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スコーピオンと名乗る覆面の暗殺者登場。花火があがってるから誰も銃声気にしない……というかこの番組非常識に銃が出回ってるから誰も気にしない。密偵が「話の種が出来ていいじゃないか」はあんまりだと思うが。事件のせいで窮地に陥る警察署長は、千鳥の昔の知り合いの夫だった。元幕臣で、運よく人生を仕切りなおせたが、おかげで勝手を言われる立場。……綾殿、スナイパー(かもしれない奴)とも知り合いなのかよ。激動の時代とはいえ凄いな一児の母。蠍には蠍の正義があった。署長は横浜から出て行け、と警告するが、蠍がその気になったときにはもう遅かった。幼馴染と昔の女に迷惑かける前にとっとと消えやがれよ全く。いい話なんだが、最終回がミスターの旦那と全く関係ない話とは思わなかった。明治1年から明治5年9月、までのお話?は旦那の蒸発とともに終わりをとげ、その正体はとうとうわからず仕舞い。
2008年09月15日
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横内さーん!ざんばら頭って粋じゃないというか皆男ぶりが何割か落ちるような……。横浜に流れてきた男(という設定の密偵)、昔の女がライフル銃の密輸組織に入っていると知り、潜り込もうとするも疑われ撃たれる。粗悪で安い銃が出回り、治安が悪化。町を見回っていた千鳥、折檻されそうになっていた阿婆擦れ女を助けて事件の糸口を掴む。迂闊な女は即刻口封じに殺された。4年前、まだ維新前なのか。女は恋人に斬られ置き捨てられたことを恨んでいるが、あれ、あんたを被害者に見せかけようとしたように見えたんだが……。しかし今回、手柄のため利用しようとするのはいただけない。二人がなんだかんだでよりを戻している頃、千鳥と旦那がちゃっかりと事件を解決していて、そして……。
2008年09月13日
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まるで最終回みたいな落ちの後で、何事もなく次のお話。駅馬車に乗っていた男が撃ち殺される。なんかめっさ長距離から百発百中の弾丸を放つ、眼帯つき仕事人がいるらしい。片目のスナイパーの噂で横浜中持ちきり。なのによりによって、眼帯つきの男が人魚亭の客になる。どっちにしろ並の度胸じゃない。それとも囮役か?「京極」と名乗る客が到着。苗字からしてマダムと同じ「元」華族仲間らしい。最近見かけないタイプを見てぽーっとしてるマダム、千鳥とのフラグはどうした。わりとシンプルなシナリオだったが、望遠鏡に銃がついているのは面白い。……確かに遠くがよく見えるわ。戦時のストレスから、銃の魅力に憑り付かれた男。その末路は……?ヤンデレじゃないな、単に病んでる。旦那によると「あんな世間知らずを利用するなんて」だけど。
2008年09月11日
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水死体として揚がった女の首には、明らかな絞めあとがあった。それを見て以来、千鳥はえらく機嫌が悪い。彼の知り合いが何人も殺されているという。人魚亭に乗り込んできたガンマンは旦那が撃退するが、次は成功するかもしれない。千鳥はこれ以上店に迷惑をかけないよう、身を隠すことを選ぶ。一緒に逃げる同僚の相沢は妻帯者。そろそろ東京で女房に会いたいのに、男と山中で逃避行。そして遂に追っ手が二人を見つけ出す。捕らえられた千鳥、「ミスターの旦那」は何者か聞かれるが、無論答えない。7割の確率で知らないと思われる。死にかけの千鳥を介抱してくれたのは、むりやり情婦にされている女だった。一味の目的は、密偵を皆殺しにしてそのトップを追い落とすこと。主題は千鳥の友情と誠意だが、強制労働者を的にする、という悪趣味な趣向が状況をおかしくする。個人的には、「兄たちを助けるために貴方の仲間を差し出してください」という人間に何かしてやりたくはならないな。ヒロインおりん、なんか自由に動き回ってんのな。百姓だし、兄や仲間がいるからどうせ逃げだせない設定らしいが。密偵なんて信じない発言したり、手助けしたり、どうも態度が一貫しない。敵もどーにもプロフェッショナルじゃなくて、変な話だった。でも、千鳥とマダム両思いなのか、結局。
2008年09月09日
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三万円強奪事件の目撃者となったマダム。死者たちを悼むふりもせず、ただ浮かれるが、事件はもみ消される。そして三万円を取り返すべく、多数の密偵が横浜に送り込まれるが……千鳥が圧倒的に有利じゃねえか。マダムが喋りたくてうずうずしてるってことを考慮に入れても、手に入れられる証言数が圧倒的に違う。敵は、政府が秘密裏に運んでいた賠償金の存在と、そのルートを知っていた。千鳥はその懐に飛び込むが、既に密偵の人相書きが出回っていた。硝煙で目を潰された千鳥は囚われの身となるが……。「密偵」を憎む女、お時。彼女は五千石の大身旗本の娘だったが、密偵に利用され父を失脚させられ捨てられた。その密偵とは、既に一線を退いた千鳥の友人だった。それを知ったお時は、状況提供と引き換えに逃がしてやると千鳥に持ちかける。女を誑して逃げるのが密偵の仕事なら、仲間を売って仕事を果たすのもありじゃないだろうか。いや主人公サイドの人間としちゃ駄目だけど。
2008年09月07日
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巷に出回る、低品質の密造酒。不味いだけならいいけど、本来食用でなく工業用のアルコールが使われているので、とんでもない身体障害が出ると……ひええ。旦那と千鳥は、とりあえず一組の売人をぶっとばすが、根を絶たないと皆、目が潰れてしまう。密造酒つくりの黒幕はアメリカの市民権を持つというお政、その世話になってる?のが大金持ちの娘からすっかり身を持ち崩したお秀。昔苛めた使用人の子供の下に転がり込んだというお秀は、酒と引き換えに人魚亭に潜り込む役を引き受ける。アル中女の面倒を見る羽目になった男二人はうんざり顔だが、彼女はその上に不治の病っつー厄介な設定を持っていた。おお、胸毛あんのか若林。知らなかった。胸毛って男でもあったりなかったりするよな……どういうメカニズム?血が止まらなくなる病気だと知って自棄になっていた女、旦那の紹介で名医に係り、誤診だといわれて唖然。これで人生をやり直せる、と思ったところで、行き当たりばったり人生のつけが纏めて回ってくるのだった。恐らく一番憎い相手を飼う気持ちか……別にわかりたくもねえな。そしてまた、どこかで密造酒が製造される。
2008年09月05日
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異人から孫娘(十代前半)を取り返そうとした素手の老人が撃ち殺される。だがポリスは正当防衛で片付け、見ていた者たちは私刑寸前の大騒ぎ。その晩、懲りずに女を漁っていた偉人は、元青山百人組に喧嘩に負けて、蹲っていたところを撲殺される。はっきりいってこんな狂犬は死んだほうが世のためだが、……冤罪パターンだ。おまけに犯人を引き渡さないと戦になるとかならないとか。知ったことか、と言っていた千鳥だが結局やる羽目に。犯人にされた男は逃げるが、仲間たちも「気持ちはわかる」と犯人扱い。彼らの背後には大物商人がおり、事件を迷宮入りにしたほうが長期的に見てよし、と主張。だが、……悪役似合うな大滝さん。特捜最前線のイメージしかない自分は正直びびった。各国の密偵に顔が効く旦那凄いな。そして横浜署の所長が、切腹を装って殺される。うわあ酷い話だよ。予想以上だよ。千鳥は最悪の事態を回避しようと動くが……。なんか必殺テイストの話だった。仲間のため、最悪の選択をし続けた男は刑場に消えるが、その誠意が身を結ぶ日はこない。
2008年09月03日
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3vs500。うんまあ三国志とか考えればありだ。人足を束ねる小松やの三男坊、旦那にやられて人数を繰り出そうとするが、兄たちに「一人で殺ってこい!」と殴られる。兄たちが案じているのは、警視庁から派遣されてくるという超エリート警官。しかしそのお人は直前に病死、優男の息子とその姉が替わりに派遣されてくる。川路警視正のお墨付きだが、刀も銃も持ったことありません、武器は法律書ですって……。とりあえず荒事には向かない。この作品でも川路閣下は切れ者。横浜のポリスのボスは小松やと通じているが、朴念仁と見せて凄腕なのか、ダミーで本命がどこかにいるのか、全く見当もつかない。千鳥は気に食わないといい、旦那は気に入ったと言う。しかし、やばいところを助けに入ったのは千鳥だった。暴力は嫌いだけど、法律は無力だった。だが今更銃も覚えられない。思わず東京に逃げ帰ろうとするルーキー、姉に「お前が逃げたらこの町の人たちはどうなるのですか」と叱咤される。千鳥にも旦那にも帰れ、と言われるが、この姉がいる限り無理。お雪姉さんに勝つ方法を聞かれた旦那、ショットガンを推薦。ちょっと待て、そんな危険なものあるのか!撃ち合いは正義の勝利?に終わるが……。やっぱり川路閣下は冷酷な切れ者だった。実物はどんな人だったんだ?気になる……。そして葬列を装った、文字通りの弔い合戦が始まった。ゲストが三々木さんに鮎川さんに中田さん、蟹江さんに仲谷さん。斬捨て要員も多いし、なんか凄いな。3vs500は盛大に誇大広告だったが。姉が勝利を喜ぶのに対し、弟が死屍累々に打ちひしがれるのも、なんと言うか苦いものがある。
2008年09月01日
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花屋の店先で、いきなり女性に向かって発砲する男。二発目を撃とうとして、千鳥に追い払われる。狙われたのは通運会社の社長令嬢、ヤクザのお嬢さんならまだわかるけど……。ポリスが大急ぎで駆けつけるが、この街の治安はどうなってるんだ。父は闇夜の狙撃により、夢半ばにして落命。娘はわあわあ泣いていたが、襲撃犯と思しき相手が見舞いにやってきて、精一杯気を張る。そして彼女が通運会社設立を引き継ぐことになる。が、敵は白昼堂々店に襲撃をかけてくるのだった。……本当おかしいなこの街は。堅気もがんがん用心棒を雇って自衛するしかないのか。久々に娑婆に戻った辰次、しかし世間は移り変わり、組に居場所はない。おまけに病持ち。車引きの弟は暖かく迎えてくれるが、幼馴染のお竜お嬢さんに迷惑かけるなと叱られる。確かに面倒な立場だ。組にい辛いからって、簡単には抜けられない。冒頭の事件の証拠がつかめないまま、状況は刻一刻と悪化していく。お嬢さん襲撃に巻き込まれた車引きが足を撃たれ、足を切断するか否かの大怪我。……お竜さんが手術代を払うか、襲撃犯に払わせるかの二択だと思うが、何故兄が命で買うなんて話になるんだ。恩がどうこうって理屈おかしいぞ。結局手術したみたいだけど、誰の財布から出た金なんだろ……。
2008年08月30日
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本日は密告やの話。上流階級の溜まり場、人魚亭に薄汚い男がやってきて、ただ酒食らってた千鳥が追い出しを命じられるが、彼は千鳥につなぎを取りに来た密告の専業家だった。あんなに目だってどうするんだ、とは旦那のお言葉。……千鳥だってとてつもなく目立ってる。呼び出しに従い同僚に会いに行く千鳥だが、相手はもう吊るされていた。直前に出て行った女を捜す千鳥だが、人が一杯いてとても追えない。とりあえず手紙を持ってきた密告やを探すことにするが……。千鳥は騙されて阿片を吸わされ、スーツを脱がされて川に放り込まれる。幸い回収が早く一命を取り留めるが、何しろ阿片なので、禁断症状を乗り越えられなければ人生御仕舞。阿片密売組織について、まだ殆どわからないうちに千鳥がリタイアしてしまったので、旦那が千鳥の服を返して貰いに行く。「こんなみっともない姿は誰にもみせたくない」何時も千鳥に手厳しいマダムだが、本音ではちょっとは好きみたいだな。正気に戻った千鳥は礼をかねてマダムを口説くが、気候のせい扱い。確かに、マジになればなるほど嘘くせえ。サブタイトルの女も阿片中毒、密偵嫌いだったが、それにはやむを得ない理由があった。……「さそり」を思い出した。
2008年08月28日
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あ、あれ、予告と話違わない?欠番?企画倒れ?○妹なんて知ってるだけで些か決まりが悪い単語が出てたから、ありえるかも……。自称「ぎやまんのお雪」、因縁つけてきたチンピラを二挺拳銃で追っ払う。連中数を倍に増やしてお礼参りにくるが、千鳥はこういう癖のあるタイプ大好きだった。政治犯が脱走、横浜に逃げ込む。ポリスは「見知らぬ男を見かけたら……」って、横浜元々よそ者ばっかじゃん。だからこそ皆やってくるんだけど。何故脱獄囚が人魚亭にふらりとやってくるんだ。もっと雑多な店に行け。ここはお偉いさんも大勢くるんだぞ?しかも女房連れかよ!貸しはあっても借りはないはずの男に「逃がし屋を紹介してくれ」と言われたお雪、きっぱり断る。確かにくだらない男に思えるな。だが、女房の涙と誠意が、遂にその心を動かす。逃がし料200両(2名様)かよ!よく頼めたもんだこの馬鹿男。
2008年08月26日
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今日のゲストは大和田さん。前回は目黒さんだった……何気に豪華主義。駆け落ち者が手に入れちまったのは、政府転覆の秘密文書。でも正直、自分たちの明日のご飯の方が重要。食うに困って饅頭を盗んだ男、人魚亭に拾われる。……盗んだものを取り返そうとしただけで、暴力を振るわれた挙句「横浜の面汚し」呼ばわりされた露天主の方が気の毒。敵に回るのも責められない。東京の生糸問屋の娘と手代が駆け落ちと聞いて、マダムは単純に羨ましがる。でも顔だけの男は駄目らしい。二人は人魚亭で働かせて貰えることになるが、きな臭い虚無僧が追ってくるし、父も追ってくる。ああ騒がしい。「あんたは貧乏人でもないのに娘を売るのか」と父が罵られるのを聞いた娘は堪り兼ねて反論、父は嬉しそう。父が出した条件は、三月のうちに店を出すこと。元出もないのに無茶苦茶だが、約束は守ってくれそうなのでやるしかない。「川口屋は賭けにいかさまは使いません」謝礼目当てに父を呼びだしたやくざ屋、言い切られて唖然。でもやっぱりちょっかいは出す。賃料、ただ同然のあばら家を借りて、……無事借りるまで色々大変だったけど、問題は何を売るか。珍しくて旨いものが望ましい。やくざたちはとっとと襲撃をかけたいのだが、腕がたつ虚無僧たちが見張ってるので手が出せない。向こうも同じ誤解をしてるかもしれない(笑)。ミスターの旦那に「アイスクリーム」を売ろう、と唆された新米夫婦未満、富士山まで氷を取りに行く。鉄砲隊まで繰り出して、幾ら礼金くると思ってんだ……。千鳥が実によく働いて、アイスクリーム屋は大繁盛、父は大満足で祝言の日取りを決める。でももう一件事件が残ってた。このシリーズ、「全力を尽くしてないだろ!」と絶叫したくなる展開が多すぎるが、今回は流石に満足だった。
2008年08月24日
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露天荒らしのちんか……ちんぴらたちに喧嘩を売った男。返り討ちに。ちんぴらたちは筋も道理も蹴飛ばして、商人たちを追い出した。同じ頃、人魚亭でさいころを転がし、今日からバクチOK、オレが決めたと言い出す一見紳士。さっきの連中の同類。流石に千鳥は返り討ちにはならなかった……旦那もだが、毎日ただ飯食ってでかい顔してんだからこういうときはよく働け。ただの鼠にしちゃやることがでかい。一度はポリスが取締りを請け負うが、このまま引き下がってくれたら話が進まない。つかどう見ても敵に見える。正義派のやくざ、旦那にデパートの構想を聞かされる。……えーと、そんなの文無しに持ちかけたってどうなるもんでも。長屋一間から奇跡を起せってか?娘がやくざに惚れて身を滅ぼしたから孫娘には堅気の男を選んで欲しい。しかし孫娘のほうは、男が行き詰れば行き詰るほど深みに嵌る。やくざの夢は、とうとう叶わなかった。考えてみりゃ、私有地でもない土地でデパートたてらんない。ポリスの誠意のなさ、ある意味輝いてた……。なんだろうこの清清しさは
2008年08月22日
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廃墟から十字架を掘り出す老人。明治維新の今なら、キリシタンだと正直に言える。が、亡者の声に怯え十字架を埋めなおす。一軒ただの掘っ立て小屋、しかしそこは元教会(代わり)だった。棄教者か?あれ、まだキリシタンってまだ邪教なんだ。マリア様とモナリザの絵が間違えられるくらいの認知度らしいが。すりと名指しされたチャイナ服の女、まり。じゃあ此処で脱いで見せてやる!とやって窮地を逃れる。まあよくある話で、度胸がいい本物。十字架争奪戦。宝石と金で作られた、非常に高価な品と思われるが、泥棒が出所を知りたがるあたり由緒ありげ。別口で乗り込んできた娘スリ、自分が受け継ぐべきものだと主張する。官軍の一段に略奪を尽くされ、井戸に隠された少女以外全滅した隠れキリシタンの村。別に皆殺しにしなくたって……お宝がざくざくって知ってたのか?い、入り組んでるーるー!生き別れの兄が生きているときいたまりは喜び勇んで会いに行くが、10年ぶりの再会はやはり悲劇となった。「これを……」まりは逃げられなかったが、十字架を敵に渡しはしなかった。
2008年08月20日
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悪の三兄弟が横浜入り。手始めに、女の子のペットの小鳥をわけもなく打ち落とし、ミスターの旦那にお仕置きされる。彼らは千鳥を探していた。旦那は「自分で探せ」とかわすが、千鳥は派手なのでどうせすぐに居場所が割れるよ。料金先払いで大暴れ、千鳥が横浜を出ているので無理やり居座りつつ人魚亭のメンバーを行動を探る。しかし旦那は、大の大人の千鳥のことは放置(まあ妥当)。小間物屋の娘を外人の医者の下に連れて行くが、彼女は重い心臓病だった。……子供を連絡に使うな千鳥ー!巻き込んでんじゃねえ。佐賀藩出身の千鳥は、暴発しようとした三兄弟を止めようとして、恋人であるその妹を斬り殺してしまった。んで彼らには誤解込みで恨みを買っているが、どうも返り討ちにしづらい。旦那は、下手に戻って周囲を巻き添えにするよりは逃げろと助言する。小間物屋の女房、娘の治療費欲しさに千鳥を売ってしまう。亭主は人道に悖る、と叱るが、やっぱり報いは巡り巡って戻ってきた。
2008年08月18日
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五稜郭の敗残兵が、何とか帰還。うまく妹と再会するも、母は既に死んでいた。妹は兄と共に静かに暮らしたいと願うが、兄は新政府転覆を狙うテロの仲間に入ってしまう。強奪した金で立派ななりをする兄妹、すりにしてやられるが、仲間はそのすりの腕を叩き折ってしまう。通りすがりのミスターの旦那、腕を折るのはやりすぎ、慰謝料を払えとちょっと強引な主張を展開、5両取ってやる。その旦那の正体に、気づいたらしき男の影あり。「横浜を横浜独立共和国にする」勝手なこというな!横浜にはノンポリで平和に暮らしてる人々が一杯いるんだ!落ちぶれ仕官の独立戦争に巻き込むんじゃねえ。巻き込まれて大勢死ぬし、独立したって別に嬉しくない。なんか異人さんに襲われた兄妹、殺人者として警察に追われる羽目になり、人魚亭に逃げ込む。兄は甘ちゃんの夢想家だが、旦那に頼ったのは正しい。旦那は証人が金を掴まされているのを暴き、とりあえず冤罪を晴らしてやる。が、革命に参加は辞退。「一般の人々を巻き添えにした革命は、成功したためしがない」革命のために長屋一軒が犠牲に。しかし下見にいってみれば、例のすりがいて、ポリスから庇ってくれる。妹は計画を取りやめにしようとかき口説くが……。やっぱりテロはいけない。
2008年08月14日
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今日は郵便強盗。金目当てで馬車を襲い、きっちり銃で止めをさしていくという乱暴なもの。つか銃ぶっぱなすのがすきなんじゃね?こいつら。弾一発だって安きゃねーのに……。人魚って健全な見世物だけど、それでも女(しかもいいとこのお嬢さん)が見物に来るのに違和感を感じる。旧幕臣で新政府の高官となれば世間の目は厳しく、いきなり襲撃かける無法者まで出る始末。父は、娘の身を案じ人魚亭に一時預けることにする。単なる暴走馬鹿と思われたのは、実は郵便強盗の一味だった。家に帰りたいけどミスターにやめとけ言われたお嬢さん、再び襲撃かけられて欝。しかしそれは、千鳥を狙ったものだった。手詰まりだった千鳥、狙ってくれとばかりの態度を取るが、敵も中々尻尾を掴ませない。中々筋の通った推論を立てた千鳥はお嬢さんを締め上げるが、旦那に止められる。お嬢さんは彰義隊の戦で両親を失った孤児だった。今の父は、それを偶然見つけて引き取ってくれた敗残兵。……彼女のために、父が無実であることを祈る。お嬢さんの恋人はほんの下っ端。父に交際を止められた、というので酔っ払って女に絡み、「東京でもっといい人を探します」と言われてしまう。……いまいち意図が読めないな。諦めるなと喝を入れたのか、あくまで父に従うつもりなのか。「昔はあんな人じゃなかった。みわさんと引き合わせてくれた頃は……」敵の造形は今までで一番深かった。しかし酷い話だ。
2008年08月12日
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新し物好きのマダム、フェンシングに挑戦。もうちょっとで千鳥死んでた。あの外人オレの命狙ったんじゃねーの、と千鳥に言われたマダム、……酷い……本当のことだけに酷い……。横浜には千鳥以外にも、大勢密偵が入りこんでるらしい。ダチ、やっぱり超派手っっ!派手でどうする、おまいら007か。「オレに何かあったら、女房にこれ(ロケット)を渡してくれ」贋金作りを追うポンチョ密偵、お約束通り速攻で命を落とす。人魚はいいけど、リアルタンノ君こええ!特殊嗜好は勘弁してマダム。遺体が中々揚がって来ないので、嫁が探しにやってくる。よくある話だが、嫁は亭主よりその親友の方が好きだった。身元が割れやすい千鳥は一件から外されるが、彼に警告を発した密偵が殺され、人魚亭に吊るされる……。確かに、何時殺されてもおかしくないな、千鳥。優秀な人間は余計なことは喋らないと思う。脚本の都合なんだろうけど、すげえ阿呆に見えた。
2008年08月10日
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明治元年なんだ。進んでるな横浜。マダム着道楽……制作費に響きそうだよ。異人さん相手に恋文代筆業のミスター。読めなきゃ意味ないからな。ミスター、トリリンガルか……。一人で異国に渡れば何でも覚えるか。英語とフランス語もわからないのに難癖つけた役人、恥をかいて退散。その役人に、何とか会って貰おうとしている男が、横浜まで追ってきていた。食い詰め、裏切り者に就職を斡旋して貰おうとした子連れ浪人、不逞の異人どもを殺す仲間に入れと唆される。「また裏切るなよ」とても信用ならない男だとわかっている。実際表で会ったときは知らん顔された。しかし……。「オレが仕事を世話してやってもいいぞ」ミスターの勘は正しかった。「新しい攘夷」の名の下に集められた者たちは詐欺の辻褄あわせに使われ、正当防衛と称して殺される。「答えてくれ、俺は間違っていたのか」間違っていただろ、何処から何処までも。あんた頭いいだろ、本来は……。なんでこんなことに。
2008年08月08日
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今日のゲストは岸田さん。ワルなんだけど、何処か繊細な風情がよし。……実際いたらウザいことこの上ないタイプだが。五稜郭の生き残り、新政府の役人を切って捕縛。すっかり覚悟を決めていたが、罪人籠の中からとある女郎の姿を見る。女郎に牢破りを依頼された千鳥、流石にびっくり。年季を伸ばしても依頼料を払う、と言われてついつい承知してしまう。「お前新政府の密偵じゃなかったのか」相棒の突っ込み役か、旦那。千鳥はわざと捕まって囚人を助け出そうとするが、事情を知らないマダムがわざわざ請け出しに来て、ごちゃごちゃやってるうちにメインゲストに連れて行かれてしまう。こんな物騒なの二匹も飼ってるだかあって、色々まともじゃねーわマダム。好きだけど。牢破りの話を聞いた女郎は人魚亭に忍んでくるが、亭主は上記の理由で行方知れず。戻れば仕置きが待っているが、それでも「あの人は、生きていればきっとやってくる」。……吉原より流行ってる遊里からどうやって一人を探せと。救い主からニトロ弄ってくれと言われた男、女房を買い出すために前払いで100両所望。マダムは二人を渡米させる段取りをつけるが、千鳥は「もう一仕事済ませてから行く」と言われのこのこ帰ってきてしまう。役人殺しはそれなりに筋が通っていたらしいが、これ以上はやばいだろいくらなんでも!
2008年08月06日
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2話ヒロインは、安田さーん!もうじき胡蝶姐さん殉職だ……悲しい……。昔の横浜は飲める水が少なかった。まあ、港町だから……。そういや鎌倉も酷かったらしい。水がないので買うの大変、特に大量の水を使う人魚亭は大変。水売りの爺さんはチンピラに絡まれるが、旦那たちが駆けつけて何とか事なきを得る。どうでもいいがお前ら遅えぇぇぇ!来ない気かと思った。立派なお名前を持つマダム、本物の元お公家様。でも商売が性にあってるご様子で。時代遅れと最先端の居候コンビに水道について聞かされたマダム、あっという間にその気になるが、どうも個人資産じゃ無理なようで。賭場で女壺ふりにコナかけられた千鳥、「女に借りは作らないことにしてるんだ」ほんとしょってるな。確かに滅多にないほどいい男だけどな、若林 豪……。顔と腕だけか千鳥!敵陣に乗り込むも、「七年前の雨の晩に何があった?」とほぼ初対面の相手に公衆の面前で聞くなよ。それでほいほい喋る馬鹿いねーよ……。安田さんもアクション多い女優さんだが、お蝶、仕込み傘、ってパロディのような気すらする。七年前といえば維新前。何か書類が残ってるんじゃないかってミスターに言われてどうする!「着飾ってばかりの脳なし」と言われても言い返せんな、こりゃ。「証拠がない」が口癖の密偵ってどうよ。お蝶は七年前の、押し込み殺人事件の生き残りだった。第一発見者が気の回る爺さんで、九死に一生を得たお嬢さんを、死亡と言い立てた。……七年前に少女ってことは、えーとえーと。ごめんなさい愛してます。
2008年08月04日
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たまには知らない番組でも見るか!で何故ウエスタン時代劇にいくんだ自分。ミフネ自体禄に知らないくせによう……。日本に駅馬車走ったことあるの?マジで?しかも収益上げてたのか。舞台は港町として知名度を上げつつある横浜。浜っこの高いプライドは、この時代に培われたらしいぞ。そんな最先端の町に、「ミスターの旦那」と呼ばれる渋いおっちゃんがいた。……えれーハイカラななりしてんな大岡様……。ギヤマンの器に踊り子(……海女じゃないのか?)を入れて芸を見せる店、美女を揃えているが「客」は取らない。売るのは芸のみ、と軍の偉いさんにも楯突く女将、じゃなくてマダムには好感が持てる。一見昔風の旦那が異国帰り。ありそうな話で笑える。御者として成功するためにはピストルがうまくなくちゃ駄目。すげえ話だな。銃を持つべきか持たざるべきか、との問答の後は銃を教える前のポイントに。「早く撃つより正確に撃つことを教えるべき」「先に撃たれたら意味がない」「当たらなければどうということもない」新政府の密偵との噂もたつ千鳥、結構(思想的に)やばい奴のような……。馬車の事故は事故じゃない。そう睨む千鳥は派手に動くが、それがゆえ敵にも動きが筒抜け。基本寝てばかりの旦那は、その稚拙さを叱責する。事故死?した恋人の父に替わり、成駒屋の馬車を曳くことになった若造。その行く手に待つものは?初回からかなり酷い展開。でもこれ、千鳥が馬車に乗ってりゃなったのでは……?「刀で銃に勝つ!」と言われると男熟しか思いださない自分。
2008年08月02日
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なんというか、必殺よりよっぽど欝にしてくれるシリーズだよ。酔っ払って酒屋の小娘にいたずらしようとする侍たちに立ち向かった、島帰りのやくざ者。文句なしにいい男。賭場ではイカサマを暴いて、また暴れる。滅法強いが、死に場所を探しているが故の捨て身。心の贓の悪い髪結いが所帯を持たないのは、病のせいではなく、男を待つ身だからだった。骨壷と仇討ちの許し証持った侍の子供が行き倒れ。単に空腹だからじゃ……と思ったら疲労だった。 この子の母は夫の留守中に強姦され自害、父は殺害され、叔父とともに敵討ちの旅に出たものの、叔父は途中で倒れ骨壷の住人となった。しかしこの子は、仇と目される相手が、本当にそんな真似をしたとは思えないという。証拠とされる将棋の駒の根付だが、なんだよ、似たようなの持ってる奴藩に大勢いるみたいじゃないか。大方の視聴者の予想通りやくざ者は仇持ちの者藩士で、髪結いは許婚の不始末のせいで藩を追われた女。無論真犯人は別にいる。家老の息子が真の仇と知った子供は二人の下に駆け込むが……。(8月2日 前日記より)
2007年09月01日
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二十両で売られた娘。逃げようとするが、場所が将軍家の御狩場で、侍とトラブルになったことから大騒ぎに。 ……単なる意気地なし考えなしの小娘とはいえ、間接的に何人不幸にしてるんだ。疫病神呼ばわりされてひっぱたかられても全然可愛そうに思えなかったりして。お鳥役の行状を将軍様に訴えようとする村人たち、訴状を持つ小娘は逃げ回り、遂に斬られて訴状を奪われる。そして止めをさされる前に飛び込んだ医者はとりあえず場の全員をぶった切った上で討ち入り。「鳥と人間の区別もつかない」じゃないだろ医者、そいつら冤罪事件のために雀殺してる。鳥のことだって大事にしてない。小娘助かったけど、後味悪い……。(7月28日 前日記より)
2007年08月21日
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アラカンより、田中邦衛と加藤剛のマイペース振りをどうにかしてくれ。破れの先生は弱いもの苛めはしないぞ。田中邦衛とせんだみつおは幼馴染みなのね。 (2007年01月17日 20時07分39秒)
2007年07月11日
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三万石の殿様が人の所領で百姓の女房を手篭めにしようとして返り討ちに。この恨みを晴らそうとして、盗みの罪を着せたり、庇った噺家を斬ったり、果ては老いた親を餌にしてとうとう誘き出し共々殺してしまう。先生が訴え出るも、上様ご寵愛の妹の意向で握りつぶされてしまったため、せんだみつおが命懸けで老中に直訴、今度は殿様は国許にいることにして、家臣が勝手にやったことにしようとする。こっそり国に向う行列を皆殺しにして、これで藩も潰れるさ、ざまあみろという先生だが、あまりに酷い話でとても笑えなかった。
2007年05月09日
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今回の敵は大名のお殿様。外に出たところを襲おうかと思ったが、そんなことしたら藩が取り潰しになって藩士が路頭に迷う、だから難しいけど邸内で襲おうという先生。そういえば顔もしらねえや。「殿様は地震が嫌いで、地震が起きるとマットに包まってるらしい」マット?今マットって言わなかったか?問題は、地震が何時起きるかわからないといみがないこと。「動物たちが騒がないから地震は起こらない」そんな占いできるなら人に頼むな。今回も天の意志なのか、旨いこと動物たちが騒ぎ出したのでこれを気に切り込み。警護の侍皆殺しなら顔わかんなくても無問題。占いが外れて自信喪失の占い侍は日がな一日じーっと鯰を眺めて過ごすのでした。(2月21日 前日記より)
2007年03月10日
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やっちゃばって、何?ワーカホリックの夫に放って置かれてた武家の女房が失踪。そして五年が経つ。野菜の値が高騰。庶民から大店まで困っています。大道芸人の浪人、子供好きで近所に好かれているが、酒好きで体を壊すほど。女中上がりの青物問屋の後妻はしっかりもの、しかし亭主は思いっきりお人よし。視聴者の予想通り、二人は元夫婦でした。夫は出世していい暮らしをするのが幸せと思ったが、妻はうだつが上がらなくても、仲良く暮らしていたかった。夫はまだ未練があるが、妻はきっぱりと断る。あれ、でもこれ、重婚にあたらないか……?行商の娘が病気の父のために独活の初物を盗み出し、それが問屋の咎(フライング)とされ、主は首をつる。娘はついついやっちゃったんだろうけど、自分も死んでお詫びしろといいたくなるくらい恩知らず。元夫は決死の覚悟で討ち入ろうとして主人公に止められ、一人旅に出る。なんか釈然としない。(2月18日 前日記より)
2007年02月27日
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鉄砲組といえば「生きた的」。とパブロフの犬の如く連想していたら、初っ端から攫ってきた若い女に「玩具か的か」二者択一。無論まともな奴もいるが、事件に巻き込まれ恋人と共に撃ち殺される。組屋敷に乗り込むのは無理、外出中でも鉄砲があったら勝てない、雨が降ってくれればいいんだけど。帰り道に振り出して、近くの寺に泊まりこみが好都合だな、と思ったら、振ってきましたよざあざあと。これぞ天の意志。で、お楽しみの(……)お仕置タイム。わざわざ逃げられないように細工してから襲うのか、相変わらず趣味のい……悪い連中だ。外は雷がごろごろで、騒いだって誰も来やしない。(2月14日 前日記より)
2007年02月26日
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指名手配犯の逃がし屋の話。船出奉行の部下がこれに関わっていて、悪事が露見し切腹しなくちゃいけないが、ぶるぶるして出来ないので奉行が背後から手を伸ばして斬る。確かに斬らなきゃ上司も家族も立場がないが、それって本当に正しいのか?普通悪役のやることでは。これを表ざたにするとお友達の船出奉行も只じゃすまないと老中に言われた深川奉行、何時もの如く関係者皆殺し。子供を必死に育てる女は見逃してやる。……船出奉行(加藤GO)も真っ青の大岡裁き。(2月12日 前日記より)
2007年02月20日
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宿場で、ろうそくやの襲われる。責任者の番頭は、運良く医者の下に逃げ込むが今でいう重体に近い状態。女主人は娘に店を託し神仏に祈る。荷が盗まれたのに、番頭の方が心配なのかひょっとして。ショーの最中に蝋燭が消え、舞台の上のお姐さんが怪我もないのに血だらけに。盗まれた荷は絵蝋燭、著作権の問題があるので盗んでも売れないはず。もう一度注文の飛脚を出したら、これも脅されて逃げ帰る始末。そして翌朝、蝋燭を持った死体があちこちに。「あそこの蝋燭は血を混ぜて作ってある」などというデマがぱーっと広がる。投石を止めてくれたのは日本橋の同業者だが、番頭は「あいつは信じるな」と言い出す。恋人殺しで捕まり責め殺された娘の件に、罪の意識を感じないでもない小悪党。娘の幽霊に責められ、嘘の証言を白状。自分だって芝居打っただろうが、騙されるなよ(笑)。事件は解決、娘も戻ってきて、元通りの商売が出来ることになる。母、番頭と再婚しないのか?
2007年02月18日
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若手同心が提灯屋の娘と付き合うが、父は「不釣合いは不縁のもと」と相手にしない。奉行その他は大賛成なんだけどね。娘の父は近所の道場から、祭りに提灯百個を寄進したいと申し出を受けるが、女房と娘は不審顔。娘は恋人に話し、恋人は父に話すが、父は「あんな小さな道場、町方相手にセールスするのが当たり前、提灯百個なんて大した出費じゃない」と斬り捨てる。それも理屈なのが困ったもの。実際、道場の狙いは提灯に仕掛けしてあたりを火の海にし、将軍に切りかかるというものだった。それをたまたま聞いて斬り殺された飲み屋の女中は、偶然にも提灯職人の女房。深川の一角の長屋には、去年潰された藩の藩士とその家族が暮らしているが、ダミー。連中全員てきとーな理由をでっち上げて投獄しても、目晦ましになっていいや程度。黒幕は、浪人たちを親切ごかしに焚き付けて、その実自分たちの出世の踏み台にする算段。事件に肉薄した(といえるのかちょっと不明)息子は殉死、娘も死亡、父は巡礼に。も、元々少ない同心が二人も減った……!
2007年02月11日
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母を亡くし、そして父を殺され、しかし父に「仇を討とうなどと考えるな。自分のために生きなさい」といわれた武士の少年。それから九年たちました。漆の買占めが元で職人が首吊り。残された女房のために慰謝料を取りにいった女たち、たった一両で片付けられる。漆問屋は四六時中くるみをがちゃがちゃやっている困った大人で、これは桂木少年の仇と同じ癖。その少年は医者の弟子になっていたのですが、先生が死んだため遺品を渡して回った後、破れ医者の下に居候。「先生、人間の一生って何なんでしょう」12歳の子供の考えることかそれが。問屋の後ろにいるのは少年の父がいた会津藩の家老、その家老の娘は病気を盾に30過ぎても嫁に行かず、別宅でのんびりしているので親は苦い顔。しかし心臓が悪く余命短い、そして子供好きで性根の優しい女性。実は彼女は桂木少年の母、父は彼女を若君の側室にしたかったのに、軽輩の侍と恋愛して子供まで作り、その子供は死産だったと聞かされたのに実はちゃんと産まれていたと今になって知る。家老は自分の孫を殺すことを決断。今更名乗るに名乗れない母、医者の温情で子供と語る機会を得るが、病死だと聞いていた男が殺されたことを知る。そしてただでも心臓が悪い女の屋敷に斬り込む暗殺者集団、母は息子を庇って銃殺。二人きりにしてやりたいからって、先に帰って酒飲んでたのが不味かったのでは?えらく尺の短い立ち回りの後、桂木少年は長崎に出発。後に立派な科学者になりました、で幕。予告で「○△グランドホテル」が堂々映っていて驚いた(笑)。
2007年02月03日
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ご存知鼠小僧のお話。実はとっくに悪党の手先になっていて、でもお調子者が自首しやがって、仕方ないからてめえも自首しようとするが金蔓をなくしたくない黒幕たちに父は殺され、息子は誘拐される。それを破れたちが助け出して悪を成敗、父は「遠くに行く」といって息子の前から姿を消す。その後獄門になったらしい。手を変え品を変え「やりすぎ」るのがウリかと思ったら、今回は随分まともだった。もっとギリギリに破れて欲しい。(1月17日 前日記より)
2007年01月30日
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「旨そうだなあ……」「てめえには若すぎるよ」いや、旨そうなのはアヒルだから!飼い主の娘さんじゃないから(笑)!小娘の人足なんて風紀が乱れるから駄目だという若い手代。意地悪じゃなくて堅物のようです。疲れた彼女を送ってきて、疲れには甘いものといわれて母に買ってきた大福をくれるし。ゲタで天気がわかると本気で信じてるし(笑)。ちゃんと予想たてていたとは。証文が焼けて1文無しになって、父親は寝たきりで、絶対身は売らないアヒルも食べないと頑張る娘。しかし父は、アヒルと遊びたい子供たちに荷車を引かせて、金の取立てに。凄い執念。勿論金は返してもらえず、思い余って川に身投げ。先生の犬のバンに救われますが、娘の荷物になるより死んだほうが良かったという親父を叱りつける先生。しかし娘は、先生の言い方は酷いと罵倒する。いや、父親にも言いたいことをいうんだけどね。「いい加減に目を醒ましてよ!何時までお金に拘っているの!」先生が人間を診たくないとうのも無理は無いなあ、と思っていたら、言いたいことを言い放った娘は頭が冷えて謝りに来、父親も漸く妄執から解き放たれました。しかし金を踏み倒した側は、こんなこと繰り返されたら世間が煩いと肝の小さいことを考える。あひるを食いたがっていた大工がうろうろしていたお陰で命拾いって、人生って奥が深い……。大工が犬に持った薬も、押し込みの侍が罪を被る羽目になりました(笑)。仮にも侍が簡単に口を割るなよ、と言いたいが、下手をすると犬に食わされたからな。嫌だそんな拷問。仇の店を焼き討ちするのに、晴れた晩はまずい大雨の日にしようって、本気ですか皆さん。店の者を薬盛って運び出し、半鐘を打って、「お前さんだけ燃やす」って怖いよ。本気でやるわけない、と一筆書くことを拒否したので本気で火をかける。火をかけられてもまだ事故だと言い張ってる……まあ、火付けを認めたらどっちにしろ火炙りだし。一方、代官所に突き出された部下たちに「もう一度やって来い」って旗本、懲りないというかなんというか。裸でさらし者にされて、出世がぱあどころか下手すると士道不覚悟で切腹(笑)。そうならなくとも親戚が切らせます。少なくとも蟄居閉門。二度と往来を歩けませんな、あははははざまあみろ。兄さんの代わりのアヒルが千両箱を引き摺ってくるが、親娘は一からやり直す覚悟なので届け出て幕。(1月10日 前日記より)
2007年01月29日
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いきなり東京が映ってびっくり。今回の舞台は新宿か。新宿の由来の講釈はありがたい。登場人物(特に田中邦衛)の紹介に時間を割いているため、全然悪人が登場しない。幾らぼろっちい長屋だからって、一日で板張りに改築って無理言う主人公。加藤剛も連続登板。前作では副主人公だったのに全然目立たなかったのに。店を抜け出して酒飲みに行った女郎を助ける主人公。いや、途中から「動物を苛める奴は許さない」になってるけど。翌朝、「こんなところで獣医なんて食っていけるのかなあ」と言っていた長屋の連中、「下駄飛ばして天気占いして食ってる御浪人もいるんだから」と納得。視聴者も納得。病気の牛を売るか田畑を売るしかない農民。しかし「娘を売るより辛い」ってどうよ。病気の牛が元気になるまで待ってくれと浪人の金貸しに当たりに行った主人公、彼が金を借りたという和尚も名義を貸しただけ、実際の金貸しは浪人しか知らないし彼も雇われの身で素直に退くとてめえが困る、で役人に恐喝されたと訴えるが、何故か代官とタメで話していますアラキン。飼い猫ラブの奉行、猫の病気をでっち上げられ?訴えを取り下げることを承諾。いいのか。牛の飼い主の爺さんがフクロに合うが、天気侍は金貸しに楯突いた医者が悪いと主張。爺さんも孫も恨んでないけど。医者が助けた女郎、刺青と飲みっぷりをサカナにするため敵の座敷に呼ばれ、黒幕の正体と次の作戦を耳にして御注進。何故こんな女が此処に、といいたげな芸者の目が怖い。罠とわかっていても乗り込む猫医者。代官所が火事と偽り手勢を減らす、ってせこいけど面白い。乗り込むのは五人だけど、実際暴れるのは医者と大工だけだし。
2007年01月16日
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長屋を追い出された母子、粘ったことを理由に仕事まで干されて入水しかけたところを保護される。奉行の口利きで首の話はなしになりましたが、大家はどうしてこうまでして長屋を潰すのか話そうとしない。「極悪人のように言われて、一銭の得にもならないのに!」と談判に言った大家の息子は殺され、やけになった大家はそれでも強大すぎる相手に楯突けず、面倒を持ち込んだ母子を襲いにいく。出刃持った相手に座布団で立ち向かう女中さん、流石おつたさんの店で働くだけあるな。「気をつけてやれよ」どうせひきっこないので、悪事の筋書きから黒幕まで教えちゃう因幡の爺様。もうなにもかも諦めてますね(笑)。このまま好きに地上げさせてやるもんか、というわけで情報をリークし競争相手を増やしてやる。どんな騒ぎになっても貧乏人には関係ないと思ったのに、長屋を立ち退いた連中が「だったらこんなはした金で出て行けるか!」と戻ってきてしまう。大家が頭抱えて寝ていると聞いて、「俺も布団被って寝たくなった」。件の母子の、一旗上げに行った亭主が帰ってくるが、「家族で大阪で暮らすんだ、今すぐ旅立つぞ!」その晩、長屋が焼き討ちされました。長屋に戻ってきた連中は、金を渡された上、焼き殺されたとわかって怒り狂う奉行。深川を第二の長崎にして大儲け、という話は上手く潰せましたが、それくらいで気が済むわけない。おまけに幕府の金で二倍で買い上げるという。「商いってのは賭けだ、賭けに負けたからって胴元が金を返すなんて聞いたことあるか!」いいこと言うねえ千正夫!亭主が火付けと関わっていると気付いた女、どうにか説得、奉行に掛け合って罪を軽くして貰う事に成功。亭主と娘の下に戻るが、その眼前で二人は撃ち殺される。む、娘になんのかかわりがあるって言うんだ!最後まで容赦ない番組だ……。深川は町奉行所の下に入ることになり、深川奉行所は廃止に。腹を斬るどころか堺奉行に昇進。「一日も速く堺に行け。ワシの寿命が縮まるわ」嘘つけ、楽しんでいたくせに(笑)。(12月20日 前日記より)
2007年01月03日
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新しい目付けは真面目な切れ者。悪い人じゃないけど、理想論を振り回し周囲をうんざりさせるタイプ。深川周辺で用人暗殺が相次ぐのは深川奉行の怠慢だといわれ、因幡の殿様言葉に詰まる(笑)。どうして同心が見回りに出ないんだと詰め寄られた奉行、「同心はたった三人、歩き回らせていざという時疲れていたら困る」同感だ。「悪は必ず滅びる!」いい奴だからこそ困る……。と頭を抱える奉行。徒歩目付けたちを下がらせないと、ぴりぴりした町人たちにフクロにされるよ、と忠告。一緒に町に出てみたら、実際徒歩目付けは変装へたくそで、奉行に一目で見破られるしおかしな連中だというので殴られる。かっぱらいの子供は親がいなくて弟妹を養っていて、そんなのを叩くなんて真性Sでなきゃ無理だよ。いい加減奉行が町人たちに十分影響力を持っていることは無事証明されましたが、問題は目付けの父。息子がいい感じに出世したので、次は金を積んで若年寄にと、抜け荷に首を突っ込み身を滅ぼす。殺された要人は全員悪人だと認めた目付け、犯人は船出奉行だと思い込む。確かに、状況証拠からいうとそうなるな。「父は腹を切るような人じゃない。生きることが好きだった。弱い人だったが、私は父が好きだった」敵の目的は切れる奉行を黙らせることで、そのために目付けの父を切腹と装い殺害。だが、息子には、父が恥辱を理由に切腹するような人じゃないとわかっていた。奉行と手を組み罠を張る。でもちゃんと連続暗殺犯を捉えるべく網を張る。それが深川奉行だと知ってあいた口が塞がらない。「見たことを見なかったことには出来んし」「夢だよ」「夢か、なるほど」それでいいのか(笑)。(12月13日 前日記より)
2006年12月29日
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す、すんげえもの見た……!大名になり損ねた大目付が、邪魔した(かも知れない)老中を暗殺しようとして、白昼堂々大立ち回り!鉄砲玉は浪人なんかじゃないぜ、どうみても侍だぜ!短筒撃ちまくるし!こうなったら事件を起こして詰め腹斬らせようって……始めっからそうしたら?スパイとして送り込まれた南町同心、自害した妻そっくりの女郎と心を通わすが、妻の弟は女郎屋に立て篭もり女を盾にする。「太陽に吠えろ」にたいな殉職シーン。ある意味女のほうが可哀相かもしれない。自分を見受けしたさに暗殺未遂した男が殺されて、それを調べに来た男が「誰か他の人の面影を重ねているのはわかっているけれど」好きになり、その男が目の前でまた殺されるんだから。南町の筆頭与力は深川の牢に入れられて自害するが、そんな義理あるのか?奉行は上司だぞ、主君じゃないぞ。あと、武家の女が自害するときは胸じゃなくて首じゃなかったかな。(11月29日 前日記より)
2006年12月27日
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旗本のどら息子たちをとっちめると言う定番話ですが、そのとっちめっぷりに大笑い、その後の展開に愕然。特攻する河童(大道芸人)を案じる萬屋に、「命と引き換えに傷ひとつでもつけてやれば面目を潰して切腹です、それでいいじゃないですか」って若手同心、アンタ凄いよ……破れ奉行も一瞬黙ったよ……。自分の息子がぐれてもほっといた大目付が人間不信に陥ろうが知ったこっちゃありませんが、河童はこのあとどうしたんだろう、自分の中で決着はつけられたのかな……。(6月28日 前日記より)
2006年11月14日
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エドSSが纏まらないと思いつつ久々に視聴。萬屋主演というと、ストレス解消によさそうに思えるが、主人公がやり手の深川奉行で、その権力をもってしても裁けぬ悪を切り捨て御免という話なので、かなりハードでそれどころじゃない。子供も容赦なく殺されるからなー、下手な必殺よりクルものがある。今回は若い二人が助かったのでよかったけど、マジ殺られると思った。破れ奉行の恋人?は飲み屋の美人女将、その父親は深川の顔役。筋の通った立派な人で、堅気にも慕われているけど、要するにやくざの大親分だよな。……いいのかそんな人と堂々交際して……。
2006年08月16日
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