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2015年07月01日

内容
コンクール出場のため、パリへ旅立つ準備をする倫子（中越典子）
浅輪（井ノ原快彦）は、その姿を見つめ、応援するしか無かった。

そんななか、セントジュリア大学、女子大生・後藤奈津美（緑友利恵）が
殺されて見つかる。
現場へとやって来た“９係”
そこで浅輪は、研修で同じ班だった品川中央署の城壮輔（高橋光臣）と再会する。
城は、有名な“９係”の手足となって働くと宣言し、

その後、早瀬川（原沙知絵）の解剖で、死因は絞殺と判明。
右目だけカラーコンタクトだったとわかる。
ただ奇妙なコトに、なぜか右手だけ、アルカリ性だったということ。
持ち物にハンドクリームがあったことから、加納がその効果を尋ねるが。。。

一方、村瀬（津田寛治）小宮山（羽田美智子）は、大学で聞き込みをしていた。
学生寮で同室の小島結芽の話では、被害者の奈津美は、
恋人宅から通っていたよう。
同時に、学内では、岡部茜という女性が行方不明になっていると分かる。

そのころ、携帯の履歴から、
青柳（吹越満）矢沢（田口浩正）は、恋人の亀井純（内野謙太）のもとにいた。
コーヒーショップでアルバイトをしているらしいが。。。

すでに刑事が聞き込みに来たと言うことだった。
どうやら、城が、単独で捜査をしているよう。
品川中央署へと城から話を聞くと、１年前の事件について話し始める。
１年前、岡部茜（大久保聡美）が行方不明になったと言う。
不審者の目撃情報で、川北悠真（松本実）が浮上。

署の前で城が、女性と話をしていたのが気になった加納は、
女性から話を聞くと。。。岡部茜の母・千春（古村比呂）とわかる。

浅輪は、川北について“９係”に報告。
防犯カメラ映像などから怪しいと訴え。。。。
後日、川北のもとへ、城と向かう浅輪。
任意で家宅捜索し、自宅からコンタクトレンズが発見。川北は逮捕される。。
事件は解決したかに思われたが、川北は犯行を否認。

ただ、浅輪は、何か引っかかるものを感じていた。。。。。

敬称略

今回は、真部千晶さん

先ず初めに。。。一言。

今回、最終回となる今作。

さすがに、倫子を、なんらかのカタチで絡めてくると思っていたのに。

。。。。絡めてきませんでしたね。

盛り込んでるけど、ほぼ一瞬。

一瞬のおかげで、話の腰を折っていないが良いところ。

こういうコトもあるんだ！

そう。不満では無く、感心してしまった。

実際。この“９係”もシリーズ物にありがちで、

前シリーズまで、無理にでも混ぜてくることがあった。

もちろん。ファンとしては、混ぜて欲しいのだけど。

無理に混ぜると、話の腰を折ってしまう。

でも、混ぜて欲しい。。。ほんと、ジレンマが存在するのだ。

ましてや。。。。今作。。。第１０弾だし。

そういう、枝葉の話が楽しいのも事実なのだ。

そんななかで。。。。今回の最終回。

思い切りましたね。一瞬だ。

おかげで、話しを楽しめたのでｏｋですけどね。

ちょっと、強引だけど。

これはこれでｏｋかな。

今回の話は、事件解決がメインじゃありませんしね。

かなり捻っていて、面白いんだけど。

登場人物のキャラが立っているから、不満が少ないと言うべきかな。

無意味な小競り合いが、楽しいし（笑）

これ、もしかしたら。。。２時間ＳＰにしたほうが、

もっと面白かったかもね。

ちょっと、詰め込み過ぎかな。

でも、今シリーズの《１０》は、マンネリ気味だった近作に比べると

どの話しを取り上げても、クオリティが高かったですね。

パターンにこだわっている部分と、

パターンを崩している部分を、散りばめているのが、ホントに良いところ。

話しそれぞれの好みはあるだろうが、

ドラマとして、つくり上げられたのが、よく分かった《１０》だったと思います。

これで、捻った話だとか。。。キャラを、もっと立てて。。。とか。

もう少し練り上げれば、もっと面白く。。。進化出来るかもね。

あくまでも、個人的な意見だけど。

《相棒》より《９係》を看板にした方が良いんじゃ？？

最後に、どうでも良いコト。。

今回、里見浩太朗さんに。。。高橋光臣さん。。。

《水戸黄門》だね。

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