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2004/10/12
テーマ： アメリカ生活のあれこれ・・・(2043)
カテゴリ： おべんきょう
昨日の夜から今日の授業終了まではしんどかったー。
ヘルスケアファイナンス授業では宿題の提出が、マネージドケアの授業では中間試験があった。
ファイナンスの宿題は４つの異なる病院の収入の計算。
アメリカの医療費は細かい処置の累積によってではなく、病気やケガの種類に基づいて包括的に決定されることが多い。
医療費が同じになるその症状のグループをＤＲＧ（Diagnosis-Related Group：診療群)という。
例えば「手首の骨折」とか「頭部・頚部の手術」などだろうか。
全てで５０６のＤＲＧがある。
ＤＲＧはもともと高齢者や障害者のために国がカバーする医療保険のプログラム、Medicareのために決定されたものである。
しかし、多くの病院はＤＲＧをMedicare該当者以外にも適用している。
この宿題に登場している４つの病院は同じ９つのＤＲＧを持ち、ベッド数やそれぞれのＤＲＧの受け入れ人数が異なっている。
1つ1つのＤＲＧにかかる収入の表と４つの病院の二年分の受け入れ者数の表からそれぞれの病院の医療収入、推移、他病院との比較を行うわけである。
Chi-Square（カイ・スクエア）という統計の計算も少しさせられたが、エクセルに全てやってもらっただけだった。
提出したその場でチェックされ満点で返ってきた！
ほんと、小学校の時から計算間違いに悩まされてきた私にはエクセルは救世主だ・・・。
でも単純かつ致命的な入力ミスには気をつけましょう。
さて、今日の授業で強烈に印象に残ったのは配布された記事の内容であった。
「病院の請求があなたを破滅に追い込む」
クレジットカード破産に次ぎ、医療費の債務がアメリカの自己破産の原因の第二位になっているという。
しかも、その破産者のうちの８割は何らかの保険を持っていたというから驚きだ。
4400万人にも及ぶ無保険者という問題と同時に、充分な保険に入れていない「Under insured」の問題も浮き彫りになる。
お次のマネージドケアのクラスは中間試験で幕を開けた。
全て記述式で15問くらい。
重要なワードの定義を答える問題がほとんどであった。
Managed Careの中でも重要なヘルスケアプラン（HMO, PPO, POS）や、従来の方式（Fee For Service）も問題にでてきた。
さらに、「あなたが患者だったらどのプランを選びますか？それはなぜ？」とか、「あなたが医者だったら・・・」という問題まであった。
アメリカ人がびっちりと文章を書き込む中で、私はひたすら箇条書きでコンパクトに書いていった。
いつもながら部分点の神様、お願いします！
テスト後、ケーススタディの課題が配布された。
実在のヘルスケア企業の年次報告書を読み、財務分析を行いその企業の評価を行うというものである。
今学期までに財務会計や管理会計、そしてファイナンスをいちおうは履修してきた私にとって、その課題は複雑そうには見えなかった。
しかし、生徒のほとんどが会計を勉強したことがない人ばかりなので、彼らはかなり混乱していた。
ご多分に漏れずチームの課題なので分析に関してはできるだけの貢献をしたいと思う。
その代わりプレゼンは任せた！！
ヘルスケアファイナンス授業では宿題の提出が、マネージドケアの授業では中間試験があった。
ファイナンスの宿題は４つの異なる病院の収入の計算。
アメリカの医療費は細かい処置の累積によってではなく、病気やケガの種類に基づいて包括的に決定されることが多い。
医療費が同じになるその症状のグループをＤＲＧ（Diagnosis-Related Group：診療群)という。
例えば「手首の骨折」とか「頭部・頚部の手術」などだろうか。
全てで５０６のＤＲＧがある。
ＤＲＧはもともと高齢者や障害者のために国がカバーする医療保険のプログラム、Medicareのために決定されたものである。
しかし、多くの病院はＤＲＧをMedicare該当者以外にも適用している。
この宿題に登場している４つの病院は同じ９つのＤＲＧを持ち、ベッド数やそれぞれのＤＲＧの受け入れ人数が異なっている。
1つ1つのＤＲＧにかかる収入の表と４つの病院の二年分の受け入れ者数の表からそれぞれの病院の医療収入、推移、他病院との比較を行うわけである。
Chi-Square（カイ・スクエア）という統計の計算も少しさせられたが、エクセルに全てやってもらっただけだった。
提出したその場でチェックされ満点で返ってきた！
ほんと、小学校の時から計算間違いに悩まされてきた私にはエクセルは救世主だ・・・。
でも単純かつ致命的な入力ミスには気をつけましょう。
さて、今日の授業で強烈に印象に残ったのは配布された記事の内容であった。
「病院の請求があなたを破滅に追い込む」
クレジットカード破産に次ぎ、医療費の債務がアメリカの自己破産の原因の第二位になっているという。
しかも、その破産者のうちの８割は何らかの保険を持っていたというから驚きだ。
4400万人にも及ぶ無保険者という問題と同時に、充分な保険に入れていない「Under insured」の問題も浮き彫りになる。
お次のマネージドケアのクラスは中間試験で幕を開けた。
全て記述式で15問くらい。
重要なワードの定義を答える問題がほとんどであった。
Managed Careの中でも重要なヘルスケアプラン（HMO, PPO, POS）や、従来の方式（Fee For Service）も問題にでてきた。
さらに、「あなたが患者だったらどのプランを選びますか？それはなぜ？」とか、「あなたが医者だったら・・・」という問題まであった。
アメリカ人がびっちりと文章を書き込む中で、私はひたすら箇条書きでコンパクトに書いていった。
いつもながら部分点の神様、お願いします！
テスト後、ケーススタディの課題が配布された。
実在のヘルスケア企業の年次報告書を読み、財務分析を行いその企業の評価を行うというものである。
今学期までに財務会計や管理会計、そしてファイナンスをいちおうは履修してきた私にとって、その課題は複雑そうには見えなかった。
しかし、生徒のほとんどが会計を勉強したことがない人ばかりなので、彼らはかなり混乱していた。
ご多分に漏れずチームの課題なので分析に関してはできるだけの貢献をしたいと思う。
その代わりプレゼンは任せた！！
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