トーラアサナ
腕を伸ばし、体を浮かした姿勢になるヨガポーズです。
*蓮華坐の組んだ足に両手を差し込み浮かすと
雄鶏のポーズ(クックタアサナ)と呼びます。
腕で体を持ち上げるのは、筋力で!と思うでしょうが。
ちょっと違います。
呼吸とシンクロした体の使い方なんです。
ヨガは、けっして歯を食いしばり
肩をいからせてやるものでは
ありません。
*合気道で「呼吸力」といわれるものと同じです。
*「つらいポーズほど、笑顔で
ゆったり深い呼吸で♪」
この本質はどこででも共通します。
パドマーアサナでなく、安楽坐(あぐら)でもいいです。
両手を腰(お尻)の横につき、
お腹を引っ込め内臓を引き上げる、
ウッデヤーナバンダをします。
これも呼吸でお腹をひっこめ、
腹筋は柔らかく使用してください。
リキむのとは違います。
軽くそのバンダを維持した胸呼吸、ウジャイ呼吸で
胸を広げ、肩甲骨を広げ、広がる力を
肩から手のひらまでおろします。
腕で支持する状態をつくります。
はく息で、上体をすこし前に傾けお尻を浮かせ、
膝を胸につけるように引き上げます。
吸う息で胸の中を広げ、
手のひらまで広がる力を伝え
体を腕で支持し浮かせた形を維持します。
女神の呼吸力でこのヨガポーズは完成します。
孔雀のポーズ(マユラアサナ)などで代表される、
腕支持のヨガポーズ(ハンドスタンド系)は、
肩や腕の筋トレではないのです。
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