BMW 自動車 t3109

BMW 自動車 t3109

May 19, 2008
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カテゴリ: BMW 自動車部品

BMW


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BMWと関係ないかな?・・・・・

エンジンオイルの働きを考えてみました



摺動面に油膜(オイルフィルム)を作り摩擦抵抗を軽減させる作用


物体の摩擦面に十分な厚さの油の層があるとすれば

表面の微細な凹凸はカバーされるとともに、分子間の凝集力も油で中和されて

減少するので、両面間の摩擦力は油の内部摩擦のみとなって著しく減少する

このような状態を流体潤滑状態と言い

流体摩擦の大小は流体の内部摩擦(粘度)に左右されます

軸の荷重が増加したり、給油が不十分の場合

油膜の厚さが減少していき



流体潤滑の場合にくらべて摩擦力は大きくなり

さらに進むと、二面間に存在する油膜は破断され、金属同士が直接接触し

固体摩擦となり、接触面に局部的な高温が発生し

焼き付き現象を起こします

冷却作用

エンジン各潤滑部分は常に燃焼熱により高温にさらされ

この状態を放置すると局部的に高温となり、焼き付きに至るので

オイルは常に潤滑部分を循環しながら熱を吸収し、外部へ放散させます

清掃(分散)作用

潤滑部分にスラッジ、スス等が介在すると、摩擦増加、油路の閉塞等

潤滑本来の働きを低下させる事になり

これらのものをエンジン内に推積させることなく、オイル中に無害な

微粒子の状態で浮遊させておきます

密封作用



エンジンオイルはピストン、シリンダー間に強力な油膜を形成し

爆発ガス、圧縮ガスのクランクケース内への吹き上げを防ぎ

出力ロスを防止します

防錆作用

オイルは、金属の表面に薄い膜を作り、錆びの原因となる

空気、水、腐食性ガスなどの接触を遮断します

酸中和作用



燃焼時に発生する窒素酸化物(N0x)によって、酸性ガス(亜硫酸ガス、亜硝酸ガス)

が発生します

このガスを含むブローバイガスがオイルパン内に漏れ出て

オイル内の水と反応し

腐食性の強い酸となり金属部分を腐食、摩擦を促進させます

この強い酸を無害な物質へ変換するため

オイルには酸を中和させる添加剤を配合しています

酸化安定性

オイルはエンジンの燃焼熱や摩擦熱や攪拌などによる空気の混入の

影響を受け酸化し易く、酸化速度を遅くするためオイルには酸化防止剤や

消泡剤を添加しています

歴代のBMW 純正オイルについては

お時間があれば


t3109 BMW ロングライフオイル etc.
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なんでオイルが食う(減る)のか?については


t3109  BMW オイルを喰う
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エンジンオイルの循環については


t3109  BMW エンジンオイルの循環
http://plaza.rakuten.co.jp/t3109/diary/201004220000/


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