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2006.03.27
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カテゴリ: 読んだ本
『亡国のイージス』『Twelve Y.O.』に続き、また福井晴敏です。

第二次世界大戦が終わる間際の海軍が舞台です。
『ローレライシステム』という他に類を見ない特殊かつ優れた探査能力を持つ潜水艦《伊507》を
めぐって、海軍上層部vs米軍vs《伊507》との戦いを描いています。

戦争を扱ったものは小説でも映画でも苦手なので、借りたものの読めるかどうか不安だった
んですが、大丈夫でした。
『ローレライシステム』がちょっと奇抜な設定で、現実離れしている感じがよかったのかも。
それでも原爆投下シーンなどあって、キツかったですが。

福井敏晴の小説はいつも、「ダメな世界も個々人のありようで変えていける」というのが

ただ『恋愛』というのとはちょっと違う感じ。
信頼と本能部分での惹かれ合い、という感じかな。

どうも現実世界を見ても、福井氏の小説を読んでも、人間というのは種として失敗作なのでは
ないか、という思いが強くしてしまいます。
そこの所が読んでいてキビしい。
でも、必ず赦しがある。
愚かでも、間違いを繰り返しても、未来を信じて頑張って生きていけばいいんだよ、と
言われている気分。
私は弱い人間なので、誰かにそんなふうに言ってもらえると、ほっとします。

文庫本で4巻なので読み応えあります。
展開が早くて、次々と事件が起きるので長くて飽きるということはないですね。


1つヒドいと思ったのは、1巻目の最後に解説があって、その中で2巻目以降の話について
書かれていたこと。
頭から読んできて、勢いで読んじゃったよ。
途中で気付いてやめたんだけど、こういうの最終巻に載せて欲しいですよねえ。

詳細な感想は以下に。伏せておきます。


ただ良い人ほど早く死ぬ、っていうのが福井氏の特徴ですよね。(^^;
先任の高須、主人公の親友・清永。
ああ、やっぱりダメだったか~、という感じ。

敵艦を撃沈してもローレライがダウンしなかったシーンは感動。
こういう局面がくる、というのはその前から匂わせていましたから予測はしてましたが、
やっぱり文字で読むと感動もひとしおです。

艦の中で『椰子の実』の大合唱になっている頃が、一番幸せな時期でした。
『椰子の実』、読んでいる間ずっと頭の中で流れてましたよ。

そして、《伊507》の最期。
もう泣かずにはいられない~~~~。(>_<)
『椰子の実』を歌いながら艦と共に沈んでいった乗員達。
人として大人としての責任を貫く、勇気ある人達。
今の時代、大人のフリをしたワガママな子供が多いから。
自分はこの人達のように潔く、きちんと大人としてあれるだろうか、と思います。

絹見艦長の戦闘指揮シーンはかっこいいですね。
『潜水艦同士の取っ組み合い』って・・・・その言葉自体がスゴすぎる。
思わず力入っちゃいました。

苦手な戦争ものでしたが、読んでよかったです。


終戦のローレライ(1) 終戦のローレライ(2) 終戦のローレライ(3) 終戦のローレライ(4)





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Last updated  2006.03.27 17:20:42
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