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2018年10月20日
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カテゴリ: ドラマ系の感想
『名前のない殺人者』

残業をしていた百合(吉田羊)のもとを、男(宮藤官九郎)が訪ねてくる。
22年前の1996年に、殺人を犯したとカバンからシャベルを取り出す。
被害者の名は、佐伯慎一(森永悠希)だと。

調べると、1996年に、事件があったことが分かる。
が、被害者の名前程度は報道されていたこともあり、調べることは出来る。
それでも、百合、高木(永山絢斗)が取り調べをはじめる。
ただ、これと言った証言は出て来ない。

金子(光石研)から報告がある。
しかし報告書には、もうひとり。。。新しい血痕があった。
そのことを、男に問いただすと。
今回は、生き埋めにしたばかりで、まだ間に合うという。
目的を問うと。。。慎一の家族に話をしたいと。

すぐに高木、立川(滝藤賢一)が、
慎一の父・則之(伊藤洋三郎)母・香織(宮田早苗)のもとへ

その後、男が口にするヒントから、塚本(千葉哲也)の店にいた
二宮ユキオ(神尾楓珠)という少年が浮上する。
そして男が、藤原寛治と判明するが。
元妻・清美(松永玲子)の証言で、思わぬ事実が。。。




脚本は、吉田康弘さん

監督は、波多野貴文さん


もの凄いネタだね。

そこに、主人公を重ねてきた。

脚本が見事というしかない。細かい部分も含めて。



ほんと、満足度の高い作品である。


ただし。どうしても疑問が1つ。

これ、“今の事件”だよね?

たしかに過去も絡めているけど、序盤で終わっているし。

そこだけは、ホント、疑問。

もうちょっと、絡めても良かったかな。





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最終更新日  2018年10月20日 22時49分11秒
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