のんびり・ゆっくりダイエット

のんびり・ゆっくりダイエット

2026/07/11
XML
カテゴリ: 国内旅行








木の香りがゆるやかに漂う一角に、
厚い木材で組まれた酒槽(さかぶね)が置かれていました。
ここで醪を搾り、酒が生まれていった場所です。

側面の「第一號」の赤い文字が、
かつての作業場の空気を残していて、
ただそこに息づいているだけで、
人々の手仕事が思い起こされるようでした。

酒槽(さかぶね)とは、
清酒を絞る際に使われた木製の槽で、
中に醪を入れた酒袋を並べ、
押しぶたでゆっくり圧力をかけることで、
底の孔から澄んだ酒が流れ出す仕組みになっています。
静かな作業の積み重ねが、
酒の「はじまり」を支えていた道具でした。

展示室に足を踏み入れると、
木の壁と柔らかな灯りがつくる静かな空気が広がっていました。
左手には文書や絵図が並び、
その奥には大砲と衣装をまとった人形が控えています。
この一枚の風景が、展示室のすべての気配を伝えてくれました。





その中に、
「会津戦争への道」と題された説明板が掲げられていました。
鳥羽伏見の戦いから奥羽越列藩同盟、
そして会津へ戦火が広がっていく流れが
静かな文字で記されています。





説明板のそばには、
四斤山砲の展示がありました。
文書の静けさと武具の重さが同じ空間に並び、
時代の気配がゆるやかに重なっています。





木の台座に重い砲身を載せた四斤山砲が静かに佇んでいました。





四斤山砲(よんきんさんぽう)は、
四斤(約2.4kg)の砲弾を撃つことができる小型の山砲で、
険しい地形でも運べるように作られていました。
縄でしっかりと固定された姿は、
戦の時代の気配を静かに残していて、
そこに佇んでいるだけで、
人々の覚悟が思い起こされるようでした。

展示室の外に出ると、
白壁と黒板の落ち着いた建物が並び、
木の柱が静かに影を落としていました。
手前には井戸屋形のような木組みがあり、
石の台座に支えられた柱が、
この場所の長い時間を伝えてくれます。

続く・・

FC2・・はこちらから





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2026/07/12 01:51:47 PM
コメント(13) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: