SuZuKinの花と食
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今日は、別に熱烈なファンではないけど、近くで高橋永順のデモ&トークをやるというので、参加費もお安いことだし観に行った。さすが何回もこういう講演をやっているのか、トーク馴れしてておもしろかった!今年で62歳と聞いてビックリ!隣に座って観ていたうちのオカンと大して変わらないじゃないの~!背が高く背筋もピシっとしているしかなり若く見えましたぁ~ん。自分のこと、ずっと永順!永順言ってたよ。奥でカメラを回しているダンナのことも、ショウちゃんショウちゃん・・と仲むつまじい熟年夫婦をみたって感じでしたわよ。なんだろね、トークを聞いていると幸せいっぱいオーラを感じたよ。デモは、淡々とあっという間にこのような大きい作品ができました。永順独特のメインとなる大輪は使わずに、淡いカラーの中輪とラインフラワーを使って茎みせる活け方。今回は、紅葉した枝と昔の教え子からもらった、クラバーアップルという姫りんごより小さく、さくらんぼのように実がなっている珍しい林檎も使っていた。デモが始まる前からステージの横に花材が、花別にバケツに入って置かれてるのだが、こんなにたくさんの色を使うの???と、驚いた。最初、こんなに色を使って合うのか?と、思ったけど合うんだなぁ~これが。▼結構な本数を挿すので、挿し口がきになり1枚撮ってきた。さすが!挿し口は交差せず、見事な放射線状を描いていた。写真からフォーカルポイントが、こんな本数でもわかっちゃいますね!トークが始まる・・・。テーマは、『好きを仕事に~素敵な花々に逢いたくて』まさしく私の求めていたテーマだ。彼女は、元々フラワーアーティストを目指してなったわけではなく、元々カメラマンを目指していたそうです。短い間だけれども、篠山紀信のアシスタントも勤めた事があるそう。デザイナーの鳥居ユキの娘さんのブーケを作り話題となり、これがきっかけでプレスデビューとなる。彼女曰く、「毎日一生懸命に生きる事が大切」だと言います。彼女は花にかかわらず、掃除・洗濯・料理・裁縫・・と、手を抜かず一生懸命やっているそうです。例えば、料理でいうと1ヶ月同じメニューを作らないとか言ってましたよ。(毎月じゃないと思うけど?)花だけではなく、料理の本を出せたのも日々の努力ありきですねぇ~。あと、やっぱり、チャンスをつかむ事が大切だそうデス。長い人生において、チャンスなんて来るのは、1度か2度かもしれないので、チャンスに気づき逃さない事。チャンスが来る時までに、日々努力しておいて磨いておくということですねぇ~。また、もしかしたら、そのチャンスは来ないかもしれないけど、あせったり、他人と比較をしない事も楽しく生きるコツだと。確かに、他人と比較するから嫉妬やあせりが生じて、スランプに陥るのかもと、思いました。フーム、今日はなかなかイイコト聞いてきけたし、デモも見れたしいいお勉強になりました~。▼永順さんの本
2005.11.06
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