上生的幻想

上生的幻想

2008/12/18
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カテゴリ: いちま
 昔人形の着物は、いってみれば、比翼仕立てのようになっていて、たいてい、肌着などは着ていない。

 で、今回、肌着をつくってみることにした(肌着は汚れを防ぎ、銘紙の傷みも防ぐ。また、着せ替えの時着物を脱がせたら何も着ていない、というのもなんかヘン)。
 材料は、たまたま家にあった、紅絹(以前、染めの裏に使われていたものらしい)。
 一度水洗いして、裁断、縫製。

 で、できあがったのがこれ(着丈35センチ。なんともかわいらしい^^)。
IMG_9118.JPGIMG_9119.JPG

 これだけだとよくわからないので、図に描くとこんな感じ。
コピー ~ IMG_9140.JPG
 イメージ的には、肌襦袢の裾を長くした感じ。
 人形なので、出来るだけごわつかないように、裾を延ばしてみた。
 両衿先に共布の紐をつけ、右の紐は身八口を通して、背中で結ぶ。
 裾が長いので、共布で帯もつくった(画像の縦に長い布)。

 着物を着たまま採寸したので、果たして、どうなるか・・・(昨日、着せてみた)

IMG_9129.JPGIMG_9123.JPG
 あ、結構、すっきり着れた^^(着付け by 奥さん)
 筒袖をつけようかどうか迷ったが、つけなくてよかった感じ。
 右は、着付け中の様子(霊じゃないですからw)


 さて、脱がせたついでに、着物の採寸。

IMG_9131.JPG 裏は綿か麻のような白の無地。古いのでかなり汚れが目立つ。
 下着(竹の柄の絞り)は、長襦袢の裾だけを着物に縫いつけてある。
 衿も衿だけを重ねてあり、さらに、付け衿 といって首周りに絞りの布。

IMG_9132.JPG下着を上にしたところ。
 退色してない、鮮やかな柄。どうやら人間用の着物を仕立て直したらしい。

 実は、このように・・・
IMG_8995.JPG前   IMG_9000.JPG
 袖の柄が結構きれいにそれっぽくなっていたので、人形用かとも思っていた。
 この振り袖、どんな人が仕立てたのかわからないが、なかなかいい感じ。

 帯などは、こんなふう。 
IMG_9136.JPG
 上から、帯揚げ、帯締め、帯(本体)、結び帯。
 帯揚げの胸のところは、綿でふっくらさせてある。
 帯締めも綿入り。
 帯は金襴の付け帯。
 帯は芯はない。中表で縫って表がえしてあるだけ。ただ、写真の右端は縫いあわせてない。
 帯(本体)は一巻きして、上から帯締めをしめて固定。

IMG_9144.JPG 新しく着付けてもらった いちま(着付け by 奥さん)。
 最初は、松園の絵風に、裾を開きめにしたかったが、綿が入って膨らんでいる裾はちょっと無理そう。
 ただ、前よりはあわせを少しゆるくして、裾がきれいになった。
(肌着も着て、着付けもややゆったりで、ほっこりしてる^^)

 いちまの着付けは結構手間がかかる。
 人間だとお腹を引っ込めて無理矢理押し込んだり、とかできるけど、人形は硬くてお腹も凹まないので、なかなかしっかり締められなかったりする(着付けは、ふたりがかりだった)。






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Last updated  2008/12/18 07:47:52 PM
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