テープ起こし(録音反訳)のHP

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今日も終日家から出ず。議事録整文作業及び新規のパネルディスカッションの録音反訳。


ところで、昨日から手がけている議事録の整文というか、要約というか、そんな作業をすることが、ここのところ多くなり、新たに考える種が増えました。

もともと「標準用字用例辞典」にひらがな表記が多いのは、おそらく速記者の「音としての記録」を大切にし、踏み込んで誤ったニュアンスを伝えないようにするためと思われます。たとえば、「とまる」にしても「止まる」「留まる」、「さわる」を「触る」「障る」、どちらにするのかは納品先に判断をゆだねるためとも言えましょう。重複を削るのはよいが、足してはいけない、必要以上につくってはいけないと口を酸っぱくして言われ続けてきました。あくまでも、反訳専門の会社としては、下ごしらえのスタンスを忘れないようにという意味を込めていたのだと思います。

わかりやすい例を思い出しました。
まだこの仕事を始めて半年ぐらいのころ、受け持った講演会の録音で、グラフを5分ほどOHPか何かで説明していました。
音にすると、当然「ここが、こうなっていますが、そのころ上向きだったこちらのグラフがこの年に下がり始めて、ここでようやくこのように重なるわけです」です。

それではわからぬではないかと、半ページほどの分量だったので、添付資料の同じグラフを見ながら、
「このカツオの漁獲高のグラフは近年上向きになっていますが、そのころ上向きだった漁業船舶総数のグラフは1995年に下がり始め、それがこの2002年でようやく重なるわけです」と、該当の語句を当てはめながらつくってみました。


それで、両方のデータを用意して、「こちらではどうでしょう?」と担当の方に見ていただきました。

すると、あっさり担当者は「せっかくつくってくれたけど、こちらでいいです」と、「このこの」原稿を採用。私の練ったものはあっさり却下されました。

そこで悟りました。
反訳は、正確な機械であることが、まず求められるのだなあと。確かに私のつくったものは、現場にいたわけではないので正確かどうかはわからない。出さないほうがよいと判断したのは、その会社の姿勢か、担当者の姿勢か不明ですが、お客様にとってはどちらがよかったのか…。

ただ、今までやってきた、そのような起こし方では、もう時代のスピードには追いつかなくなり始めています。

機械のように起こした原稿…Aを、
納品先がさらに精査し、加工する…B。
Aが正確で読みやすく、そのまま通用する原稿につくってあれば、Bの手間は少なくて済みます。

ライターさんのように、素材を自分の工夫で味付けしたいという方は、Aの部分で必要以上につくりこむのはやめてほしいと思うでしょう。(実際に「つくりすぎ」というクレームが来た人もあるようです)

しかし、場合によってはAの段階でそのまま通用する文章になっていたほうが、その先の作業は速いし、楽だし、助かる人もあるはず。
すなわち、単なる「記録者」だけではなくて、「ライター的要素」も求められると感じます。(今ごろ気付いたかと言わないでください)

残り少なくなってきた私の名刺。今度新たにつくるときは、どうしよう……。
いずれにせよ、お客様のご要望がどちらなのか見きわめないといかんなあと、つくづく感じる昨今です。

今週は、そんな整文の話もしてみようかなと思いますが…。
修正する文章は、さらに奥がふかーい。おもしろーい、トレビアーン。だけど、まだまだ。
きちんと正確な反訳ができるようになってから、その先にあることなんじゃないかなあ。






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Last updated  2004年09月16日 20時51分09秒
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