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2003年03月05日

Ｊリーグ開幕以後、マスコミが、プロ野球とＪリーグを比べるような取り上げ方をしてきましたが（それでいて最終的には野球の肩をもつ）、それに乗せられてこの両者の対立の構図というのがずいぶんありました。某検索サイトの掲示板が特に激しいのですが、「野球は試合時間が長くてダラダラしている」、「野球は時代遅れだ」、「サッカーなんか日本には根付かない、合わない」、「サッカーはチャラチャラしていて不愉快」と言った、批判合戦？？を展開してきました。特に野球ファンのサッカー攻撃が目に余るように見受けられるのです（マスコミ全般もそうです）。自分たちのほうが上だという優越感でしょうか？僕は両方好きなので、こういった議論はアホらしいと思っています。競技そのものは性質が違うので、それを比べても無意味ですし、比べるなら両者のシステムややっていることを比べてほしいです。まあ、これについてはＪリーグの方が上だと思っていますが。ところが、最近、この某検索サイトの掲示板で、野球ファンの、サッカーへの批判の矛先が、Ｊリーグのやり方や理念の方に向けられることが増えてきたのです。それもあら捜しのような内容や、あからさまにＪリーグ理念の事を、「ここは日本なんだ。そんなものはダメだ」とか、「イメージ戦略」だの、「スポーツ左翼」だの、「プロパガンダ」だのと、言いたい放題。僕はＪリーグ理念が根付かないと、日本のスポーツ界は脱却できないと考えているのですが、この人達の意見を見ていると、まず否定が先に立ち、代案を全く提示しないで

ユニを脱いでくれといわれるらしいです。もう１つ言えば、某Ｊチーム存続危機で、試合告知のビラを配っていたのに、黄色いハッピを着ていた人達がそのビラを目の前で大量に捨てていったシーンもあったし。もちろん、僕みたいに両方好きな人もたくさんいますが、どうしていつまで経ってもこの対立は無くならないのか？
両方のファンとも、こんな見苦しい対立、いいかげんにやめにしませんか？アメリカでは、スポーツファン同士の対立なんて、ありませんよ。

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