ただし、注意点が一点。Vine Linux ではブートローダとして LILO を用いますが、オプションで「リニアモード(LBAを使用する)」を指定しないとブート時に
"LI" で止まります。これは、WX-1110z のせいというよりは、MK-2110MAT が原因のようです。 #リニアモードを指定すると /etc/lilo.conf に linear オプションが追加されます。
WX-1110z に HDD を戻してブートしてみると、LILO の OS 選択画面がでます。おー、何のことはない、簡単やね~、と思ったのも束の間、問題発生...
(^^;;
"No coprocessor found and no math emulation present. Giving up." 「数値演算コプロセッサがあらへんし、浮動小数点エミュレーションもしてまへん。もうアカンわ、さいなら。」
と言われてしまい、この時点でブート停止。むー、そういうと、AMD Elan SC400 のスペックには 486SX 相当と書いてあったなぁ。っちゅうことは、コプロセッサ無し。となると、Vine
Linux 2.1.5 の kernel 2.2.18 は math emulation 無しで構築されてるっちゅうことかいな。
ということで、ちゃんとブートするカーネルを何とかでっちあげなければなりません。カーネル再構築はやったことがなかったんですが、Vine Linux のオンラインマニュアルによると、カーネルのソースパッケージをどこぞの ftp サイトから取ってきて mkkpkg
を実行すれば良いらしい、ということが分かりました。いや、RPM パッケージにこだわらなければ、自分で kernel-source から再構築すればよいのですが、そこまではめんどくさいので止めました。(^^;