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2013年08月10日
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カテゴリ: ドラマ系の感想
『化粧品メーカーをおとせ!・前編』

内容
“広告業界のファンタジスタ”と呼ばれる東都広告の城崎信也(小澤征悦)は、
ソール化粧品への挨拶をした帰り、ライバル会社アドギブソンの面々と出会う。
そこには“広告業界のモンスター”と呼ばれる黒岩博(袴田吉彦)の姿もあった。
本来、ソール化粧品の“AE”は、業界トップの明王エージェンシー
社長の菊池一郎(上田耕一)が一代で築いたソール化粧品。
5年ぶりに、新商品の陣頭指揮を社長が執るという話があり、
2位の東都広告と3位アドギブソンが、何とか食い込もうとしのぎを削っていた。


明王の牙城を崩すチャンスだと。だがすでに黒岩の姿があった。
一方で、黒岩は、
菊池の甥で専務の宮原宏太郎(近江谷太朗)に接待攻勢を仕掛けていた。

窮地に陥った城崎。
だが菊池の入院する病院の看護師・蒼井尚美(白石美帆)から、
菊池が天気の良い日には病院の屋上で、富士山を見ていると知る。
病室にあった写真に何かを感じ取った城崎は、
様々な協力者に調べてもらい、佐伯敬子(占部房子)という女性を見つけ出す。
30年前に生き別れた妻・秋恵と娘・敬子。
涙する菊池だったが。。。。。。

“私は、母と私を捨てたあなたを憎んでいます”





広告業界で戦う男2人の物語

だが。。。ガチガチのシリアスというわけでは無く、ちょっとコミカルな部分も


公式HPによると“ハードボイルドコメディ”だそうだ。

たしかに、そんな感じですね。

堅苦しくも無ければ、軽すぎることも無く。




個人的に気に入ったのは、

奇を衒うような“煽りセリフ”で、視聴者に気を持たせるのでは無く、

ドラマとしてキッチリと描きながら、

メリハリのある演出と俳優の演技で魅せていることだ。

30分という時間をフルに使い、それでいてテンポも生み出している。


あくまでも、前後編の前編なので、

次回が、どんな結末になるか分かりませんが。

今回を見た限りでは、後編も期待できる可能性が高いですね。


実際、凄かったのは

メインの話を描きつつ、次回以降のネタフリ。

そのうえ、業界の説明までしていることだ。

俳優の使い方も無駄が無いし。

ほんと、30分で、よくここまでやっていると思います。


最終回まで、やりきれば、。。。今作。。。傑作になるかもしれません。


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最終更新日  2013年08月11日 00時51分52秒
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