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2010.10.10
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カテゴリ: 読んだ本
2009年12月 新潮社より


虚弱な若だんなはついに冥土行き!? 三途の川に着いたはいいが、
なぜか鳴家もついてきて―。
兄・松之助の縁談がらみで剣呑な目に会い、若き日のおっかさんの意外な恋物語を知り、
胸しめつけられる切ない別れまで訪れて、若だんなと妖たちは今日も大忙し。
くすくす笑ってほろりと泣ける「しゃばけ」シリーズ第六弾。

(裏表紙 紹介文より)


しゃばけシリーズ第6弾。

短編で
 「鬼と子鬼」
 「ちんぷんかん」
 「男ぶり」
 「今昔」
 「はるがいくよ」



「鬼と子鬼」は大火事に巻き込まれて三途の川まで行った若旦那が、
なぜかついてきてしまった鳴家(やなり)達をなんとか元の世界に戻そうと頑張る話。

「ちんぷんかん」は上野・広徳寺にいる妖退治で有名な僧・寛朝の弟子である秋英が主役。
若旦那も出てきますが、脇役的存在。

「男ぶり」は若旦那の母・おたえの結婚前の恋物語。

「今昔」は陰陽師がらみで、若旦那が式神に襲われたため、解決のために大騒動。
そこに兄・松之助の縁談話も絡んできて・・・という話。

「はるがいくよ」は、長い年月を生きて妖と化した桜の、花びらが変化した娘・小紅の話。



「ちんぷんかん」が本のタイトルにもなっているんですが、何でだろう?
若旦那は脇役だし、話自体も地味で特別おもしろいわけでもない。
言葉の響きかな?


いつ読んでも鳴家達は可愛いなあ。(^^)







これ以降は詳細な感想となり、ネタバレとなります。ご注意ください。








ちょっとした事件は起きても、あまりイヤな人物は出てこないことが多いんですが、
今回めずらしく、この人はちょっと~な人が出ていました。

1人は「男ぶり」に出てきたおたえの友達・お香奈。
縁談がたくさん舞い込んでいる大店の娘であるおたえを羨ましがるのはともかく、

「あたし、あの人が好きになった。あたしが先なんだから
 おたえちゃんは好きにならないでね」と牽制する。

それだけならともかく、おたえの縁談相手の1人で、
おたえも憎からず思っている相手と出会った時に、目の色変えて
「あたしよ。あたしが先よ」と言うのは、あまりにもみっともなくて。
結局、そのまま奪い取っちゃったしね。

相手の男も大したことないヤツで、まあ結婚しなくて正解、
おかげで若旦那の父である藤兵衛と結ばれたのだから、結果オーライなんですけども。
イヤなコだなあという印象が強かったです。

もう1人は「今昔」に出てきた陰陽師。
今時は式神を使える陰陽師はほとんどいなくて、彼はそれができるのに
位が低くて、自分が認められていないと憤っている。
自分の力を試すために、江戸の人を式神に襲わせたりもしているのに、
そのことに関する罪悪感がないんですね。

若旦那を襲ったりしたものだから、仁吉に貧乏神をけしかけられてしまい、
今後の彼の運命はお先真っ暗、でも自業自得ねー的な結末を迎えました。

若旦那と囲碁ばかりしているのんびりした貧乏神が神らしい怖さを見せたりして
ぴりっと締まるシーンもありましたが、何となく後味は悪かったなあ。


「はるがいくよ」は、はかない桜(小紅)の命を見送る若旦那の寂しさを描いています。
それを置き換えて、人としての短い命を見送らなければならない妖達、
特に佐助と仁吉の切なさに、若旦那が始めて気付く、という話でした。
残して逝くのも、見送らなければならないのも、どちらもつらいよね。
でも、生を全うして逝く側はそれほど苦じゃないかも、と思うと
人を好きになってしまった妖は哀しい存在だなと思いました。

ちんぷんかん

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Last updated  2010.10.11 22:52:55
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