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2009.02.25
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カテゴリ: 読んだ本
2006年9月16日号~11月4日号  週刊現代へ掲載
2007年8月  講談社より


ある日の営業を終えたサラリーマン西谷久太郎を突如襲った大地震。
震源は東京湾北部、マグニチュード7.3。
高層ビルのエレベーターに閉じ込められ、ようやく脱出した西谷が目にしたものは・・・。
リアルなデータと情報を満載した実用的シミュレーション小説。

(表紙裏 紹介文より)


もしも、首都直下型の大地震が起きたらどんなこになるか、というのを
西谷久太郎という平凡なサラリーマンを主人公として描くシミュレーション小説です。

西谷は42歳、事務機器を扱う小さな会社の営業、妻と高校2年の長女と小学5年の長男と
4人暮らし。
昨年、30年ローンで墨田区にささやかな一戸建てを新築したばかり。
平凡ではあるけれど、運が悪ければ失うものも多い、一般的な庶民です。




福井晴敏って、堕落した社会に充満する絶望を書き表しながら、でも最後には爽快感と共に
それを変えていけるのは人の力だよ、という希望を必ず見せてくれる作家なんですよね。
だから、読むのは怖いけど、読みたくなる本がたくさんある。
今回もそんな感じでした。

まず前書きで救われて、その先を読む勇気が出ました。

恐怖は人の思考を硬化させ、笑いは人の情動を活性化する。どうか笑って読んでいただき
 たい。そして笑ったあと、ほんの少しだけ心を澄まして、『その日』の自分に思いを
 めぐらせてみてもらいたい。
 地震は「最後の審判」ではない。最初の段階で生き延びることができたなら、生き続ける
 ためにやらなければならないことがごまんと待っている。それをこの世の終わりと捉えるか
 どうかは、人の心持ち次第。文中の言葉を借りるなら、「どんなに大地が身震いしても、
 人の心だけは壊せない。壊すのはいつだって自分自身」なのだから。


物理的にいろいろと備えることは大事。
でも備えがあっても、最初の大揺れを生き残れるかどうかはわからない。
それでも、生き延びたなら心を強く持って、生き続けていけたらいいなと思いました。
『日常』の上に成り立つささやかな善意を大切にしながらね。






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Last updated  2009.02.25 12:49:18
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