『返り咲き』『狂い咲き』などの用語に関して

100万ポイント山分け！1日5回検索で1ポイントもらえる

734040

ホーム | 日記 | プロフィール

【フォローする】【ログイン】

プロフィール

sasama_tea

フォローする

フリーページ

神様トンボとは

< 新しい記事

新着記事一覧(全575件)

過去の記事 >

2007.01.27

(4)

テーマ：植物・キノコについて(675)

カテゴリ：雑学

昨日のように、原版から花の一部分だけを切り取ってみました。
ちなみに、今回は５Ｍピクセルで撮影してあります。

セイヨウタンポポ(01/21)

大写しにしたタンポポの正体は、今や在来種を脅かすセイヨウタンポポでした。

近づくまでは在来のタンポポかと思っていましたが、宅地から随分と離れた畦に咲くタンポポも、今では他所者に取って代わろうとしています。

しかも、紅葉した葉に映えた黄色の花が美しくて、何とも憎らしい限りです。

ノゲシ(01/13)

場所と日付は変わりますが、こちらは ノゲシ です。　【撮影日：１月13日】

異常ですね。

昨年の秋からの「季節外に花を咲かせる」現象を、
私の日記内でもいろいろと紹介してきました。

それらの現象に当てはめる言葉に何を選択するかについて悩まされましたが、
ネット検索だけでは解決しませんでした。

そこで、図書館の文献からいろいろと拾ってきた内容を
フリーページのほうに掲載しました。
返り咲き・狂い咲きなどの用語に関して

結論から申しますと、
『返り咲き』『狂い咲き』『二度咲き』『不時開花』 などの言葉全ては、
植物学・園芸上では同一の意味

とどのつまり、基本的にどの言葉を用いても問題はないということのようでした。

ただ、 『返り咲き』 は古語『かへりざき』として存在するのに対して、
『狂い咲き』 の古語『くるひざき』は見つかりませんでした。

更に、 『返り咲き』 reflorescence ですが、
『狂い咲き』 には unseasonable reflorescence ほか、複数種類がありました。

園芸史について、私は殆ど分かりませんからあくまでも想像ですが、
『返り咲き』 は古くから日本で使われてきた言葉であることは間違いないものの、
『狂い咲き』 は外来語の訳語ではないかと思います。

私自身でも更に調べるつもりではいますが、
もしも園芸史に詳しい方がこの記事をご覧になっていましたら、
是非そのあたりの件に関するコメントを残していただけると助かります。

いろいろと調べてみて、何となくすっきりしました。

…ですが、今冬の異常振りは全くすっきりしませんけれど。