自分をしばるもの 0
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私が入院するようになったのは、コロナ禍からなのでそれまでの病室とはいろいろ違うと思うのだけど、大きく違うだろうなと思うのは、「カーテンは締切り」なんじゃないかと…今回は以前とは扱いが違うのかな?と思ったけれど、お見舞いは原則禁止だし、カーテンも閉めたままだった。これでなにが困るかというと、「室温の差」なのだ。ベッドの位置によっては、かなり温度差がある。そして、人によって体感も全く違う。個室でなければ、「寒い」という人がいたら、そちらに合わせる。夏場に入院することが多い私だけど、エアコンの音だけで「寒い」という人はいるのだ。今回は、春先の寒暖差の大きい時だったので、窓際にいたけれど、室内が快適ということはまずなかった。万が一、と思って荷物に放り込んできた手持ちの小さな扇風機に助けられた。で、よほど真冬でなければ、あるといいなと思うのが、「冷感素材」のタオルやブランケット。これは自宅でも使っているのだけど、ブランケットサイズを枕から背中にかけて広げておくと、エアコンを寝入りばなの1時間ほどで消しても、朝まで寝ていられる。洗濯しても、乾くのは早い。タオルタイプのものは、一度濡らせば、ひんやりが持続する。アイスノンほど冷えなくてもいいけれど、ちょっとひんやりしたタオルで汗をぬぐったり、身体を拭いたりすると、かなり違う。夏場だと、朝着替える前に、このタオルで身体を拭くとさっぱりする。もし次に入院することがあっても、病衣とタオルはレンタルすると思うけど、冷感素材のものは持っていこうと思っている。
2024年06月05日
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退院後一か月にして、二回目の検査。今回は電車とバスを乗り継いでいくことに。杖2本での歩行も安定してきたし、何より抜釘前の「常にギシギシ削られている感じ」がないだけでも歩きやすい。電車とバスも、何回も利用しているし、時間はかかるけれど乗換は一回。タクシーは楽だけど、お財布に痛いので、頑張るしかない。思ったほど疲れもせず、医大に到着、血液検査とレントゲン撮影を済ませて整形外科の外来へ。血液検査の結果が出るまでは待つしかないし、だいたい一時間ほどかかるらしい。なので、予約時間よりも一時間前には血液検査をしておかないといけない。これがわかっていると、待ち時間もそれほど「途方にくれる」ほどでもなく診察室に呼ばれる。骨には問題なし。「砕ける可能性もあったけど、大丈夫だね」ん?はい?砕けるって言った?言ったよね、今!物言いが軽い担当医なので、慣れてると言えば慣れてるけど!要は、今回、感染症ということで、洗浄と感染部を削り取ったらしい。もともと、骨壊死してる部分もあるけれど、術前に割と歩いていたので、壊死分が小さくなっていた(スカスカがちょっとすいてるぐらい)そこに抜釘、感染症による洗浄、削り取りで「関節が変形した」あ~、そういえば、入院中のリハビリでよく聞いたなぁ、「関節の変形」せっせとリハビリさせることが多いのに、「無理するな」とやたらと言われていたのは、そういうことかい!砕けなくてよかったぜ。一方の感染症、これに関しては担当医が頭を抱えていた。退院前の数値は確かに下がっていたから、退院できたのだけど、前回、今回と数値が上がっている。これが、ほぼ安静に過ごしている入院時と、退院後のそこそこ動いている時の差異なのか、非常に判断に悩むところらしい。これは後日、日ごろ通う理学療法士さんにも検査結果を見てもらったら「これは…微妙」と頭を抱えていた。感染症で上がったとも、安静時と活動時の差異とも判断が難しい、と。ただ、前回と今回では数値が上がっているので抗生剤の継続はもちろんのこと、さらに別の種類の抗生剤を飲むことになった。とりあえず、再手術は免れた!帰りもバスと電車に乗って、一旦うちの前を通り過ぎて、大きな駅ビルのある駅まで行って、お気に入りの「贅沢なお弁当(と、お嬢と呼んでいる)」をご褒美に買ってきた。もちろん、お弁当を買いに行く、というのもあるけれど、大きめの駅で、スムーズに電車の乗り降りができるかどうか、というのも、仕事復帰へのハードルになる。「贅沢なお弁当」というエサもあったけれど、なんとかなりそう。入院、手術、となると、できないことばかりが目に付くけれどちょっとしたできることは、一つの目安になるので大事だと思う。次は杖1本でいってやる!
2024年05月29日
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動画などでもお勧めはいろいろ出てくるのだけど、「何」で入院するかにもよるし、病院によっても違うので、基本は「病院に従う」これが第一条件。コロナ過以降、その病院自体もそれまでと違うということもあるし。箸やスプーンなどが必要なところもあれば、タオルや病衣をレンタル契約すれば、ティッシュや歯ブラシ、歯磨き粉などついてくるところもある。なので、そういうのは置いといて、あくまで私がいいなと思うもの、にした。☆大きめの風呂敷、または小さめのレジャーシート。個室でない限り、病室で荷物整理をしようと思ったら床かベッド上になる。私は足首の骨折でしゃがめないので、ベッド上になるのだけど、ベッド上にバッグを乗せることに抵抗があった。入院に使ったバッグは肩掛けできるものだったし、地面、床に置いたことはなかったけれど、それでも抵抗はある。これがキャスター付きのスーツケースだったら、更に抵抗があると思う。気持ちの問題だけど、不自由なことが多い入院生活の中で小さな違和感を取り除くことは、入院期間が長いと大事かなと思う。また、退院時、入院時ほどしっかりパッキングできないことが多いので、風呂敷ならば、包んで持ち帰ることができる。風呂敷、優れモノなのだ。☆タオル&病衣のレンタルコロナ禍の時は、肌着以外は持込不可だったけれど、今はそうでもないし、状態によって洗濯ができたり、家族が定期的に洗濯物を回収、交換してくれるのなら必要ないけれど、そうでないなら、契約したほうがいいなと思う。例えば、なにかのトラブルで汚してしまった時、レンタル契約であれば、すぐに交換してもらえる。そうでない場合、着替えすらままならなくなる。実際に、洗濯物の回収のタイミングで汚れてしまったけれど着替えがない、ということも聞こえてきたし、家族が新しいものを持ってくるはずだけど、うまくタイミングが合わずにシャワーができなかった、というのも聞いた。また、病棟にある洗濯機と乾燥機から回収し忘れて、看護師さんが一人一人に「これ違いますか?」と聞きまわっていることもあった。とはいえ、レンタルはお金のかかること、どういう状態で入院するのか、家族のフォローはどこまでできるのか、そこで変わってくる。☆洗濯ネット自分で洗濯する場合、出し忘れ、というのはある。私が入院した病院は、ドラム式ではなかったので、覗き込むのが大変だったし、乾燥機はちょっと位置が高めなのでこれまた大変だった。洗濯ネットで洗濯し、そのまま乾燥機に入れれば、若干乾燥が足りない時もあるけれど、ハンカチや靴下などの小物の出し忘れは、かなり防げる。洗濯物の仕分け分、ネットがあれば、それを持って行って、入れるだけ。かなり楽になると思う。☆エコバッグ、ショルダーバッグエコバッグは何かにつけてあると便利。洗濯へ行くときもだし、自販機へ行くときもだし。車いすや杖をついていると、手に何かを持つことはできないのでバッグは必須になる。入院中ならば小さめでいいけれど、退院時は荷物が多くなりがちだし入院するときほど、きちんとパッキングできないので大きめのエコバッグがあると便利(風呂敷でも代用できる)☆仕切りのある、小さめのトートバッグリビングトート、という名でもよく出ているけれど、外側、内側共にポケットや仕切りのある、室内で使うトートバッグ。自宅でも使っているけれど、入院中はベッドの机の上に置いて、リップやハンドクリームなどの小物、手帳などをいれていた。小さめなので、食事の時も邪魔にならないし、何かあったとしてもバッグごとベッドに置けばいいので、便利。★S字フック入院時の持ち物にオススメされているけれど、私はちょっと(´ヘ`;)な感じ。床頭台につけるならいいけれど、ベッドの柵にぶら下げるのはお勧めしない。案外、ベッドの柵を外すことは多いし、そういうときは、忙しい時でもある。採血をするときとか、ベッドごと移動するときとか。その時に、柵にいろいろかかっていると、その分、看護師さんの手を煩わせることになる。術前、術後では部屋を移動することも多く、その場合、ベッドや床頭台ごと移動する。となると、S字フックでぶら下げてあるものへの気遣いも必要になる。小さなことだけれど、ただでさえ忙しい看護師さんの負担になるか、自分の快適さを優先させるか、難しいところだな、と。私の場合、床頭台には、ケーブルタップ、ノートPCなど大きなもの、ベッドのテーブルの上に、上記の小さいトートバッグを置いていた。あくまでも、私は、なので、入院する状態によって違ってくると思う。ただ、床頭台はそんなに使いやすいものではないし、大きなバッグの置き場所もない。キャスター付きのスーツケースだと、床掃除もしにくい。かといって、大きなショッピングバッグをいくつか床に置いている人もいたけど基本的に、「有事に邪魔にならないように」なので、荷物は少ない方がいいと思う。一つのもので、いくつかの用途に使えないか、日頃から使って、考えていると、困らないと思う。その前に、入院するようなことがないのが、一番!
2024年05月22日
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そうかぁ、元には戻らないのかと反芻したGW明け、退院後の経過観察で医大へ行くことになっていた。通常ならば、医大へは電車とバス(1時間に1本、到着まで1時間)が一番楽。当然安い。片道1,000円かからない。が、杖2本に戻って、さらに足の状態を思うと、このルートは厳しい。退院は介護タクシーで、車いす利用だったので、そのつもりだったけれど、日に日に状態が変わるので、介護タクシーにするまでもないか?と一考。医大へ着けば、入り口で車いすが借りられるし、勝手知ったる医大の中、付き添いはいらない。(´ヘ`;)うーむと考えていると、連休明けは雨だという。院内での移動ルートも考慮して、うだうだと考えること数日、「普通のタクシーで行って、院内での移動は杖でなんとかなる」に着地した。当日はやはり雨。連休明け、雨、さらに予約時間が早いため、通勤時間帯。タクシーの配車も厳しいかと思ったけれど、そこはそうでもなかった。道路の渋滞は想定内。ドライバーさんは予約時間を気にしてくださるが(行き先が病院なので)余裕はたっぷり見てあるので、問題なし。車の乗り降りに、多少まごつくけれど、無事到着。うん、混んでるね、医大だもん、連休明けだもん。受付をして、採血して、レントゲン。ここまでを予約時間までにしておかないといけない。採血は、点滴のライン確保ほど大変ではないけれど、それでも、担当者変更。申し訳ないm(_ _)mレントゲンも、もう慣れたもの。一通り終わって、やっと整形外科に行くことができる。検査結果が上がってくるまで、ボケーっと待つ。退院日に、先生は学会参加のため不在だったので、担当医と会うのは久しぶり。ボルトやプレートを止めていたねじの穴はふさがりつつあるとのこと。が、血液検査の結果が思わしくなかった らしい。術後、抗生剤を2週間点滴し、1週間内服薬を飲んでいて、退院できる数値になったので、退院し、内服を続けていたのだけど思っていたよりも下がっておらず、なんなら上がっている、とのこと。たしかに、足首は腫れている。抗生剤の種類を変えて、2週間後にまた検査。下がらないどころか上がるようなら、再手術の可能性もちらり…いやだ~、それはいやだ~、とどんなに思っても抗生剤が効いてくれないことには、どうにもならない。帰りもタクシーに乗り、次回の検査は絶対に電車とバスで行くんだ、と決意する。何といっても、片道の料金、10倍だからね!労災だから、治療費はかかってないけど、交通費は痛い…健康でいるのが、安上がりなんだよな、と痛感。
2024年05月15日
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退院後、地元の病院へ。入院前は杖なしで徒歩10分もかからなかったけど、30分かけて到着。まぁ、しょうがないね、杖2本になっているから。想定外の状態で入院し、抜釘したけれど、皮膚の状態はよく、抜釘したことでなんとなく一段落。レントゲンの状態を確認した理学療法士さん「手術前の状態ぐらいがゴールかなぁ」実はリハビリのゴールの話が出たのは初めて。手術前の状態…杖はないけれど、階段を降りるとき、一段一段足を揃えて降りてた。早歩きはできなかった。踏み台の上り下りはできなかった。歩けてはいたものの、疲れやすかった。そうかぁ、そこがゴールなんだ。マラソンが趣味という訳でもないから、走れなくてもいいけど、劇場や球場(野球はみない。コンサートだね)は階段必須でなんとかなったけど、かなりしんどかった。ちょっとしたことが「あ、できない」の連続だった。そこが、ゴールなんだ、元には戻らないんだぁ…友人と出かけても、かなり気を使わせてしまう。気を使わせまいと、がんばりすぎて、後から疲れる。治ったら、どこそこへいこう!と約束していたけれど、それも難しい。歩き仲間だから、公共交通機関+徒歩だもの。一人暮らしということもあるし、出かけられないので基本的に「そうかぁ、元には戻らないのかぁ」と反芻するGWとなった。
2024年05月08日
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血液検査の結果もよく(それでも当分抗生剤は飲み続ける)ある程度松葉杖で歩けることから、退院決定!最初、お嬢が医大まで迎えに来る、と言っていたのだけど、車のない我が家なので、お嬢が来ても、介護タクシーでの帰宅となる。介護タクシーの場合、車いす利用で、病棟からうちの玄関まで介護してもらえる。うちの中に入ってしまえば、あとは何とでもなる。そしたら、わざわざ遠くからお嬢来なくてもいいんじゃね?となり、お嬢には家に来てもらうことにして、退院は一人で介護タクシーを利用することにした。荷物は一つにまとめたかったけれど、杖もあったし手術の日に追加で持ってきてもらったものもあったので2つになってしまった。それでも、少ない方かなぁと…玄関まで送ってもらい、約一か月ぶりの家!イェ━━━━━ヽ( ゚Д゚)人(゚Д゚ )ノ━━━━━━イ!!一人暮らしでのんびりしすぎて、常に人が周りにいる状態はちょっとしんどかったので、快適!お嬢が来てくれたので、荷物や台所の片づけをしてくれてベッドも冬仕様から、春仕様に替えてくれた。あとは細かいことは私が徐々にしていけばいい。家事で動くこともリハビリの一環。無茶をせずに、急がず焦らず、着実に日々精進せねば。
2024年05月01日
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点滴が外れたことで、リハビリ開始。ところが、異様に痛い。何をしても痛い。ちょっとした風圧でさえ痛い。リハビリで、足をもみほぐすだけでも激痛となる。抗生剤が点滴から内服になったことで、菌が活発化したか?と疑うほど。でも、血液検査の結果は、順調に数値が正常に近づいている。痛さは、座っていても寝ていても感じるし、動くたびに、痙攣をともなう痛さになるので、どうにもできない。理学療法士さんも、途方にくれていた。この痛み以外は、すべて順調で、傷口も問題なく抜糸することに。結果、この抜糸がターニングポイントだった。抜糸をすると、まず足が楽になった。ずっと足首に鉄の輪をつけているような重さがあったのだけど、これが軽減された。抜糸をした時点では、絆創膏をとりあえず貼って、落ち着いたら、すぐにはがして、傷口を乾かすように、と言われていた。足が楽になったので、ベッドに座って、足をぶらぶらをさせていた。これもリハビリの一環であったのだけど、ふと床をいると、ポタポタポタと水滴が。これが血であれば即ナースコールをしていたのだけど、黄色の水滴(?)はなんだかわからない。昔、耳鼻科で耳に入れられた黄色のガーゼ(消毒なのかな?)ぐらい黄色の水滴。どうしたものかと悩んでいたら、丁度よく看護師さんの見回りの時間で状況をみて、「先生呼んでくるから、待ってて」あら?やばかったかしら…病棟の先生に見てもらうと、傷口から滲出しているとのこと。厚めにガーゼをあてて、様子を見ることに。抜糸したのが、昼、滲出しているのに気が付いたのが夕方、寝ている間も滲出が続き、翌日もガーゼ交換。抜糸の時に、「絆創膏もすぐにはがして乾かして」というのを聞いていた看護師さんと「これ、担当医がみたら、『なんでこんなのしてるの』って言われるよね」「…言われるだろうなぁ…」担当医、すごい先生であることは、間違いないのだけど、ちょいちょい、お~~~~~~いってことがある。うん、そうなんだよね…抜糸をしたのが金曜日、土曜日の夜も滲出は続き、日曜日の昼に交換した時には、やっと止まったかな?という状態。そして月曜日、担当医がガーゼをみて「なんでこんなの貼ってるの」あ~~~~、やっぱりね。一応、滲出があったことをいったけれど、あのポタポタポタを見ていないと、は?という感じ。即、はがされたけれど、その時にちらりとみたガーゼには全く滲出のあとがなかったので、日曜日の昼以降、止まったようだ。そして、摩訶不思議なことに、抜糸とこの滲出があったことで、痛みがウソのようになくなり、腫れもむくみも治まってきて、触っても痛くないし、リハビリも松葉杖をついて徐々に歩けるようになった。抜糸前は痛くて足を体重をかけるどころか、床に足をつくことすらできなかったのに日に日に体重がかけられるようになり、松葉杖で少しずつ歩けるようになる。杖2本の時期が長かったから、松葉杖はそれほど苦でもない。こうなってくると、病院にいてもしょうがない。足首の痛みが全くない訳ではないけれど、この痛みは、すぐになくなるものではなく、固まった関節を徐々に動かしていくことでおそらく取れていくので、長い時間がかかる。そこまで病院にいても意味はないので血液検査の結果次第で、退院しようということになった。
2024年04月27日
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医大はコロナ禍以降、面会は禁止で、家族からの荷物などは看護師さんに介することになっていて、手術の際は「家族1名のみ」付添(待機)となり、手術の前後会うことができる。手術も4度目(足2回、心臓2回)となると、お嬢も余裕があり、今回は「待ってるだけはしんどい」と病院の近くを散歩していたらしい。手術そのものは、術前準備のバタバタ(手術室に入っても)から全身麻酔の頭がクラっとなった次の瞬間には、「終わったよ!」と起こされる感じ。「やっぱり感染してた。抜釘も終わったよ」とのこと。…担当医、ライトなんだよな~。麻酔が抜けきってない状態で、元の病棟ではなく、HCUに入ることに。心臓のリスクがあるから、ということだったけれど、前回の方がリスク高かったけど、普通病棟だったよね~と思ったけれど、そういえば前回、意識レベルが落ちて、酸素投与されてたなと思い出す。お嬢もHCUに来て、「お散歩してきた」とのほほん。時間を聞いたら、すでに夕方だったので(午後からの手術)医大からは家の遠いお嬢、早く帰るように勧めた。翌日には、病棟に戻り、抗生剤の点滴開始。ここで浮上する「点滴のラインが取れない問題」一見すると、とりやすそうらしいのだが、いざやってみると、なかなかうまくいかない、とのこと。前回も、何人もチャレンジして、主任さんがでてきたっけ…今回も数人の看護師さんが「なんで?なんでできない?」「できる、私できる」と心折りまくったようで、そうやってせっかくとったラインも、2日と持たなかったりして両腕に針の跡やら、青あざやら、歴戦の跡が…ある晩、3人で90分かけても取れず、最後にチャレンジしていた主任さんが「絶対にここなら取れる」という最後の切り札の場所でラインをとった。これは手の甲で、手が動かしにくくなるので、皆さんできるだけ邪魔にならないところで、と頑張ってくれていたのだ。結局取りやすいだけあって、安定していて、点滴が終わるまでこの場所は持ちこたえてくれた。血液検査の数値が安定して、内服薬になってくれ、との祈りが通じたのか、なんとか内服薬になり、点滴終了となった。
2024年04月24日
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杖なしで歩けるようになって、約半年。心不整脈も落ち着いてきて、そろそろ抜釘をしようか、という話になっていたのが、年末。2月はお嬢の結婚式があるし、3月の不整脈の検診の時に抜釘可能かどうかの判断を聞くお手紙をもらい、4月には、イギリス在住の友人が単身で(毎年夏には来るけど、家族同伴)来るというので、そのあとぐらいがいいなぁ、なんて思っていた。3月は寒暖差も気圧の変化も大きくて、足が痛むことがあったけれど、まぁ、しょうがないよなと思っていて、もともと予定が入っていた観劇をして帰ってきたら動けなくなった。なんと寝たきり。水分だけはとっていて(でも1日500ml程度)トイレにもなんとか言っていたけれど、とにかく痛くて寝るしかできない。行くはずだった心臓の病院へも、とてもじゃないけど行けない。そして週末、お嬢が様子を見に来た。「やばいでしょ、これは」そういって、医大に電話をかけて様子を伝えて、担当医がいることからすぐにいくことを決め、介護タクシーを手配してとりあえず入院に必要そうなものをバッグに詰め込んで、手術をした医大へGO。診察を受け、「これだけ痛かったら、救急車呼んで、来て」いや~、意識あるし、救急車は申し訳ないような気がしてね…血液検査の結果、感染症の疑いと腎臓機能の低下、ということでそのまま入院。手術まで数日あったので、その間は安静の指示はないけれど身動き取れないので寝たきり。でも、食事は少しづつ取れるようになったことで、腎臓機能は回復傾向に。どうも絶食状態だったので栄養不良に脱水状態だったようだ。寝たきりになってから、手術まで一週間、ひたすら痛みに耐える日々だった。
2024年04月20日
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お嬢の結婚式も無事終わり、若干気を抜いている今日この頃。というのも、諸事情もりもりで、バージンロードを歩け、とお嬢に言われ、いや、下手すりゃ花嫁が介護しているようにみえないか?と【普通に歩いているように見える】のを目標にしていた。なんとか、普通に歩けて、その後ぐで~~~~~っとしたものの、思い返せば、去年の今ごろはまだ杖2本で、「年内に杖1本になったらいいね」なんて言っていたのだよな。痛いは痛いし、階段の降り方を忘れてたりして、課題は多々あれど、杖なしで歩くことに、気が抜けてきた。杖なしになった当初は、ハリネズミがとげとげを逆立てているような、シャー!っと威嚇する猫のしっぽのごとく、神経をとがらせて歩いていたのが、そこまで神経尖らせなくても、という状態。危ないよな、こういう時は危ないよな、な~~~んて思っていたら、はい、やりました、ひっかけそうだなを思っていたのに放置していたものに、足ひっかけて、転びかけた。たたらを踏む、というのだろうか、骨折したほうの足でトトン、と力がかかる感じ。元々痛んでいて、時折しびれる右手首を強打。直後から歩行には問題なく、まぁ、痛いのはしょうがない。翌日も、多少歩き方がぎこちないとはいえ、通常の範囲内。距離や時間も問題なし。雑になってはいかんな。やっとやっと、抜釘が視野に入ってきたのだから!
2024年03月06日
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筋肉痛も治まって、新年最初の外出は初詣!ではなく医大での経過観察…毎度のことながら1時間に1本のバスに1時間乗る…考えただけでしんどい。でも今回は、心臓の薬も減っているし、リハビリも順調で歩けているし、なにか進展があるはず!と朝から家を出る。予約は2時なんだけど…やっとこさ病院に着くと、まるっきり平常。午後はもともと予約のみなので、そんなに混んでいないのだけど、入院手続きをするひとは、一杯。うわ~、大変だなぁと思ってしまう。…いやそんな自分も新年早々来てるんですけどね…レントゲンを撮って、待つことしばし…さすがに空いている。状態は変わらず。壊死部分が広がっていないことにホッとする。心臓の方の説明もして、薬が止まったのならと心臓の病院への手紙が出る。3月に心臓の病院へこの手紙を持っていき、返事をもって、4月に医大。おそらく手術をしても大丈夫なので、この4月の時点で、手術の説明やいつするのかを決めることになる。進展があったぜ!と思ってうきうきしてて、そういえば次回の日にちは聞いたけど、時間聞くの忘れたなぁどうせ領収書と一緒に予約表でてくるから、それでいいや、と予約表を見たら、え、10時半…早くは帰れるだろうけど、朝何時に出ればいいのよ…ケ・セラ・セラですな!ボルトやプレート抜いたら、痛みが取れたらいいなぁ。痛みが取れるかどうか、動きが良くなるかどうかは抜いてみなければわからない、とのこと。痛みがなくなったら、御の字だよ~~~~~
2024年01月17日
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ようやく、やっと涼しくなったなと思ったら、もう10月。暑さ寒さも彼岸までとちゃうんかい!と突っ込みたいが、さて誰に?そんなことはさておき、急に気温が下がると、どうにも足首が軋む。そこそこ滑らかに(あくまでも、自分としては)歩けるようになっていたのに、ふたたび、ぎくしゃくと、C3POかペンギンか、になっている。日によって状態は違うけれど、「痛いから歩き方がぶれる」のか「ぶれているから、痛くなる」のかわからないというのが、困る。変な癖をつけないように、歩き方は気を付けているのだけどちょっと気を抜くと足は楽なほうへ逃げる。逃げるのは、痛みがでるせいもあると思うけれど、この癖がついてしまうと、それはそれで痛みが増す原因になったりもする。そんなこんなで、涼しくなるのはうれしいけれど、寒くなると足の状態はどうなるのだろうな、と憂鬱になっていて、Σ(゚□゚;)となった。もしかして、あの酷暑でないと足がスムーズに動かない??????それはご勘弁を~~~~~~~(´;ω;`)ウッ…春先から使っていた折りたたみの晴雨兼用傘に小さな穴が…これも酷使したよなぁ…日差しを遮り、急な雨にもめげないでくれてありがとう。
2023年10月04日
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思い切って、杖なしで歩き始めたので、リハビリに杖なしで行ってみた。呼ばれてからリハビリ室にはいるまでの歩き方を理学療法士さんは見ているが杖を持ってないことに「お?」介護士さんたちも「あ!杖がない!」持っているけれど、使っていないというのが続いていたので全く持ってないのを見て「もうね、どんどん自信もって歩いちゃって」はい、歩きますとも。全身の筋肉痛と共に!一つの動作(杖2本から杖1本、今回なら杖1本から杖なし)が変わるたび使う筋肉が違う様で、ギシギシと筋肉痛に襲われる。まだ、滑らかには動けず、スターウォーズのC3POみたいな歩き方になるけれど、それでも二本足歩行だ!そろそろ電車に乗る練習をしようかなと思っていたところに友人からランチのお誘い。よし、行こうじゃないの、電車に乗ってランチへ!確認ポイントは、電車やランチ中など、長時間同じ姿勢からスムーズに立ち上がって、歩きだせるか、だ。友人とのランチはおしゃべりがメインだから、長時間同じ姿勢だからね。待ち合わせ場所に杖を持たずに現れた私を見て「頑張ったね~」と友人。前回春に会った時は、杖つかってたもんね。とはいえ、リュックのなかには折り畳みの杖が入っていたけれど。ランチ~お茶~夕食、とかなり長時間になったけれど、問題なしで、家に帰えるまで杖なし!骨折してから、もちろん初!二本足歩行、楽だ…さすがに帰ってからはぼーっとしてしまったし、翌日はへろへろだったけど。なんとかリハビリに行って、電車に杖なしで行ったことを報告。「それは凄い!もう自身もっとどんどん行っちゃって!」行きますとも!この熱い思いを、酷暑が叩き折るんだけどね!
2023年08月09日
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骨折した時、まさかこんなに長引くとは思わなかった。まして、一度ドカンと悪くなった挙句、骨壊死するとは…ま、誰も予想していなかった。地味なリハビリを積み上げた冬を越して、3月ぐらいから「あれ?杖一本でいけるかも」と思うことが多くなってきた。そして、「うん、いける」とある日のリハビリ帰り、杖一本で帰宅。どうにもならなくて、杖2本生活になってから、一年経っていた。そこからも、地味なリハビリ、筋トレを続けていて、温かくなったせいか「あれ?杖なくてもいけんじゃね?」と思うことが増えてきて、理学療法士さんも「十分いけると思う」といい、実際リハビリでも、なかなかできなかったことが、できるようになってきてた。そしてある日、「これはいける!」と杖なしで歩いてみたら、家まで帰れたではないか!ただ、微妙な坂や段差などでは、杖がないと不安なので、持っているけれど、使わない状態が続いた。すっかり杖がお荷物となって、状態から言ってもあとは私の度胸だけ、という状態になったが、「あ、行けるかも」という感覚がなく、玄関で杖をどうしようか悩むことが続いた。梅雨も明けていないのに、がっつり酷暑で、空いてる手は日傘をもっているけれどこれで杖がなかったら、もっと気軽だよな、でも…と手放せない。玄関で悩む日々が続いたけれど、いや、これはもう、思い切ろう!と杖を持たずに家をでた!なんと身軽で、歩きやすいんだろう。ただ「歩く」ということが、こんなにもうれしいとは…うちから駅までは一本道。一番ひどい時、2~3歩歩いては休み、痛みで半べそをかきながら1時間半かかった道が、ほぼ立ち止まることなく7~8分で着く。駅前のスーパーで買い物をして、帰りも当然杖はない。休むことなく、歩ききった。ここからは、もう悪くしない。1歩進んでは500歩さがるような、あの日々はごめんだ。匍匐前進でやっとの思いで進んでも、容赦なく後ろに引きずられる。もうあんな日々は嫌だ。心房細動の薬との関係もあって、ボルトやプレートを抜釘するのはどんなに早くても、来年の春になる。そこまでには、杖なしで電車やバスに乗れるようになって、抜釘後のリハビリも最低限で済むように、しておかねば。
2023年08月02日
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今年の初め、ようやく安定してきた足に、理学療法士さんから「年内には、杖1本で歩けるようになるかも」それが3月あたりから、え?え?え?って感じで安定して杖一本での歩行が定着。「これは年内に、歩くだけなら杖なしになるかも」ほぼ毎日通ってたリハビリは、2日に一回になり、電車での移動も、以前に比べれば、苦痛を感じなくなってきた。3月あたりから、足を中心とした筋トレになってきて、「歩く姿勢」というのは、大事だなぁと痛感。今は、上半身の筋トレもしている。正しく歩こうと足を調整すると、上半身が筋肉痛になったりする。なので、上半身を動かすことも大事。まだまだ座りっぱなしになることも多いけれど、ある程度動かないと、動きにくくなる。動き過ぎても、しんどくなってしまうけれど…電車にのって、でかけると、帰宅後はぐったりして、早く寝ればいいものを、ダラダラと過ごしてしまう。一年前は、希望が見えず、日々なげやりになるメンタルとの戦いだったけれど、今は、手ごたえがあるので、それほどでもない。いろいろやろうと気持ちも動いてきている。あとは調子に乗らずに、着実に、そして、抜釘ができて、痛みがなくなることを願う日々だ。
2023年05月17日
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労働基準局に提出するための診断書が出来上がった、と連絡が来たので、取りに行くことに。ほんのちょっとタイミングがずれて、バス一本乗り損ねたので、1時間待ち時間。今回は駅ビルが休館ではなかったので駅ビル内の100均で買い物をして、バスに乗車。1時間かかって、医大に到着。書類受け取り窓口に行くと、すぐに診断書を渡され、これで目的達成。バス乗り場へ行くと、乗ってきたバスが出発のための時間調整待機中。駅から医大までも、医大から駅までも、どちらも1時間に一本。乗ってきたバスに再びのって、帰る。医大滞在時間、わずか10分。まぁ、こうなることはわかってた。他に用事ないもの。正直「だる~」なのだが、一方では、こんな無茶なことに、足が耐えられることが実証できたので(* ̄▽ ̄)フフフッ♪という気分でもある。
2023年04月19日
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今年にはいって、まさに「めきめき」と良くなっている、と思う足。リハビリの行きかえりで「行けそう」と思う時に1本で歩いてみると、意外といける。その状態から、リハビリがちょっとずつ変わってきて、右足の筋トレも加わった。骨折したのは、左足だけど、もともと右足がしっかり使えていなかったから、左足に負担がかかっていたのでは?ということ、それを左足のリハビリをしていく中で、左足が鍛えられてできるようになったことが、実は右足ができない、ということが多くなってきた。左足の親指は、内側が完全に折りたたまれた状態の巻き爪だったのが、筋トレと歩く姿勢の矯正で、なんと巻き爪ではなくなった。右足の親指も巻き爪…右足の筋トレをし始めてからは、この巻き爪もましになりつつある。筋トレでの筋肉痛もあるけれど、「歩く」だけでも、筋肉痛になる。ということは、ちゃんと筋肉を使って、歩けていない、ということ。ちゃんと矯正されながら筋トレをするとほんの10分ほどで、汗が出てくる。見た目はとっても地味なリハビリ。でも、冷や汗ダラダラ…「歩く」を意識してこれからも歩かねば
2023年03月29日
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骨折して一年半。未だ、以前のように出勤ができていない。焦りというより、諦め、なのかもしれない。そんななか、労働基準局から手紙。労災発生から一年半を過ぎると、調査が入るんだとか。そのため、診断書を出さねばならないのだけど、現状、リハビリに通っているクリニックは、骨そのものは関知せず、リハビリと傷口の状態(半年以上、傷口から浸出液が出てたりしたので)を見るだけ。実際の骨の状態となると、手術をした医大になる。医大へは、電車20分(10分に一本はある)バス1時間(1時間に1本)かかる。診断書をもらうには、診察を受け、依頼し、【3週間ほどで、出来上がりの電話をもらって、取りに行く】必要がある。最初の入院の時、書類関係を一手に引き受けていたお嬢が、何度か「郵送対応してもらねいか」と頼んだけど、無理。幸いなことに、診察の予約は労基からの手紙の3週間後に入っている。けど、書類が出来上がるのは、更に3週間以降。当初指定された締切日は、絶対に無理なのだ。なので、1)どちらの病院から診断書をだしてもらうべきか2)医大の場合、締切りを守ることはできない。この2点を担当者に電話をして相談。結果、医大での診断書、締切りはべつにかまわない、ということになった。ひとまずε-(´∀`*)ホッそして記入用紙を持って、いざ、半年ぶりの受診。幸いなことに天気もよく、リハビリに行ってから、医大へ向かう。バスが一時間に一本ということもあるので、毎回、早めにバス停につくようにしているのだけど、駅ビルで食事をしたり、休憩したりしていた。が、なんと休館日!エレベーターの位置や、トイレの状態など、駅ビルで考えていたので、大打撃。仕方ないので、とにかく医大へ。医大で待つのはね、もういつものことだから…レントゲンを撮って、いざ診察。部屋にはいるときに、歩き方を見ている。「痛い?」「痛みは標準装備ですね」より痛みがピンポイントになってきているしね。レントゲン写真をみると、前回骨壊死している、と言われたところは広がっていないようだ。ひとまず安心。ピンポイントで痛いのは、ボルトが本来の位置から落ちて当たってしまっているところ。今回の状態から、人工関節にするというのは遠い先(10年単位で)の話となり、動くたびに痛いのならば、心臓さえ落ち着けば、抜いてしまった方がいいだろう、ということになった。動きがよくなるかどうかは、さておき…心臓のほうでは、大丈夫だといわれてるんだけどね、温度差ありますな。次回の受診は、手術日2周年。この頃には、どうするか決まるかな。さて、次回は、往復3時間かけて、書類を受け取らないとね…
2023年03月15日
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右足の筋トレもリハビリにいれていらい、足の調子よさといったら、「なんだったんですか、あれは!」というほど。ただ、腫れも治まり、歩きやすくなると、【痛み】がどんどんピンポイントになる。それが、「骨壊死しちゃって、ボルトがずれて、当たっている」ところ。支えアリではあるけれど、左足で片足立ちできるようになってきているのに、ずれた時の痛みが邪魔をする。そんな状態で、医大の経過観察日がやってきた。予約の時間が遅めだったので、リハビリに行ってから行くことに。電車は10~20分に一本あって、乗車時間は20分ほど。都内へ行くより早いのが、なんとも切ない気分になる。そこからバスは1時間に1本。乗車時間は1時間。駅ビルでお昼を食べたり、一休みして、時間調整してバスに乗るつもりが、なんと駅ビル休館日!この駅ビルありきで、エレベーターやエスカレーター、トイレの位置など確認してある。地味にトイレの状態、杖使うようになってから気にするようになった。車いすとは雲泥の差だけど、杖があることでの行動制限があると狭い個室では、苦労することになる。今は、自動洗浄のところも多いから、荷物や杖などでごそごそしている間にセンサーが反応したりもする。なので、問題なく使用できるトイレのチェックは欠かせない。また、杖をついた状態で入れる飲食店というのも貴重。気楽なのは、トレイに自分で乗せていくタイプだけど、杖2本だと運べない。大抵は、お店の人が運んでくれるけど…そうでなくても、隣のテーブルとの位置が近いと出入りに苦労する。そういうこともチェック済みだった駅ビルが休館日なのはかなりの痛手。しょうがないので、バスまで30分、吹きっさらしで待つことに。バスに乗って、医大についてしまえば、トイレの心配はない。予約時間まで2時間待つことになったけれど、よく考えれば、病院で待つなんてよくあることだし、足首が固まらないように、ちょっと歩こうとすれば、病院内はフラットで歩きやすい。杖ついて歩いていても、病院の中なら、誰も気にしないしね!ましてや、整形外科、そんな人ばかりだ!診察は、前回との比較から始まるけれど、「悪くなっていない」とのこと。骨壊死の部分も広がってないし、なにより、歩き方とか、リハビリの進み具合とか、前回とは全く違う。ピンポイントの痛みは、ボルトの当たっているところ。こうなると、抜いたほうが、動きはともかく、痛みは無くなる。心臓も落ち着きつつあるので、次回までに、心臓の具合を確認しつつ、プレートやボルトが抜ける状態になれば、抜くことを前向きに検討しよう、ということになった。この半年で、骨の状態は変わりなかったので、人工関節にする、などは、10年単位で先のことに。こうなると、頑張れ、心臓、だな。条件が整えば、杖なしでも数歩歩ける。これでかなり楽になった。希望の背中に追いついたから、ここで話してなるものか、だ
2023年02月22日
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駅からうちまで、杖一本で歩けて以来、いままでのが何だったのか?というほど順調。朝は固まってしまっているので、順調に動き出すまで若干時間が掛かる。ある朝、ゴミを出しに降りて行ったら、管理人さんに「今日はエレベーターの点検で、いつもリハビリに行く時間だと降りてこられなくなるよ」と声をかけられた。それは大変!といつもより1時間早く、エレベーターが動いているうちに家を出た。「お昼までかかるから、時間つぶして帰ってきてね」の声をうけてリハビリへ。いつもと違う時間に行ったことで、理学療法士さんたちに驚かれてしまったけど、実は、いつも行く時間よりも、早めのほうが空いている、とのこと。リハビリもじっくりたっぷりできる。ならばと翌日からも早く行くようにしたら、空いているので、筋トレもしっかりできて、汗だくだく。駅からうちまでは、ほぼ毎回杖一本で歩けるようになってきているのでリハビリが休みの日は、歩いてみることにした。そしたらなんと、1時間ほど歩けて、後半は、杖一本で歩けるように。そうしていると、理学療法士さんから「右足に頼っているのではなくて、右足が使えてなくて、重心が流れるのでは」という説がでてきて、右足の筋トレも始めたら、ビンゴ。むしろ、右足のほうが、股関節も硬いし、筋力もないことが発覚。おかげさまで、じわじわと筋肉痛だけれど、「今まで筋肉がちゃんと使えてなかったから、やっとここまで来た」と筋肉痛ウエルカムの理学療法士さん。約一年、遠回りした感があるけれど、今ここで調子に乗って、やっちまったにならないように、慎重に歩を進めねばと、日々自分に言い聞かせている。
2023年02月15日
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リハビリが筋トレになってきて、どうも元々の歩き方のクセというか姿勢というか骨格というか、そういうものが浮き彫りになってきた。巻き爪とか、外反母趾とか、小さいであっ時から左足をねん挫しやすいとか、いろいろ…以前、右手首の痛みでレントゲンをとったとき、骨の「よくある奇形」と言われ、炎症が起きやすいと指摘され、その時に猫背であったり、なで肩であることにびっくりした。(姿勢で注意されたことなかったし、いかり肩とずっと言われてたし)そして、あるとき、肩甲骨ががちがちに固まっているというのも指摘された。これもびっくり。なぜなら、背中で合掌もできたし、右手を上から、左手を下から背中に回してがっしり握手できてたから(もちろん逆もできた)そこが硬いなんて、学生時代の友人もびっくり。でも、気がつけばそんなことをすることもないから、【できなくなっている】ことに気が付かなかったのだ。そして足。正座ができなくなってた。胡坐が組めなくなってた。座禅を組んで、そのまま前に倒れて、背中で合掌するのが、一時期の特技だったのに…開脚もできなくなってる。これはよくないな、なんとかせねばと思っていた矢先の骨折。リハビリが進むにつれて、完全に折りたたまれていて爪用のニッパーでないと切れなかった巻き爪は、徐々に元にもどりつつある。そして、筋トレで「X脚だなぁ」はい?なんですと?三姉妹末子の私は、2歳でも、おんぶされていた。上二人は「足が曲がる」とおんぶなどしたことなかったらしいが、三人目ともなると、それどころではなく、ちょろちょろ動くのを制するためにも、背中にくくられていたらしい。だから、ず~~~~~~~~~~~~~~っと「О脚、外股」と言われていたのだ。母にも、姉にも。だから、意識して膝を内側に入れてないと叱られたし、成人後、能の仕舞を習っているときも、膝が開いてしまうので膝上を縛っていたりしたのだ。今は、膝を外に向けるように意識している。そんな、地味なことをしていて、筋力がついてきたのか、日によって違うけれど、「足が軽い」と感じることが増えてきた。リハビリの中でも、杖1本で歩く練習も、そう苦でもなくなってきた。外でも杖一本で歩く練習をしていたが、なんと、駅からうちまでの10分ほどの道を、杖一本で歩くことができた。去年3月。杖一本で出かけ、帰りに足が痛くなり、この10分の道のりを、1~2歩歩いては休み、歩いては休みを繰り返して1時間かけて帰ったのだ。駅からうちが見える一本道。半べそかきながら、文字通り一歩一歩帰ったあの日。気持ち的に後退だけど、杖をもう1本購入して、杖2本での生活が始まった。杖2本にしてからは、暑かろうがなんだろうが、雨の日以外はとにかくリハビリに通って、数か月。痛みで足首を叩き割りたくなったり、先が見えなくてイライラしたりそんな日々を積み重ねて、やっと希望が見えてきた。杖が一本になったら、格段に出かけやすくなる。仕事にも復帰できる。もっと筋力がついて、体力も戻ったら、ライブにも行けるかもしれない。やっと見えてきた希望だから、焦って無理して転ばない。これが重要だ。希望に追いついて、背中を叩いてやる!
2023年02月08日
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一時期の、「何をしても痛い」「痛くてイライラして、足首を叩き割りそうになる」を脱して、杖2本で、そこそこ歩けるようになってきた。そうなるとリハビリの質も変わってきて、筋トレになってきた。癒着してしまったところをはがすというのもあるし、骨壊死した部分をどこまでフォローできるのか、探り探りということもあるけれど、それよりもなによりも、「正しい骨格と筋肉の使い方」というのが問題となってきた。骨折前の問題として、巻き爪である→端が折りたたまれた状態外反母趾気味であるという自覚はあったけれど、「そういえば」ということがボロボロ出てきた。左足首ばかり捻挫する。フラットなところでも、足が突っかかる。足指がうまく動かず、タオルを手繰り寄せることができなかった。反り指だった→靴の親指のところに穴が開く。猫背になっている→肩甲骨ががちがちに固くてい動かなかった。骨盤が歪んでいる→帝王切開だった。関係があるかどうかは、今となってはわからないけれど、正常な状態ではなかったのだろうと思う。リハビリを始めて、酷かった巻き爪が治ってきた。左足を正常に使おうとすると、右足、骨盤、肩甲骨がきしみだす。芋づる式にここダメ、ここもダメとなるのだ。例えば「座る」足指は反っているので、床についてない。→床につけるように動かすがうまくいかない。骨盤が立っていないので、うまく動かない→骨盤が立つ感覚がわからない。理学療法士さんに、治されながら、「座る」骨盤をたてて、姿勢よくしようとすると、腰が反る。→違う、そうじゃない。肩甲骨を寄せると、自然と背筋は伸びるし、腰は反らないし、骨盤は立つ。ただ、それを保つ筋力がない。今や「座る」だけで筋トレ。その状態で、腿を上げ…られない。腿があげられないと、階段の上り下りがつらい。日によって状態は違うから、探り探り、理学療法士さんに直されながら筋トレをするのだけど、たった数分で、汗だくになる。もっとも、ストレッチの冷や汗もあるけれど。そのストレッチにしても、自宅でするときと、理学療法士さんの指示の元するのでは、ぜんぜん伸びが違う。(理学療法士さんの指示でストレッチして、腹筋がつることもあるもんな)今どきは、ストレッチやヨガ、筋トレの動画もたくさんあるけれど、実際に指示されながら、直されながらするのは大事だなと思った。冷や汗かきながら、筋トレした甲斐あって、数歩なら杖なしでも歩けるようになったし、今は、外で杖一本で歩くのを練習中。体力もつけていかないと。
2023年02月01日
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念願のカットにもいけて、足の回復に手ごたえもある中で次のミッション、「2日連続で遠出をする」がやってきた。モニター着脱だ。遠いといっても、直線距離はそうでもない。電車を使うので、ぐるっと迂回して、Uターンすることになる。そんな中でルートは2つ。一つは、比較的ショートカットだけれど乗換回数が多い。一つ一つに乗っている時間は短いけれど、乗継が悪ければ待ち時間が長い。後の2つは、迂回してUターンをするもの。路線が違う。なにが違うかというと、乗換回数は同じだけど、この乗換が違う。一つは駅が隣接しているので、歩く距離も短く乗換しやすい。感覚的には、ホームとホームを移動するだけ。ただ、本数が少なく、各停しかない。もう一つは、本数も多く、タイミングが良ければ急行もある。ただし、乗換駅が離れている。首都圏あるあるで、乗換駅とされていても10~20分ほど歩くところは多い。最初の頃、こちらのルートを使って、乗換えが果てしなく遠く感じたので、駅が隣接している方を利用していた。でも、髪を切りに行けたことで、歩けるんじゃないかと思った。2日連続で行くから、移動時間はできるだけ短くしたい。そうなったらもう、行くしかない!結果、果てしなく遠く思えた乗換は、そーでもなかった。さすがに「人の流れに乗る」は無理だけど、途中で休んだりせず、私的にはスタスタ歩けて、体力をそれほど消耗せずに済んだ。ただまぁ、さすがに2日連続結構歩いたので、夜は足が痛くて半べそだったし、ふくらはぎも腫れてるのか、浮腫んでいるのか、パンパンに固くなっていた。翌日、2日ぶりにリハビリに行くと、足、ゴリゴリ…「しょうがないね」と言われつつもだいぶ、動けるようになってきたなと実感。ここで油断してこけないようにせねば…
2022年12月28日
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12月に入って、足の調子が良くなってきた。地味に痛さに耐えてきた甲斐あって、筋肉のこわばりが少なくなってきたのだ。リハビリも、筋トレが加わって、落ちた筋力が徐々に戻ってきている。それが如実にわかるのが、歩く速度。うちから駅まで、15分かからずに行けるようになっていたし、リハビリへも、工程の半分は杖1本で行けるようにもなっていた。(ちなみに、駅からうちは一本道で、見えてる。だからタクシーも使えない。骨折前はのんびり歩いて10分ほど、一番痛みの酷い時は1時間かかっていた)こうなってくると、「歩く」こともリハビリになってくる。そこで、髪を切りに行くことにした。もうかれこれ30年近い付き合いのある美容師さん。とにかく腕がいい。剛毛、多毛、うねりのある私の髪を絶妙に整えてくれる。同じ髪質のお嬢も小さい時から通っていて、今でも通っている。骨折する10日前に髪を切っていて、その後、行けなかった。というのも、絶妙に遠いのだ。それぞれ、乗車時間は15分~20分だけど、乗換2回。うち一回は、駅間徒歩で7~8分かかる。狭いし、人も多いし、車も通る、という健康でも嫌な道。でも、この乗換は、県内移動しにくいと有名なわが県ではショートカットできる大事なルート。このルートで行ける自信がなかった。骨折していらい、乗換回数が少ないルートを検索していて、若干時間のかかるルートを見つけてはいた。乗換1回。うまく乗り継げば、時間もそう変わらない。どの駅にもエレベーターはあるし、エスカレーターにも乗れるようになってる。筋力もついてきたから、最寄駅から美容院まで若干歩くのもいけるんじゃないか。でもきっと行ける、と予約をいれるとお嬢も行っているし、1年以上行っていないから「こられるぐらいに元気になった」と喜んでくれるスタッフさん。雨が降ったら、キャンセルになると心配したけれど、晴れ!もう行くしかない!電車の乗り降り、乗換は順調で、あとは駅から美容室までの歩き。これが意外なことに問題なかった。順調に到着して、さっそくカット開始。まずはシャンプー前にごっそりと刈上げ。お嬢が生まれてから、ずっと内側を刈上げる、いわゆるツーブロックにしていたのだけど1年半切っていないから、伸び放題。なので、まず刈上げ、それから外側もざっくりカット。そのあとシャンプーし、本格的なカットの後、乾かしてから、さらに梳いていくのが定番。いつものことなので、迷いなくさくさくカットが進む。途中で「あ、切った分の重さ、計っておけばよかったかなぁ」お嬢と私が一緒にくると、切った髪の量は、通常の一日分に相当するらしい(^^;A今回は私一人で、一日分になりそう…刈上げて、切って、梳いて、「うん、いい感じ!」美容師さん渾身のカット。これで、髪を縛ったり、乾かすのに時間が掛かるということもない!節電だね!「三か月は持つようにしといたけど、その前には来てね」と送り出された。行きますとも。長いのは、もう嫌だ~~~~~~!
2022年12月24日
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酷い時は、「一歩進んで百歩下がる」ぐらいの心境だった足、夏からせっせと続けてリハビリに行けていたせいか、癒着をはがすから、筋肉を緩める、筋トレ、と進んできた。…めっちゃ痛いけど…思わず叫びそうになる痛さも落ち着いて(と思いたい)筋トレも、以前ほど苦労しなくなった。杖2本に慣れているとはいえ、1本になるとかなり楽になる。なんといっても、雨の心配があるときに、折り畳み傘が使えるようになる。これは大きい。また、買い物かごをもって買い物ができるようになる。大きいスーパーやドラッグストアなら、カートがあるので押して歩くことは今でもできる。でも、コンビニや100均などはカートがないのでかなり苦労していたけれど、杖1本になれば大丈夫。年内に、杖1本になるといいなぁと思っていた。正直、去年夏の退院時は、杖1本だった。11月に、「朝平熱、夜高熱」を繰り返して動けなくなり、そのまま冬になって、動きがままならなくなり、春になった時は、杖1本では、歩くのがつらくなった。そうして始まった杖2本。筋トレは器具ではなく、理学療法士さんの手で負荷がかけられる。日々、理学療法士さん、負荷がかかった時の私の反応や筋肉の戻り具合をみて、「杖1本の練習してもいいかも」筋肉の戻りとしては、問題ない、との判断。では問題は?私の心境的なものなのか、つい杖に頼りたくなるため重心が傾き、それによって、痛みがでるという悪循環。それらを踏まえた上で、杖のつき方や長さなどを調整し、徐々に杖1本でリハビリに行けるようにしていこう、ということになった。久しぶりに明るい兆しだ!と思いつつも、勝って兜の緒を締めよ、で、調子にのらないように着実に、と思っている。
2022年12月14日
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足首華々しい進歩はないけれど、少しは良くなっていると思いたい。足首の動きはともかく、足の前側(甲を含む)の緊張が強く、指が反りっぱなしになるということが続いていた。これ、結構痛い。横になって、足を伸ばしたとき、普通であれば、つま先は背伸びしているときのように甲が伸びる。これが伸びない。常に足首90度を保ってしまう。そのまま寝ると、朝起きた時でも、指が反っていて痛い。夜中でも、寝返りするたびに痛い。そもそも、足首が常に90度なので、眠って脱力しているのに足は脱力しないという矛盾した状態になる。週5日、私の足を触っている理学療法士さん、この足指の反りをなんとかしよう、としている。反り続けることでの痛みもあるけれど、浮腫んでしまうことで、さらに痛みが出る。うまく歩けない、動かせないことで、足首の状態は変わらない。だから、一か所ずつ、集中的に治療していくのは、納得。でも…すごく痛い。溜まっているリンパを流すのだけど、強制的に流すので、本当に痛い。言ってもしょうがないけど、勝手に「痛い」と声が出るし、足が逃げようとする。まぁ、がっちりつかまれてるから、逃げられないけど。それでも続けているうちに、ようやく、起きた時には指が反っていない日も出てきた。そうすると、むくみも少し和らぐ。その分、足首の痛みが際立つとはいえ、指が反らないだけで、こんなに違うんだと実感。まだまだ、先は長いけれど、「痛い」は一つ軽減したのはうれしい。
2022年11月23日
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全治半年から一年と言われた左足首の骨折。一年半が過ぎようとしているけれど、全治と言えば全治。なぜなら、骨折部はくっついているから。でも、関節部に骨壊死が見られるから、さて、どうなる?というのが現状。そして、実際に動けるか、というと【動けない】入院中も、退院後もできていたスクワットも背伸びもできない。去年、夜高熱をだし、朝平熱、ということが続いた3週間ほど。そのあと、冬ということで、なかなかリハビリに行けなかったことから足首はがっつりを固まってしまった。春先から、ようやくリハビリに通いつめ、暑い夏も毎日通い、やっと若干動けるようになってきた。とはいえ、毎日リハビリに行くため、杖は二本。それが、家のなかでの移動ぐらいなら、一本でも、なんなら調子のいい日なら、杖なしで数歩歩くことができる。この季節のいい間に、もう少し動けるようになっていたい、と思うものの、日によって足の状態は全然ちがう。いろいろ行きたい!と思うものの、「以前のようには、歩けない」が付きまとう。例えば京都なら、ほとんどのところを歩いてしまう。少なくても、杖ついてあの距離を歩ける気がしない。杖だけど、どこに行くにも車いす対応しているかどうか調べる。車いすに対応していたら、スロープがあるし、杖でスロープ行けるし。ごっそり体力も落ちているので、なんとか、なんとか、杖なしでも歩けるようになりたいと願っている。
2022年11月16日
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骨折部の壊死発覚後、リハビリがちょっと変わってきた。レントゲンではわからないほどの壊死、今できることは筋肉や筋を固めないこと骨折から一年以上経っておいてなんだけど、やっと最近になって、腫れや浮腫みがマシになってきた。歩きやすくもなっている。でもそれは、リハビリあってこそ。一口に足をもむ、といっても、自分ではうまく届かないところもあるしどうしても自分では力を抜いてしまうこともある。そこを容赦なく攻めてくる理学療法士さん。腫れやむくみが引いてきたことで、「あ、ここだ」とピンポイントでドカン!とくるのでイタイ…想像以上の痛みに、声が出ることはあるけど基本は、ダースベイダーのごとく、「しゅー、はー」と息をして逃している。マスクだからいいけど、歯は食いしばったまま…ほんの20分ほどだけど、ぐったりする。壊死してしまっているから、元のように歩くことはできないだろうけどせめて動きやすくなればいい、いやなるに決まっていると痛みに耐えている
2022年10月19日
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今の足の状態だと、杖は必須。使っているのは、ドイツ製のとてもしっかりしているもので色もいろいろあるので、お気に入り。二代目登場握りやすいし、なにより安心感がある。そりゃそうだ、よくある折り畳み可能な杖だと、Φ12mm。一方こちらは、Φ19mm。その割には軽い。オススメにも書いているが、今まで杖は眼中になかったので、使っているとあ~、そりゃそうだ、と思うことも…それが杖先。ゴムなので、消耗品、までは想像できた。でも、一口に「Φ19mm」と書いてあっても、ゴムの質が違うと、使い心地が全く違うのだ。まず、純正のもの。これは理学療法士さんも、「ゴムがうすいかな?」と行っていたのだけど、地面に接する面が大きくて、安定感があるけれど、杖先に厚みがない。私の自宅周辺は、アスファルトだけど、古くて砂利道状態になっているところも多い。そうすると、あっという間にゴムがすり減ってしまうのだ。そして、製品状態のバラツキ。一本目と二本目は、一か月ほどの差があったのだけど、同じころに、杖先がすり減った。まだまだ杖初心者だったので、純正と交換したのだけど、今度は一か月もしないで、すり減った。「ゴムが薄い」というのは、こういうことなのか、と思い、今度は純正にこだわらず、Φ19mmを探してみた。こういってはなんだけど、案外高い(送料も加わるので)とりあえず買ってみたものは、Φ19mmと記載があるのに、はめてみると緩い。すっぽ抜けるはさすがになかったけれど、すかすかだった。ただ、この杖先は、ある杖のものだったらしく、その杖であれば、組み合わさるところがあり、フィットするようだった。その後買ったものは「日本製」たかが杖先、と思っていたけれど、されど杖先だった。ゴムは丈夫で薄すぎることはなく、すべり止めの溝は深く掘ってあるので、長持ちする。いろいろ日本製を買ってみたのだけど、ゴムの状態は良くても、溝がしっかり掘られてないと、新品でも滑ることがある。これは室内で使うからだけど、埃や髪の毛などで、滑ってしまうのだ(さすがに転ぶまでには至らないけど)今一番お気に入りなのは、パッケージまで自社でしていて、社名の入っているもの。長く使えるし、滑らないし、安心感がある。ばらつきのない品質なににも代えがたい技術、日本はもっと大事にしないといけないんじゃないかな。たかが杖先、侮れない。
2022年10月05日
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一応心臓が落ち着きつつあることと、左足の状態のことで、百聞は一見に如かずだろうということで約1年ぶりに職場へ行って、現状報告をしてきた。いろいろルート検索するにも、結局は通勤に使っていたルートが慣れているし、高低差も少ないし、ということで、シンプルなルートに。前回職場へ行ったときは、骨折部の壊死もなく、杖一本で、もうそろそろ杖いらなくなるんじゃないか、という状態だった。その後、約一か月、原因不明の夜間のみ高発熱することが続き、筋肉がすっかり落ち、そこから一冬かけてなんとか杖2本で歩けるようになった今。エスカレーターは、なんとか乗り降りできるけれど、下りはつんのめる感じがしてどうしても怖いのでエレベーターを使っていた。乗換駅は、新宿ほどではないけれど、巨大ターミナルと言われるところ。首都圏在住者なら、誰もが知っているはず。そんな駅で、愕然とした。この駅は、改札が地上階と地下階となる。そして、他者線への乗換は、地下のみ。そんな駅で、ホームにエレベーターがない。この駅を利用するようになって、40年近い。もちろん、昔はエスカレーターもなかったけれど、エスカレーターができて便利になったのは知ってる。キャスター付きスーツケースが流行って、ベビーカーが畳まなくてよくなって大型になって、エスカレーターで移動するのは、危ないよなぁっとは思っていた。ちが~~~~~~う!そもそもないんじゃん!よく知っている駅だからと、下調べなしで行って、「あ、エレベーターない…」見ているようで、当事者にならなければ「見えていない」自分が困らなければ、困っている人がいても、いや、困っている人がいることすら気が付かない。なんと傲慢だったのだろうと愕然とした。見ているようで、見えていない。それも一種の「無関心」だと痛感した。
2022年09月21日
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退院した時、一年後には、普通の生活になっている、辛かった入院生活は笑い話になっていると思っていた。ところが、一年経った今、「足が元に戻らない」というのが重くのしかかっている。そりゃね、足を切断した訳でもないし、寝たきりになった訳でも車いす生活になった訳でもない。でも、そうじゃなかったなら、落ち込んではいけないんだろうか。今までできていたことができない。通勤すること、髪を切りに行くこと、友人とランチに行って、気の向くまま歩くこともできない。電車やバスの乗り降りがエスカレーターの乗り降りが怖い。ドアの開け閉め、引き出しを引くこと、押し込むこと、扉を開くこと、洗面所で手を顔を洗うこと、無意識にしていた一歩に、数工程必要だったりする。パン屋さんなどで、トレイとトングを持つことができない。買い物かごも、カートがないと持てない。気持ちの落としどころが、わからない。
2022年09月07日
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骨折して一年経った頃、ボルトを抜けば動きがよくなるのではないか、ということがあったが、手術をした医大でのレントゲンでは「抜いても抜かなくても、動きには関係ない(ところにボルトがある)」ということだったが、「動きがよくなるのではないか」と言ったのが日ごろリハビリで足を触っている理学療法士さんだったので、「CTをとってみよう」ということになった。そして、結果は、「ボルトを入れたところの骨が壊死していて、ボルトが落ちてしまって、足首を動かすと当たる」だった。日ごろリハビリで足首を触って動かしている理学療法士さんの「なにかひっかかる」は、それだった。レントゲンでは映らないけれど、CT画像では、骨の形にはなっていなかった。カテーテル手術を2回しても治まっていない不整脈というマイナスポイントがある中で、ボルトを抜くのは現実的ではない、ということだった。加えて、そのリスクがあって、ボルトを抜いても、動きがよくなるという保証はない、ということだった。もし、するとしたら、プレートやボルトをすべて取って人工関節を入れる、だ。どちらにせよ、不整脈が収まらないことにはどうにもならない。ゴールが見えない日々は、まだまだ続く。
2022年08月31日
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リハビリの内容が少し変わって、歩きやすくなった。…杖は2本だけど。リハビリそのものは、ほぐす、動かすがメインなので、めちゃくちゃ大変、ということはない。学生時代、柔軟運動で、固い部分があると、「いたたたたたっ」となると思うがその連続のような感じ。理学療法士さんは、どこが動いて、どこに影響がでるかわかっているのでピンポントで、「ここですよね~」と押してくる。まさにぴえん(T^T)の連続。地味に大変なのが「正しく立つ」身体の歪みや、傾きを微調整される。そうすると、動いていなかった筋肉は悲鳴を上げる。姿勢の悪さは、猫背だけないのね、私、結構姿勢悪かったのね(そうじゃないと、外反母趾にも巻き爪にも反り指にもならんわな)この姿勢を正すため、靴にサポーターをいれているのだけど、正しい姿勢で歩きやすくなるので、とてもいいけれど、今まで使っていなかった筋肉を使いまくるのでリハビリ終えて、自宅に着くと筋肉痛と暑さでぐったり…整形外科は、朝一番だと混むので、11時過ぎに行くようにしているのだけど、この季節、この時間、暑い…汗ダラダラになるのだけど、痩せないのが腹立たしい。帰宅して、しばらく休んでいると、足のいろんなところがピクピク、ヒクヒク…むくみがひどい時は、足の色が蝋のようになるけれど、リハビリに行けば、人並みの足になる。せっせと通って、杖がなくても歩けるようになりたい…
2022年08月10日
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骨折してから一年、まだ【全治】とはならず、杖なしで【普通】に歩くこともままならない。関節や、動きに関わるところにプレートもボルトもない、ということで、リハビリが少し変わった。とにかく、ほぐす、動かす。…イタイ…なんというか、筋肉?筋?もちろん、硬く固まった関節を動かす痛みもあるけれど、ふくらはぎや、足の裏、足の甲、など浮腫んで痛いのやら、凝っているのをほぐすのやら痛い!ではなく、い~~~~~~~~~~~~たい、とじわじわくる、痛さ。不整脈の通院後、翌日にほぐしにいかないとエライ目にあう、のはわかっていたけれど、どうにもこうにも疲れて行かなかった。その後、もともとの休診日に加え、連休があったうえ、それらが終わって、行くぞ!と思った日にエレベータの点検があり、結果、一週間ぶりとなった時は、腫れも浮腫みもひどく一日ではほぐせなかった。なんとか毎日通ったものの、一週間経っても、腫れもむくみもまだまだ…それでも、少しづつは良くなっているように思う(思いたい)家の中で、短時間なら、杖が1本でも動けるようになってきた。身体って面白いなと思うのは、骨折した箇所だけではなく、いろんなところに影響がでてくる。リハビリにいくだけで、疲れ果てることも。まぁ、それはいいのだけど、汗をダラダラ書いて、歩いて、疲れて、良く寝ているのに、痩せないのはなんでだろうな!落ちていい脂肪は20Kgぐらいはあるぞ!少しは落ちろ!
2022年08月03日
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骨折して一年。「全治半年ぐらいから一年かな」と言われていたので、とっくに職場復帰してるだろうと思っていた。骨折前の生活に戻れると思っていた。実際は、骨折前の生活とは程遠い。杖は2本ついているし、体力もない。良くなっている気はしない。そんな状態で、手術をした医大の診察となった。「一年ぐらいでボルトを抜けるかも。外来で抜ける」と言われていたこと、通っているリハビリで「ボルトを抜いたほうが、動きやすくなるかも」と言われたことボルト経験者が揃って「抜くと楽になる」と言っていたことから抜くのかなぁなんて思っていた。楽になりたいし。抜くのはいいけれど、そのあと電車とバスを乗り継いで帰れるのか?なんて思っていたら、その日は別件で休みをとっていた従姉妹が迎えに来てくれるという。電車とバスを乗りついで、レントゲンを撮って、医大のお約束、待っている間に従姉妹と合流。ここ半年の経過や、不整脈のカテーテル手術のことなど話し、ボルトのことを聞いてみると「動きに干渉する関節にはボルトを入れてないから、抜いても抜かなくても変わらないよ」…えーーーーーーーー orzモニター表示されているレントゲン写真をみると、確かに骨にしかボルトは刺さってない。っていうかね?その前にね?素人がみてわかるぐらいはっきり骨に筋(骨折)見えてんじゃん!なんつーか、身体に無害で吸収されるパテみたいなのがあればいいのにね!それで、骨折したところを埋めたり、ばらけたところを修復していずれは骨と一体化したら、楽だよなぁ…さっと歩けるようになる、なんて、そうは問屋が卸さないわなぁ…
2022年07月06日
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そういえば、は後から思うものだけど、予言だなと痛感している。まずは足。巻き爪、反り指、外反母趾、偏平足。これらは自覚症状がかなり前からあった。でも、「皆、そうだよね!」と思っていた。骨折して、考える時間だけはたっぷりあるので、いろいろ思い返すと、「そういえば、こんなことあった」の連続。反り指は、靴下ならまだしも、スニーカーも親指あたりに穴が開くこと。これ、【普通なら】ありえない。かかとがすり減るより先に、足先に穴が開いて、履けなくなるようになったのはいつぐらいからだったか…巻き爪、外反母趾は、若いころからだし、もっとひどい人がいたので「たいしたことない」と思っていた。足の指が、あまり動かなくて、ぐーぱーができないのは小さいころからだったけど、全く動かなくなったのは、いつからだったか…する機会もないけど、正座ができないと気が付いたのはいつだったか…正座は太ったからかと思っていたけれど、足首の動きが悪くなっていたからだったのだ。そして、今回の骨折の数年前、やはり駅の階段を踏み外して左足の甲の外側にひびを入れている。そしてそして、半年前に、やはり階段を踏み外して、気が付いたら、階段下で四つん這いになっていたことがあった。どちらも、歩きスマホはもちろん、イヤホンもつけていないし、塗れて滑りやすくなってもいない。なぜ踏み外す?????という状態だった。今回リハビリをしていて、ずるりずるりと、そういえばの嵐。理学療法士さんが「骨折が先か、巻き爪が先か、偏平足が先か…」と悩むほど。でも、杖を2本ついて、「正しく歩く」をひたすら心掛けていると、巻き爪の状態が変わってきた。そうなると、すべて同時進行でやっていくしかない!今、足に、「正しい歩き方」を叩き込んでいる。時間が掛かったとしても、半世紀以上適当にしていたのだからしょうがない。入院中、圧迫骨折の患者さんたち、ほぼ外反母趾だった。え?そんなことで?という状態で骨折してた。それを肝に銘じて、今痛くても、正しく歩かねば。
2022年06月08日
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GWから、それまでがウソみたいに、足の調子が良かった。あくまでも【自分比】だけど。外にでかけるには、不安があったし、ワクチン未接種のみとしては、お出かけは却下。それよりも、足が痛くてできなかった家の中の整頓がしたい。お天気もいい。乗るよね、調子。季節も丁度冬仕様から夏仕様に変わる時期。無理はしないよ~、最低限だよ~といいつつ、動いていたら………うん、腫れた、痛い。雨でリハビリにいけなくて、一週間ぶりになったしまった日、「どうですか?」「調子よかったんですよ」「それは良かった」「で、調子乗っちゃって、布団の入れ替えしたら、痛いです、腫れました」くくくく、と笑っているだろう、理学療法士さん。「うん、ま~~~~だ調子乗ったらだめですね。布団とか持ち上げるときには瞬間的に足首に加重されるから」…ですよね~~~、身をもって感じております。それでも、今までの、「痛くて動けない」から「動きにくいから、痛くなる」に変わってきている気がする。もうじき骨折して1年、やっと少し先が見えてきたのかな。もちろん、調子には乗りませんよ!…多分…
2022年06月01日
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思うように歩けない、というのは、想像以上の閉塞感をもたらした。生活する上での不便さは、さもありなん、だったのだけど、本当にちょっとしたことで、心がパキパキ折れる。例えば、銀行の記帳。メインで使う銀行はネット対応にしてあるけれど、そうでないものは、出勤のついでにやっていた。それが「記帳をする」という、一大ミッションになる。そもそも、出勤ありきで便利なようにしてあるから、自宅近所にATMがなかったりするし…そのほかにも、外食をする、もそうだ。家にずっといて、料理もちゃんとしたものができるわけでもない。長時間立ってられないし、意外と調理中は動く。その動きに、足がついていかない。一歩動くという1アクションが【杖をもつ、動く、杖を置く】となる。日ごろ、どれだけ何も意識せずに動いていたんだなと、毎回思い知らされる。そんなとき、たまにほかのものが食べたくなる。私の場合、ジャンクフード。これが、かなりの高いハードルだった。まず、さびれてきた自宅周辺、徒歩圏内にファストフードがない。ということは、デリバリーになるのだけど、有名どころの配達、うちの近所ではほぼない。だって、テイクアウトできるような飲食店がないのだもの…ファストフードを食べるには、電車に乗らねばならないのだ。やろうとか、したいなと思うことが、【できない】ことに閉塞感が降り積もり、心がめげる。めげるだけめげて、へこんで、ダークサイドに闇落ちして、あきらめて、まずは歩けるようにならないとどうにもならん、と杖を2本にして、歩きやすい靴を探して、できそうなお菓子作りをして、と【できる】をちょっとずつ積み重ねている。こうやってブログを更新しているのも、「足、関係ないし、できるし」 精一杯の最後の砦になっている。そんな中、リハビリに行くときに、某ファストフードのデリバリーのバイクとすれ違った。退院直後食べたくて、調べた時には、デリバリーエリア外になっていたはず。でも、バイクが走っているということは、可能なのか?早速調べてみると、なんと、デリバリーしてもらえる!即オーダーし、ハンバーガーは、うん、ファストフードだった。でも、【できない】が【できる】に変わったのは、私にとって、まさに【プライスレス】だった。いつでも行けるけど、行かない数か月と、行きたくても行けない数か月は、気持ちの持ちようが全然違う。閉塞感を一つでも打破して、歩けるようになる。今はそれしかできないから、やるしかない。
2022年04月27日
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最寄駅からうちまでは、徒歩7~8分。お嬢ならば5分で駆け抜けていける距離で、線路沿いの道なので、うちから駅が見えている。そんな距離を、先日の帰り、足の痛みで1時間かかった。2~3歩歩くごとに、休む感じで、心、バッキバキに折れた。バッキバキに折れた心を拾っていく中で、入院中に平行棒の中でではあったけれど、スクワットやかかとの上げ下ろしなどやっていたこと、退院してからのほうが、足首の動きが悪いことなどを思い出した。うちの中には、手すりがないので、一番しっかりしたところをさがすと台所のシンクがあった。一気にたくさんはできないので、「台所に行くたびに、かかとの上げ下ろし、スクワット、それぞれ5回ずつ」やってみることにした。そして、杖に頼ってしまい、体重を右側に過剰にかけることで右サイドにも痛みがでてきたので、松葉杖を借りて、歩く姿勢からやり直そう!と思った。でも、松葉杖を借りるには、病院まで行かなくてはならない。下手に近いので、タクシーの距離ではない。(これは駅からうちまでもそう)ふと、持っていた一本目の杖も使って二本にしてみたら、ちゃんと立って歩ける。一本目はとりあえずで買った折り畳みで、二本目とは太さも強度も違うので、三本目を購入。シルバーカーにしようかなど考えたが、電車に乗ったり、今後のことを考えると、杖のほうが収納も楽。色が違うのは、置き忘れなど防止のだめ。そしてこの二刀流で、三週間ぶりにリハビリに行ってみた!これがいい!ちゃんとまっすぐ立って歩けるし、少なくてもリハビリの病院まで途中で休まずにいける。そして理学療法士さんに相談。杖二本で現れた私に、少し眉を寄せたものの、「杖一本にこだわるより、正しい姿勢で立って、歩くほうがいいかなと思って」という私に、それでいい、固まってしまうより、動かしやすい方法で少しずつ動かしたほうがいい、とのこと。もともとの「偏平足、外反母趾」がリハビリの妨げになっている部分もあるので、当面は、杖二刀流で、「正しい姿勢で歩いて、リハビリに行く」を自分に課していこうと思っている。
2022年04月06日
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ネットニュースなどで、「左足首骨折」と見聞きすると、ピクリと反応するようになってしまったのだけど、「全治三か月の重傷」以前なら、そうかぁ、大変だなぁと思っていた。が、今回自分が骨折してみて、大きな誤解があった。【全治】は、すっかり骨折が治って、骨折前の状態になることだと思ってた。違うのね、あくまでも、「骨折」や皮膚の状態が治るだけで全治は別物なのね。いわば、外税表示的な…手術をした、医大の先生たちが、とても軽く「ん~~~、そうだなぁ、全治半年から一年かなぁ」と言っていたので半年から一年で、通常の生活に戻るのか、長いな、なんて思っていたけれど、違うじゃん!別に走ったり踊れなくてもいい。せめて、歩けるようになりたい。駅から徒歩8分の我が家まで、休み休み1時間かかるのはもう嫌だ…痛いのも、もう嫌だ。この痛さが、治るための痛さなのか、なにか別の症状による痛みなのかわからない。この状態が嫌だ。
2022年03月23日
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叩き割りたいほどの痛みもなんとか治まり、また地味に足首を動かすリハビリ…ある程度動いてくれないと、リハビリに通うことすらままならない。リハビリ用に購入したペダルは、足首がうまく動かないことで踏み込めないけれど、動き方の目安にもなるからと、じわじわと踏み込んでいたら「ゴリ」え?ゴリっていった?で、なにそのゲームのダンジョンで、石の歯車が噛み合ったみたいな音!一瞬でパニック!やばいやばいとペダルから足をはずしたけれど、あれ?痛くない。恐る恐る立ってみても、痛くない。さらに恐る恐る左足で一歩出てみても、痛くない。なんならむしろ、動きがよくなっている(自分比)そうか、私の左足首は、ゲームのダンジョンによくある、石の仕掛けだったんかぁ~~~って、そんなわけあるかい!痛みがなければ、気分も落ち込まない。またリハビリ頑張ろうという気にもなる。一つも面白くないけれど、私だけのRPGだと思えば何度リスタートしても、エンディングを目指すしかない。RPG、苦手なんだよなぁと思いつつ、よっしゃ、今日もゲームスタートだ、と地味にリハビリを始めている。
2022年03月16日
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比較的安定していたけれど、雪が降ってリハビリにいけなかったり、寒いせいか、痛みが出ていた中、不整脈の通院で、いつもの三倍ほど歩いた。帰りから、痛くて痛くて、駅前のスーパーに寄る元気もなく、なんとか家にたどり着いた、という感じ。その後、左足首の痛みは増すばかりで、リハビリどころか、家の中での移動もつらい。どんな姿勢でも、状態でも痛いので、いっそのこと、左足首を叩き割ってやろうかと思うほど…思った次の瞬間、いやいや、それはもっと痛くなるやん、と自分に突っ込み。横になっても痛く、寝ている間「痛いの痛いのとんでけ」とずっとつぶやくような状態に。見た目、足首に変化はなく、発熱もない。そんな状態が一週間ほど続いたが、ふっと痛みを感じなくなった。足首をみると、今までと違うところがぷっくりと腫れているというか、膨れていたが、それも一日で引いて、なんとか、状態がよくなってきた。痛みがあると、心が折れる。治る気が全くなくなる。夢の中では、すたすた歩ける自分。そんな日はいつ来るだろうと思いながら、まずは痛みのない日が続くように、と思っている。
2022年03月09日
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恐ろしいことに、骨折して約8ヵ月、退院して約半年となった。タイトル通り、「治る気がしねぇ」もちろん、傷口は乾いてきたし、足首の腫れや浮腫みは引いてきた。湯船にだって浸かれるし、靴も履けるようになった。でも、電車を乗り継いで【通勤】して、【仕事する】はできていない。10月の後半には、職場に数回行けたのがウソみたい。まぁ、家で仕事ができる環境が整ったので、【通勤】するメリットがないといえば、ないのだけど…自分の中では、半年ぐらいでなんとかなるんじゃないかと思っていたのに、いまだにままならないのが、歯がゆいやら、イラつくやら…現在の問題点としては、長期化したことによる疲労。骨折した左足に体重をかけるのが、どうしても怖いのと、ふっと力が抜けそうになる感覚や(おそらく恐怖心)プレートやボルトがはいっているためにスムーズな動きとは程遠いことによる苛立ちで、重心が右に傾き、杖に過剰に頼ったり、右足に疲労がたまったりする。そして、もともとの偏平足や外反母趾が妨げている部分もある。リハビリも、不整脈があったので(いや、今も若干あるが)恐る恐るしている部分もある。過去の自分の習慣のせいだから、どうしようもないし、現時点から改善していくほかない。わかっちゃいるけど、いらだつし、落ち込む。本当にちょっとした「いいこと探し」をしている自分を嗤う自分もいるし。できることを、できるだけするしかないんだよな、と日々思い、すごしている。
2022年02月16日
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20代の頃から、巻き爪、外反母趾に悩んでいて、テレビでよく見る、「足の指でタオルを手繰り寄せる」なんて、特に左足は全くできなかった。…右足もそれほどできるわけじゃないけど…骨折をする2~3年前から、親指の爪が靴の天井にあたり、そこに穴があく、という状態になっていた。巻き爪も内側は完全に巻いているというかなんというか…骨折後、リハビリを始めた時、同じく入院している「圧迫骨折」の高齢女性が、もれなく外反母趾だったのをみて、これは、やばい、と思うようになった。リハビリを進めていくうちに、でてくる痛みや感覚が、骨折だけではないのではないか、と理学療法士さん。骨、傷口の状態はいい。では、足の状態は?巻き爪、外反母趾に加えて「偏平足気味」土踏まずを支えるサポーターをしてみたら、爪が当たらない→靴が履きやすい歩きやすい、今まで感じていた痛みがない。あまりにも、歩きやすくなったのを見て、「もっと早く使えばよかった…orz」理学療法士さん、がっくり問題は、骨折しているほうの足は、サポーターをつけていると浮腫んでしまうこと。ずっとつけ続けることはできないけれど、靴が履きやすくなるし、なにより、歩いていて心臓にかかる負担が激減する。外反母趾、巻き爪、扁平足、これも放置しちゃいかんな。
2022年01月05日
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骨折をしてから、足首が腫れていて、サンダルを履いていても浮腫んでくることから靴が履けなかった。寒くなってきたのと、傷口も落ち着いてきて、「いっそ、足首まであるのなら、履けるのかも」と理学療法士さん。なるほどな、と思い、手持ちのハイカットスニーカーを試してみるも履くだけで痛い。うーむ、とネットショッピング。そういえば高校生の頃流行っていた、ハイカットの靴あったよな、と形は思い浮かぶものの、名称が思い出せない!検索エンジンに、思いつく言葉を入れてみたらネットは凄い。靴の名称と形の一覧があった。探していたのは、ワラビー。いや~~~、懐かしい。そこから履けそうなものをさがしてもろもろの諸条件から、探していたワラビーではなく、これまた一時流行った、ムートンブーツに決定。決め手は、足首の太さが一番大きかったことと、最悪、靴下履かなくても、ブーツは履ける。5か月半ぶりの靴は、あったかい(T^T)早速リハビリに履いていくと、「あ、靴だ!」「よかったね~」骨折部位が足首、ということもあって、私がリハビリ室に呼ばれると、理学療法士さんたちは、足元をじっとみているので、すぐに気が付く。「よくなる」がなかなかわかりにくいだけに、小さい目に見える一つの変化が、ちょっと嬉しい。
2021年12月29日
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骨折して早半年。当初の見通しでは、仕事復帰して、日常に戻れているはずだった。途中までは順調だったけれど謎の発熱で、リハビリ中断。なんとか症状は収まり、電車とバスを乗り継いで医大へ行ってきた。診察室に入るとき、じっと足元を見ているのだけど「う~ん、まだ痛い?」この二か月であったことを話す。結局のところ、なんだったかはわからない。レントゲンでは、骨に全く異常はないし、ずれているということもない。医大の先生的には「順調」のようだ。「じゃぁ次は、術後1年ってことで、6月の終わりかな」「どうなっているか、想像もつかないです」「だよね~、僕も自分が4月以降どうなるかわからないけど、とりあえず予約いれとこう」…えーっと、まぁいいけどさ。「リハビリはどんどん進めていいよ」そうだねぇ、春までには仕事も復帰したいし、不整脈も治してしまいたいし、やりたいこといろいろっすよ!家の中の整理もな!
2021年12月22日
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謎の発熱が過ぎて、リハビリ復活。退院直後よりも、筋力が落ちてしまって、家の中でも杖がないと辛い。「最低限の生活のライン」も、結構いろいろあるもんだ。とりあえずは、ご飯の準備ができて、食べる、トイレにいく、だけを最低限としてそこから、徐々に「今日はこれできる?」「痛いからやめておこう」など調整するけれど、「痛い」が、動かしたらダメな「痛い」なのか、動かさないとダメな「痛い」なのかの判断がつかなくてやることなすこと、おっかなびっくり。一人暮らしであることで、人との会話がなくて、脳力が落ちるなと思う部分もあるけれど、一人暮らしなので、ひたすら自分のペースでいいし、気を使われないから、妙に頑張ってしまうこともない。できそう?よしできる!も自分のペース。そんな中、高熱がでなくなったので、お嬢が様子を見に来るという。実は、お嬢からは何度も「行こうか」と言われていたのだが、なにせこのご時世。感染症による発熱ではないとしても、発熱していることには変わりないので、「来るな」と言っていたのだ。落とし穴にドボンと落ちて、なんとか穴の淵まで這い上がれた感があったので、駅まで行ってみることに。駅前には、コンビニとスーパーの中間ぐらいのスーパーがあり、お嬢がいるなら、荷物を持ってもらえる。駅に着く時間を見計らっていってみることしたが、うちから駅まで、線路沿いの一直線、通常なら徒歩7~8分を倍以上の20分かけて到着。お嬢と合流して、買い物中に、ぐらりとめまい。あ~、これは心臓案件だなぁ、病院へ行かねば。久しぶりに、連続して人と話したが、声が出にくくなってるな~~~。会話というのは、脳の活性化に一番なんだなと実感。やらなくてはならないこと、やりたいこと、山盛りだというのに身体が動いてくれないのが、なんとも焦る。そして、特に何もしていないのに、一日が早い。一週間が早い。自分を無駄使いしてる感が半端ない。
2021年12月08日
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発熱の幅は収まってきたものの、微熱が続いているのと骨折部の腫れ(見事に鮮やかな赤)から一旦リハビリを中断し、抗生剤を2種類飲むことで様子を見ることに。だるい、というのもあるし、歩き回ると痛いし、結果、ほぼ寝たきり生活になってしまった。食べる、トイレに行く、だけで精一杯の毎日。リハビリを中断したことで、骨折部は重く硬くなる。動かしていい痛みなのか、安静にしなくてはならない痛みなのかわからないし、一人暮らしの今、「最低限」の動きすらできなくなるとやばい。誰とも会わない、というのは、気楽なようでいて、「まぁ、今日しなくてもいいか」とどんどん堕落していく。メンタルが落ちていくし、だんだんそういうことも気にならなくなってくる。かまってちゃん、だよなと思いつつも、Facebookに愚痴っていると関西に住む、小学校の時の友達からの励ましがどんどん届く。私の人生の中で、たった一年半の仲間だけど、再開してからのつながりは強い。もともと、彼らは「〇の妹」の私ではなく、私しか知らないので、私はとてもリラックスして付き合える。春には、不整脈も治して、二年越しのママ友お出かけ、そして関西への遠征に行けるよう、それを楽しみにして、どっかへ行ってしまったふくらはぎの筋力を取り戻そう。
2021年11月24日
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週が明けても「日中平熱、夜発熱」を繰り返したので、発熱外来に行くことに。リハビリに通っている病院の3階に内科があって、一応循環器も掲げているので、不整脈で飲んでいる薬もわかるだろうと予約の電話。状態を説明し、予約をとり、いざ行かん。外で待機するように言われていたので、北側の非常階段で待機。まぁ、しょうがないね。準備ができたということで、中に入るが、すぐに検査室から、ベランダに出される。検査も検査結果を待つのもそこ。先生の問診があって、お薬手帳みてたけど、今飲んでる不整脈の薬、わからなかったらしい。とりあえず、総合感冒薬だします、と。いやいや、その症状もないだろと、内心突っ込み。待機時間15分ということだったけど、10分ほどで、非常階段のほうに移動。コロナウイルス、インフルエンザ、共に陰性です、でそのままお会計で終わり。小さい病院だし(カテゴリとしては診療所)感染症対策でしょうがないと思うけど、私は日中平熱だからいいけど、高熱だったら、耐えられんよ…それにしても、なんなんだ、この状態…
2021年11月10日
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週に一度出勤して、少しづつ歩く距離も伸ばしてきて、いい感じかな、と思っていたある日の午後、急に寒気が来て、ん?と思って熱を測ってみたら38.3度。咳ものども関節も痛くない。骨折部の変化もない。ただ、今この時期の発熱、いろいろ考えてしまう。とりあえず、夕方でもあったので、この日はそのまま就寝。夜中に何度か目が覚めるが(これは入院中から)測ってみると38.3度。朝起きてからは少し下がって、37度台後半。一応お嬢に連絡して、発熱外来を調べてみる。でも、発熱外来、「なるべく公共交通機関を使わずに」とある。となると、徒歩でとなるが、ここで一つ問題が。熱があるので、極力安静にしていると、骨折部が固まってしまって歩きにくくなる。さすがに、熱がある状態で、病院まで歩いていくのはつらい。それと、いつもより、さらに弱っているところに病院へ行ってなにか拾ってきそうで怖い。一日、37度台を行ったり来たりして、判断に困り、この日も就寝翌日は土曜日ということもあり、病院へ行くなら午前中のみ。(予約取れるかわからんけど)ところが朝は36度台後半。そこから、37度台前半を行ったり来たり。これだと、別によくある状態。だるさもないし、おなかも減る。これなら、まぁ病院はいいだろうと判断。むしろ、安静にしていたことで、骨折部が固まって歩き方が変なのと、寝ていて腰が痛いので、鎮痛剤を飲んで就寝。これを飲むと、朝まで起きない。そして朝、36度台を通過して35度台。平熱だ。なんだったんだ?調子に乗って、出かける時間を長くしたり、いろいろやったので、疲労がたまっていたのだろうか。よくわからない、判断に困る週末だった。
2021年11月06日
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