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2009.07.23
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カテゴリ: 読書/歴史系

ヨーロッパの街々を信じられない冒険譚で彩った一族がいる…。
その名はボルジア家。
法王や優れた軍人を輩出し、「ローマにボルジア家あり」と畏れ、うらやまれたという。
血縁に限りない愛と援助を、裏切り者には容赦ない報復をもってローマを制し、
大いに権勢を誇った彼らこそ世界最初のマフィア、「ザ・ファミリー」と呼ぶにふさわしい一族であった。
絢爛豪華な仮面の裏に隠されたどす黒い陰謀と、禁じられた愛の数々…。
血の絆をテーマに、愛と憎しみを壮大なスケールで描ききったマリオ・プーヅォの遺作。



再読です。

2003年発行の本なのに、もう絶版になってるのか、楽天ブックスにはありませんね…。

えーさて、本書は、イタリア・ルネサンス時代に生きたボルジア一家の話です。

先日読んだ塩野七生さんの「 チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷 」は、
どちらかといえば、チェーザレやボルジア家を少しばかり美化している感じに描いていますが、
この本のボルジア家の面々(アレッサンドロ六世、チェーザレ、ホアン、ルクレツィア、ホフレ)は、とても世俗的で、
別の良い言い方をすれば、非常に人間味に溢れてます。

チェーザレとルクレツィアもデキちゃってるしね(^_^;)


ボルジア家こそ原初の犯罪組織(ファミリー)だと断言し、
法王は最初の首領(ドン)であり、
中でもアレッサンドロ法王はもっとも偉大な首領であると信じていた…
とあとがきにあります。

そういう視点からボルジア家を描いているというのが、なんとも面白いですよねー

そして、最初この本を読んだ時、とても新鮮だなーと思ったのが、末弟ホフレの扱い方。

他のボルジア本では、ホフレは非常に存在感が薄く、扱われることが少ない人物ですが、
本書では意外なしたたかさをみせていて、
この小説のちょっとしたスパイスになってる感じです。

ミケロットは、アレッサンドロ六世の甥という設定になっているのですが、、、、
なんかとてもブキミなキャラになってますね…(^_^;)


ボルジアファンとしては、なかなか読み応えがあって面白い一冊でした





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最終更新日  2009.07.23 09:37:25
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