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March 11, 2009

ドイツの自動車減税

日本では、自動車減税が4月から施行されますがハイブリット車、電気自動車、CNG車

などに限定され範囲が狭く、一般のガソリン乗用車はどんなに燃費が良くても対象外

で、BMWにはメリットがありません

ドイツでは、初年度登録から9年以上使用した乗用車を廃棄し新車を買った場合に

年60万台という台数制限付きで、国が2,500ユーロ（約30万円）を支払う措置を導入し

老朽化車両の代替による景気浮上を狙っています

ご存知だと思いますが・・・・環境も大切だけど生活が第一ということで

二酸化炭素排出条件の制限はありません

日刊自動車新聞は

「ドイツは、2月の新車販売台数が日米欧の主要国で唯一、前年同月を2割以上も

上回るプラス成長を記録したという、1月から導入した買い替え施策が当たった。

自動車が代表的な基幹産業となっている同じ先進国でありながらわが国と政策

決定のスピードの違いは明らかだ」

また

「ハイブリット車を国民がこぞって買い替えた場合の生産能力はなく環境にも景気

にも、その効果は疑問符が付く」

「自動車発祥の地ヨーロッパの施策のほうがより実体経済を把握し、即効性がある

点で軍配が上がると評価されても反論のしようはない」

と政府与党の無能力さに、あきれ果てています・・