2004年01月28日
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嫁さんからのレポート、後半です。
前半は 27日の日記 をどうぞ。

ところで、昨日、先輩に録画してもらったDVDを見ました。会場ではそんなに思わなかったけど、テレビだとなんだか、嫁さん、ガチガチになってましたねー。そうそう、氷川きよしファンのおかげ(?)で、私も4、5回画面に出てましたよー。(ほとんど横顔だけど)


つづき

230番くらいになった再び会場へ。相変わらずみんな楽しくてうまい。ますます希望はうすくなるばかりだ。最後に遅れてきた方が歌われ、予選終了。5時過ぎくらいだったか。40分後に審査発表があることが告げられた。

この合間時間に受信料のお知らせや奈良支局からのお知らせ、クイズがあった。○×クイズで、ここは早々に間違って敗退したが、さっき地上放送情報を入手した旦那を大いに活用。旦那を置いてステージに上がるまでは首尾上々だったけど、すぐ後のテレビチャンネルの問題でぼろがでてしまった。くどいようだが、見ていないんだよ。

審査が難航したそうで、10分程度遅く始まった審査発表、なんと、、96番呼ばれたよー!やったー!!

そこからはまさに用意されたトコロテンコースだったわけではありますが、
するする~っと出てしまいました。唯一にして最大の難関が朝5時半起きでした。
そこから、2時間、アンケート記入、面接、編曲の先生との練習がありました。
要領よくやればさっさと終わることができたのですが、私は後手にまわり、
じっくり見聞きしました。合間で宮川さんとお話の打ち合わせ。島倉さんと
母のお話をする内容をちゃんと考えてくることという宿題をいただきました。
わたしはここで王さんの「もらい泣き」をはじめて聞き、圧倒されました。
「さくら」の彼はおもわず歌詞をど忘れしましたが、すごくいい声、いい
歌いっぷり。レベルが違うなー。私の練習のときは、前奏の確認でさらりと終わり、
夜になって、ほんとうはCDの高い調(c-moll)でやりたかったんだ!ということを
思い出したのですが、後の祭り~。このへんからだんだん動転してきたのかな?

「星空に両手を」がぐるぐる頭をまわり、いやいや、この曲じゃなくて♪こいしーて
いるんだもん♪や~とか、転調問題などさすがに明日では難しかろう、など思っているうちに・・・うつらうつらしながら・・

■1月25日

シャレにならん位寝坊な私は、かつて仕事も寝坊で何度もブッチしたことがある。
しかし、今日はちゃんと5時半に起きた。やはりのど自慢には出たい。

私なら絶対行かんやろう。でも私は知っている。旦那は今日英語の試験だったのだ。
万一私が本選にでたら、試験はブッチすると言っていたが、うそから出たまこと、
、きっとシャレ半分だったのだろうが、幸か不幸か彼にとってものど自慢ウイークエンド
となってしまった。何事もはまると研究熱心な奴はもう相当のフリークだ。
昨日は帰りの電車でちゃんとゲスト曲とゲストでない曲との当選確率を計算してくれた。
ありがとう。いつも本当に感謝している。あなたなしではこの出場は考えられない。
再び、桜井市市民会館へ到着すると、観覧希望の列がすでにざくざく並んでいる。
私が旦那の名前で出した一般観覧希望のはがきははずれてしまい、出場応援者用のはがきを握り締め、旦那はこのくそ寒さのなか、列に並ぶという。なんてことだ。病気になるで。
しかし、私も時間がないので、勝手にしてもらうしかない。いそいそと控え室へ。
7時50分には全員集合し、今日の進行の説明、そして舞台へ。立ち並び、座り並びを
入念にチェックされる。そして入場の練習。「これ以上ない満面の笑顔で!うそやろ?って
くらい笑って!」と何回も練習する。やっぱりオープニングって大事なんでしょうね。
私もがんばって、終始「うそやろ?」笑いに努めました。歌のあわせは一人1回だけ。
みんないつもより長い1コーラスだけど、私はいつもと同じ短い1コーラス、、、
わたし、今回かなり番組の時間管理に貢献してると思う。(それも選ばれた理由かな?)
その後、宮川さんと再度お話の打ち合わせ。3人で楽しくお話して、島倉さんに母へのメッセージをお願いすることと決定。このトーク、結構歌よりも重要だよーと重みに気づいて
からは回線切れ状態の頭でそちらも気になって仕方なくなっていくのです・・・・
もう、みんなうまいなんてもんじゃない。今回は大量合格ちゃうん?なんて隣の素麺屋さん
と話しながら、みんなでの応援の手振りをしていました。そうそう、途中で、氷川きよしさん入場、素麺屋さんは、さっそく握手してもらい、「あんたも握手してもらわな!」って
言われ、でもなかなか機会もないし、ほかのひともいるんだしなーって思っていると、
なんと最後の通し稽古では氷川さんからもらえる特別賞の役になり、握手もしてもらって
しまいました。(握手してやったで。氷川と。←なんだかんだいって相当混乱気味)その後
氷川さん、島倉さんのリハーサルをかぶりつきで拝聴。。ファン垂涎ものです。
かれこれ、10時半くらいまで、舞台であれこれし、1時間の休憩。お昼を食べたり、私は
控え室でゆっくりし、MDを聞いたり他の方とお話したりしていたのですが、結構外でみんな練習していましたね。今思えば、確かにちょっと当日は練習&気合不足だったかも知れません。
さあ、11時45分、会場に向かいますよー。との号令で決まった隊列を組み、
最後のトイレタイム。もう後には引けないんだー。堂々会場へ入場し(この直前も
みんなで信じられんなーとかいいつつも士気を高めあっていた)、観覧のみなさんへの
挨拶。舞台に上がって自分の位置に立つと、なんと目の前に旦那が!前から5列くらいは氷川きよしファンがうちわや、蛍光ライトなどを持って堂々占拠しているというのに、あんた
という人はまあ、よりにもよってこんなところに!!でもおかげで安心できました。
番組がはじまり、「ほんまに全国に放送されてるんかなー」とか思いつつ、入場、
自分の歌も済んで、気がかりのトークもなんとかうまくいったと思います。よかった。。
島倉さんほんとうに素敵な方でした。そででご挨拶させていただいたときも、「お母様、
還暦ですって」ってちゃんと覚えていてくださって感激しました。本番後のアトラクションでもとってもかわいらしいお話ぶりやしぐさに、私は釘付けでした。氷川きよしファンの方が大いに番組を盛り上げてくれ、内容も盛りだくさんのいい45分だったんじゃないかな~、少なくとも、私にとってはキラキラしたとてもたのしい時間でした。順番が早かったから他の人の歌もじっくり聞けたし。
テレビで見てくれた家族や友人も楽しんでくれたようです。昨日電話して言っといたのに何を歌うのかも良く聴こえなかったという母は多分相当、びっくりしたと思うけど、我が家はここ数年結構いろんなことがあり、大変だったので、お金では絶対買うことのできない、印象的なプレゼントができてよかったと思っています。「人生は60歳から」つまり「人生はここから」と、私もこれから、大変なことにでくわしたとき、自分へ言い聞かせられるよう・・

今回のことは、作戦もヒットしましたが、とにかく運がすごく良かったです。
きっと一生思い出すような日になるんだろうな~。(そしてしばらくは言われ
つづけるのか)
ただ、「のど自慢に出よう」と思わなければ、のど自慢には出ることはなかった。
「のど自慢に出たい」と思ったからこそ、出ることができた。
そして今回は「合格したい」とまでは強く思ってはいなかった。
(しかし合格のラインは相当高い)
思わなければ、叶わない。そして何かの思いを込めて「歌う」ってのがこれまた
いいですね。ワタシの人生も30年でいろいろあり、
夢や希望もなかりけり、という絶望に直面したこともありましたが、
「思う」「願う」ことの大切さ、良さを痛感した体験となりました。
そして、今私はもうひとつの強く願って頑張っていることがあります。
しばらくは試験に集中します。

それにしてものど自慢、おすすめですよ!私は日本の正しい一般大衆として
認められた気が勝手にしました。(誰も認めていないぞ!でも
そう思える自分ってことです)自分をほめてあげたい気持ちになれます。
かなり自己肯定パワー高し!

 今回の必要経費

はがき代  100円
CD代  1200円
カラオケ代 560円
電車代  1720円
だんなの応援  0円
 合計  3580円





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最終更新日  2004年02月03日 13時29分24秒
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