酔生夢死

酔生夢死

PR

2013年12月31日
XML
カテゴリ: 映画
[ストーリー]

国家の体制維持のため、周辺の12の地域を代表する少年少女2人を招集し、殺し合いをさせ、最終的に一人の勝者に絞り込むハンガーゲーム

主人公カットネスは妹が地域の代表となってしまう事態を避けるために自らゲーム参加を志願する

同じ地域の代表ピータとともにハンガーゲームが開催されるキャピタルに向かう

[観想的なもの(ネタバレあり)]

現物をみるまえは「バトル・ロワイヤル」の類似品化と思っていたが、それよりは「逃走中」とか「戦闘中」のようなもののリアル版といった感じだった

ただ、出来としては酷い。それも稀にみる酷さ

当初、優勝者は一人といっていたのに、後半になってから同地区からの代表2人が残った場合は2人とも優勝となったり(その時点で同地区2人残っていたのは2地区のみ)、2人残った段階でやっぱルールが元に戻ったり。

2人優勝といった後に実際2人残った時にやっぱなしよ、ってのはシステムの根幹を揺るがすことだから絶対やったらダメでしょう



主人公は元々故郷に恋人がいるんだからそこどうすんだよ、ってとこは最後までぼかしたまま。恋人がいる故郷にピータも連れて帰ってにっこり笑っておしまい。

ゲームの運営の酷さはさらにあって、運営が勝手に決めた立ち入り禁止地域に近づいたら山火事起こすわ、火の玉打ち込むわで、バトルロワイヤルなのに運営側が参加者殺しちゃダメでしょ、って配慮はないらしい。

最後の3人になった時点で主人公たち2人に向けて殺人兵器を投入する、ってそれでゲームオーバーになったら今までの殺し合いなんだったんだよ。

再三のルール変更も企画段階でなんとかしとけよと

原作はおそらくもっとしっかりしていると思われるんだけど、都合がよいところだけをつまみ食いした結果、おそろしくトンチンカンな出来栄えになってしまったって感じでしょうか









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2013年12月31日 15時13分11秒
コメントを書く
[映画] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: