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2003年03月26日

昨日は、ドラマ「ごくせん」のスペシャルを見ていました。「ヤンクミ」先生の担任だった3年D組の生徒達が卒業することに。半年経っていましたが、あの連中は相変わらずハチャメチャだけど、心の熱い連中です。そして、いざとなれば体を張って彼らを守るなど、卒業まで付き合ってきたヤンクミ先生も。今回も生徒同士、ヤケがきっかけでケンカするなど、いろいろありましたが、何とか全員

　さて、ここで気になった、と言うか、考えさせられたことが。嵐の松本扮する沢田が、大学受験で私学の両雄と言われる大学に揃って合格しながら、どちらにも行かず、アフリカへ行くことを決意したのです。そこで仕事をしながら、やりたい事をみつけたいとか。　ドラマと実世界を比べるのは無理がありますが、普通、そのような大学に合格すれば、まずそちらに行くでしょうし、周囲も理解できないでしょう。しかし、本人にしか理解できない価値観や人生設計、プランはあるはず。この件はやりたいことが明確にある訳ではないんですけど。彼の場合はまだいいんですけど、クラスの中には志望していた大学に落ちたりするなど、進路が決まらなかったり、大学合格しながらも、家庭の事情で進学を断念しなくてはならない生徒もいました。みんなそれぞれ、進む道、希望する道は違うし、また希望がかなえられるわけではないのですが、何か1つ、これは譲れない、またはこれをどうしてもやりたい、というものがあり、それができる人は幸せです。でも、今の日本で、だいたい自分の思い通りのことができている人は、どれだけいるのでしょう？多分ほとんどいないのでは？いや、それどころか、何をやっていいか分からず、その場で決まったレールに乗ってしまっている人が最も多いのでは？僕もそうかもな。でも、これからの時代、「自分が何をしたいか？どうありたいか？」、これを常に問いかける姿勢や気持ちは重要になってくるでしょう。このご時世、出口の見えない不況、倒産、リストラなどで、将来のプランを立てにくくなってきているし、そこまで考える余裕はないという人もいるかもしれません。しかし、だからこそ、、「自分が何をしたいか？どうありたいか？」
を問い掛けるのは大事になってくると思います。そしてそれを設計し、実行していくのは自分自身です。前述の、「本人にしか理解できない価値観や人生設計、プラン」は、例え親や兄弟であっても理解できないものも出てくるかも。また、家庭を持った人も、制約が出てくるでしょうしかし、人様に迷惑をかけず、自分がそれで満足なら、いいんじゃないかな？友人、知人、家族の意見は参考にしつつも、最終決定権は本人にあるのですから、本人の好きなようにさせたらいいのではないでしょうか？
　でも、僕の場合は、どうなのかなあ？それこそ、「自分が何をしたいか？どうありたいか？」、これを常に問いかけなくてはならないのかな？そろそろ年齢が気になりだすころではあるのですが・・・。

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