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2009.06.05
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カテゴリ: 読んだ本
1977年3月 早川書房より




植民惑星で奴隷として酷使されているアンドロイドにとっては天国にも思えたのだ!
自由を求めて、植民惑星から脱走した8人のアンドメイドたち・・・・。
だが彼等を待ち受けていたのは賞金を狙うバウンティ・ハンターの執拗な追跡であった!
現代アメリカSFの騎手ディックが、斬新な着想と華麗な筆致をもちいて見事に描きあげた、
めくるめく白昼夢の世界!

(裏表紙紹介文より)


「夏への扉」がおもしろかったので、調子に乗って苦手なSFに更にチャレンジ。
ブレードランナーの原作ということで、興味もありました。

読んでみての感想は・・・・・うーん、難解。(^^;

まず世界観をつかむまでが一苦労。
最初にJ・R・イジドアが登場して、いろいろしゃべり始めた時は、これは妄想なのか
それとも何かの比喩なのか?、と頭がクラクラしました。
ウイルバー・マーサーも何者かよくわからないし。


最後まで読んでもテーマがつかみきれなくて、訳者の解説まで読んでやっと
「そういうことか」と思いました。
ブレードランナーの原作だから、というのが頭にあって、余計に混乱したようです。
でも結末は正反対ですが、テーマは同じだったな、と思いました。

もっとも、その話をSFには詳しい会社のKさんにしたら、ブレードランナーも
色々なバージョンがあるので見たものによりますよ、とのこと。
私が見たのは一番ハッピーエンドに近いもので、未来への希望を感じさせる話だったようです。

テーマはタイトル通り「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」。
アンドロイドは人のような感情を持ち得るのか? 人とアンドロイドの違いはどこか?
ただ、ロボットと言えばアトムに代表される日本に生きる私にしてみると、
アンドロイドが感情を持っている物語の方が馴染みやすく、フィクションとしては

ブレードランナーでは、感情を認められることのないアンドロイド達の悲哀が描かれましたが、
この小説では、モノとして淡々と生きるアンドロイド達を、そうとは見ることのできない
人間の悲哀を感じました。

なんて書いたけど、この解釈って合ってるのかなあ・・・・。(^^;

もう少しわかりやすくて、面白いSFってないものですかね?

できたらハッピーエンドで、あまり怖くない話がいいです。
ちなみに、私が過去に読んだことがあって面白かったのは、
アン・マキャフリイのパーンの竜騎士シリーズの何冊かと、「夏への扉」です。





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Last updated  2009.06.05 12:30:30
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