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2007.10.24
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カテゴリ: 読んだ本
初出「小説宝石」(光文社)
  2000年6月号 赤い名刺
  2003年1月号 眼前の密室
  2001年5月号 鉢植えの女
  2001年8月号 餞(はなむけ)
  2002年4月号 声
  2002年8月号 真夜中の調書
  2002年10月号 黒星
  2003年7月号 十七年蝉


2007年9月 加筆・修正の上 文庫化


臨場とは、警察用語では事件現場に臨み、初動捜査に当たること。
主役となるのは、捜査一課調査官・倉石義男。
『終身検死官』の異名を取る倉石は鑑識の天才で、誰もが自殺や病死と疑わない案件を殺人と
見破ったり、殺人のように見える現場を「事件性なし」と判断したり。

短編で、それぞれの話の主役(主体となる視点)は話によって変わるんですが、その1つ1つが
ドラマ性が高くて、検視結果の判断もさることながら、そこに流れる人間ドラマにグッときます。

好きな話は『赤い名刺』『餞』『黒星』。

『赤い名刺』なんてタイトルなので、血を連想して怖い話かと思いましたが、それが全然
そんなんじゃなくて。

主役は倉石の部下である一ノ瀬。

ところが、その自殺者は一ノ瀬の不倫相手で、一ノ瀬は彼女に自分の名刺を渡してあったため、
万一彼女が他殺であったら自分が疑われてしまう、という危機に陥る。
倉石の目の前で、彼女を検視する一ノ瀬。
動揺が悟られるのではないか、という緊張。
名刺が貼られた彼女の手帳を、誰にも知られずこっそり持ち出さなければ、というプレッシャー。

取り返した名刺を見た瞬間にすべてがひっくり返る。
けっこう感動しました。

この倉石検死官が、組織に媚びず、変人でぶっきらぼう、エラい人達の中ではよく思わない人も
多い、という人なんですが、実は部下思いで情に厚い人。

事件がすっきりと解明する爽快感と共に味わう倉石検死官の魅力がよくて、繰り返し読みたくなる
1冊でした。






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Last updated  2007.10.24 12:48:54
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