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合同の教室の増え方がまぁすごくて、こちらは、夏の発表会にも出て、秋にも出る、という生徒たちや、秋だけに絞っている生徒たちをを30人くらい出すだけですが、トータルで60人って、規模的にもゾッとする感じになってきています。
・・・あまりに人数が多いので、準備をしながら、私たち二人でチェックしあっても、準備段階からミスが多発しているので、二人で考えてもミスになっちゃうところは、もう神様のお仕事としてお任せするために、アイツに任しておこうよ!!と、悪い意味で、合同の先生の足を引っ張って、呑気にしています。(笑)
そうやって、歳を重ねていくことの素敵さに、気持ちを切り替えないと、みっともないお年頃になったということだよ!!って。(笑)
なかなかどうして、それが一番難しいことはわかっているけれど、私もそこは通ったから、こっちこっち!みたいに、たった二歳差なのに先輩面して、裏方に回る提案ばかりしています。(笑)
あちらの教室は、そんな風に言っても、どうせちゃんと真剣に、いわゆる発表会らしくお上品にしてきてくれると思いますけれど。(笑)
こちらはもう、「夏の発表会みたいな、アットホームなのがいい!!」っていう呑気な親御さんばかりが増えつつあって、そこがいいバランスになるといいなぁと思っています。
夏の発表会では、赤いドレスのウサギさんみたいなかわいい女の子を抱っこして、講評していたんだけど、今度は、どんなかわいいハプニングがあるんでしょうね。(笑)
すでに、夢の国ディズニーランドから援軍が放り込まれていて、ミニーちゃんに扮したかわいい女の子が、ミッキーマウスマーチを弾くことになっていたりするので、合同の先生も、それで嬉しくなっちゃってなごんでいるそうです!!
ミニーちゃんのお耳をつけて、ドレスを着て、ミニーちゃんの手袋をはめて弾く・・・ちょっと待て!!(笑)
ミニーちゃんの手袋は、4本指だ!そこはダメだ!と、ストップをかけたりしています。(笑)
多分、あの子なら、4本指の手袋で弾くために、手袋はめて練習するからね!!(笑)
ピアノ教室だから、そこは5本指にしておこう、とか、ストップをかけるところも、ちょっと迷ってしまいますよ。(笑)そういえば、昔、骨折した指にボルトを入れて、4本指でもレッスンに来て、それで弾いていた子もいたな、なんて思い出したりして。(笑)
あの子ももう、高校生!今頃どうしているんでしょう。
そんな風に、過ぎた時を懐かしむ頃、発表会には関係ないけれど、やっぱり高校生になったクソババアちゃんが、急に遊びに来ちゃったりして、昔と変わらない態度で、ドーナツ持ち込んでおやつ食べ食べ、スクリャービンの楽譜を持って帰っていたりします。(笑)
ほぼ、3年くらい、教室に来ていなかったのに、その手が、かつて以上にしっかりとした筋肉をまとい、肝の据わったフォルテを出し、「毎日、ピアノは弾いてるもん!」と言っていることに、いい意味で、ゾッとしました。(笑)
確かな耳を育てておけば、私の手元を離れても、そのすべてに狂いが生じることが無いことの、あっけないほどの強さに。
室内楽だかなんだかを部活でやっていて、ウィーンにも行ったとか言っていましたよ。相変わらずのセレブだな!!
彼女に引きずり回されて、プリクラ撮らされたり、映画を観たり、なんていう日々も、どれほど昔の事かわかりませんが、当時のプリクラを久しぶりに見たら、私が若くて、なんか急に凹みました。(笑)
あの頃の私、今よりずーーーーーーーーーっとかわいかったのに(当社比)、もっと遊んどきゃ良かったと!!そこで、思いっきり凹んでやりました。(笑)
文句の言いたいところはたくさんありますが、クソババアちゃんがいなくなってからの教室は、そりゃもう赤ちゃん天国で、いまだにそればっかり。(笑)次から次へと、かわいい爆弾が放り込まれて、もう大変!!
あっちでギャー!!!こっちでギャー!!のまま、気づけば、家族丸ごとレッスンの体制も、ほとんど定着済です。パパもママもおばあちゃんもみーーーんな、私にピアノを弾かされて、みんなで、ピアノや音楽の話ばっかりしているそうです。
特に、子どもたちを連れてくるパパたちにピアノを弾かせるのがおもしろくって!!
全く経験がないなんて、聞いちゃいませんからね!さぁ弾け!さぁ弾け!!で、渋々弾くパパたちが、ママたちとは違った意味で、能力を開発する喜びに顔を輝かせているのを見ると、ニヤリとしてしまいます。
暴れん坊の双子のパパも、無理やり弾かされていますが、あそこんちの息子たち、まぁ、昔に比べれば、かなりそれなりになってきましたし、クリスマス生まれの妹も、間もなく3歳。毎回、飄々とした態度で、ウンチをして、歌いながらピアノを弾いてるみたいなことをして、結局、一番威張って帰ります。(笑)
私のために、この道を敷いてくれた、あのサンタの導きは、今、ちょっと奇妙な展開になり過ぎて、結局、私にいつでもガミガミ怒られている感じですが、そのくらいが、一番、お互いにちょうどいいのかもしれません。(笑)
この道の一番美しいところに、もっとも美しいものを置いといて、とりあえず、今のところ、それを隠しやがったので、もーーーー絶対に許さない!!ってなっちゃっています。
…そうやって、拗ねていれば、絶対にぶれないほど、完璧に美しいものの記憶だけを、私に残して、それ以外の危ういところを、なんかどうにかして、なんとかしてる気がします。(笑)
美しいものの記憶って、強いものですね。それはもう二度と、揺らがせられず、生涯、より一層美しくなるからね!!!
私たちの音楽は、その何よりも美しいものとして、胸に秘めて、私はまたもや、勝手知ったる、
「こうやって弾けば、うまくなるんです!」だけを、かつてよりも自然に簡単に提供するだけのこと。
昔は、「ピアノの先生」ということがどういうことか、あれだけ迷ったのに、今は、近所のピアノがちょっと弾けるかもしれないおばさんくらいでいいや、となってしまって、案外その方がいろいろうまくいくことで驚いています。
どんなに遊んでいるだけのようなことの先にも、あの確かな音色があることを、私たちは知っている。
そう、サンタが言いたかっただけの割には、ちょっとどうだろう、が、挟まってしまったことを、この先の私がどう思うかもわかりませんけれど。(笑)
結局、誰よりもワガママに気紛れに振舞う事を許された私が、サンタの帝国で、相変わらず、やりたい放題らしいです。(笑)