可能的実在として思考しつつ哲学者なのである(ヤスパース)」 人間は常に、哲学的に生きている。ギリシャ神話 45 ゼウスとヘラ ギリシャ神話の最高神ゼウスと、その正妻ヘラはいつもけんかばかりしていた。 原因はゼウスの浮気がほとんどだったが、他にも理由があった。 ヘラは、元々ギリシャの先住民族である小アジア系の人々が崇拝していた女神だった。 一方ゼウスは、紀元前2000年頃からギリシャを侵略していたインド・ヨーロッパ語族の一派が崇拝していた神だった。 その一派がギリシャへ侵入し、先住民族を征服、混和し、今のギリシャ人の祖となった。 そうした混和が神話にも起こり、土着の女神と、新しく移住してきた民族の神が融合したのだった。 神話の中では、ヘラはゼウスにいつも文句ばかり言って、反抗的態度をとるが、結局は最高神である夫の優位は変わらない。 これは征服者の神ゼウスと、被征服者の女神ヘラという、歴史的背景があったのである。 中央アジアのある地域に、共通の言語を持つ集団があった。 その中の一派はインドへ行き、他の派はヨーロッパへ行った。 ギリシャ神話はホメロスやヘシオドスの叙事詩に由来しているが、聖書のようなものはない。 古代の文学者、神話学者、系譜学者、歴史家、哲学者などが、繰り返し神々や英雄たちを取り扱い、そのたびに新たな解釈や、付け加えがされている。 また、神話伝説は地方によって伝承が異なり、その矛盾に対して歴史家などが辻褄合わせの解釈や、改変を繰り返し、矛盾はよけいに多くなった。 紀元前3世紀になると、ロマン的風潮が強くなって、新しい恋物語などが付け加えられた。 ルネッサンス頃には、膨大なエピソードの寄せ集めとなった「ギリシャ神話」となり、それ以後は神々や英雄たちが繰り広げる華麗な、あるいは残酷な物語に、芸術家たちはインスピレーションを掻き立てられた。
2008.07.21
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