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2018年04月30日
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カテゴリ: トライアスロン
 以下は、宮古島トライアスロン大会で

 ロングディスタンスに初挑戦したM田さんが

AAC 芦屋浜アスリートクラブ ホームページ の寄稿文コーナーに載せた作文です





今季、宮古島トライアスロン大会でロングディスタンスに初挑戦してきました。

私にとって宮古は特別な大会です。

4年前に、海ガメとニモ!を見ようと行った宮古。この地で初めて、トライアスロンという競技を観る機会を得ました。
早朝、南国リゾートの美しい浜が千人を超えるアスリート達で一気に埋まりました。穏やかな三線の応援が流れる中、沖へとうごめいていく人の群を目の当たりにした時の、心のざわつきを今でも覚えています。

なぜ今、自分がロング大会に出るに至ったのか、ここ数年の流れを俯瞰し不思議にも感じます。

当時の私は、スイム5m・ママチャリ・ラン2kmの実状。3年間で、アクアスロンをきっかけに→ショート→ミドルと進め、来年以降にロングに出てみたいから、当選しやすい様にエントリー履歴を作っておこうと思いエントリーすると、なんと即、今年当選。

それからは、ものすごい不安と焦燥に駆られ、参加できる楽しみを少しも感じられずにいました。
諸々用事も入りトレーニングも準備も交通等手配も儘ならない泣きそうな・・・状況下、AAC宮古経験者のみなさんらが明瞭なアドバイスと確実な手助けをくださって、やっとホッとして気持ちを前へ向けられました。
(不安な気持ちを抱えて行った今年のAAC新年会。そこで宗政さんがプレゼント提供されたアイアンマンリュック!貰われた方のご好意で、わたしの手元に回り戴いていました、それを今回お守りに持っていくことに・・・)

宮古島へと、おもむろにリュックを背負い歩いて家を出た金曜日の朝、お昼に神戸空港でK阪さんと会うと、そこから始まるお笑い二人道中。

夕方、開会パーティー会場の宮古ドームで先着の皆さん、Y岡さん・S藤さん・Y本さんらと無事合流。知り合いの方々にも会えて楽しくカーボローディング会食。

大会前夜、ロングの距離感が未知!という不安が襲うも「海上がったら〜淡路島一周してフル走ると思えば大丈夫!」という優しいアドバイスに『あ、そだねー』と、一瞬納得しかける。・・・いや・・それ、わからん!。でも、なんか大丈夫ってことにしておこう!と思えて現実逃避気味にとにかく早く就寝。

大会当日3時半からの朝ご飯は、スペシャル!。北海道の美味しい鮭!ホタテ汁!特製ミートパスタ等、仕込み早起きAACの最北の会員、北海道から来てくれた横前さんのおかげでフルチャージ完了。


皆で朝食


夜明け前に会場入りし、前日からの雨も上がって、
『予定どうり大会決行します!』
とのアナウンスを聞くと、もう覚悟を決めた。



日が昇って明るくなってきたスタート地点へ向かう。ふわふわ柔らかい砂を歩きながらリミット13時間半までの完走を願いました。ふと水平線に虹が現れてざわめく波打ち際、4年前眺めた景色の中にいるんだなぁと思いながら、今を応援してくれている人の声に何度も振り返る。


屈強な人いきれにまみれ、ひるむ事なかれ〜・・・と自身に集中をかけ、じわじわと群の前方へ位置を変えて10カウント待つと、エアホーンが鳴りスタート。


スイムスタート


スイムは、ほぼずっと中途半端なバトルの渦中にいてもう大変!逃れようと遠回りするとブイを見失いそうになり、戻ると蹴られる乗られる掴まれる・・・混み合ったまま1時間でスイムアップしてバイクへ→横風要注意の伊良部大橋は全長3540m(珊瑚礁)、池間島・来間島へも大橋を行って戻って宮古をぐるっと一周半のコース。局地的に強い雨が降るが、抜けるとすぐに晴れ間に。向かい風予想のルートは・・・やっぱり始終向かい風で、耳元がボゥボゥいう中、20km以上ずっと小さくなりっぱなしでしのぐ。

100km超えても脚のテンションを変えずにペースが保てる。145kmの表示が見えた瞬間、足がつりそうになった。アドバイスもらってた塩タブレットを飲み込んでなんとか復活させると、残り10km!のイメージを気楽なイメージに変えて(地元の道の!よく知ってる10km感にチェンジ)軽くしてバイクフィニッシュ。



ランの関門時間をざっと図るとなんとか間に合いそうな計算に・・・いけるかな・・・。

それからのランが、長い・・・。

走り出した7kmから9km、13から17・・・次の1kmが着かない。宮古島を縦断し、折り返してくる一本道のランコース、その折り返しまでがなかなか進まず、既に帰って来ている速い選手を羨ましく見送りながらゆっくり走り続けた。



やっと折り返すと、急に色を変えて傾きだした太陽が、真前からずっと眩しい。当日の日没予定時刻は、7:06。35kmまで帰ってきたところで日がほぼ沈んでしまい、フィニッシュの競技場は既にナイターになっていて、明るいトラックに入ると、やたら元気になって軽快に走れる。

フィニッシュゲートをくぐるとちょうど、数発のプレ花火が上がって閉門一時間前の合図が!。無事完走!
夜8時半になり、競技終了時刻と共に花火がドンドンドンドン上がってとても綺麗。





ずっと一日中、応援してくれていた頼もしい横前さんに一番に感謝!でした。
自転車であちこちのポイントを回り追いかけ、先回りしみんなを探し見つけて声かけてくださいました。レース中ツライ気分を明るく、はげましてもらえてとても助かり、そして嬉しかったです。応援が大声過ぎて!その沿道周囲のみんなが一緒に笑って、さらにワイド〜ワイド〜!がんばれ〜!応援してもらえました。


大声の声援に隣の女の人が笑ってる (笑)


宿に帰って、まず、6時間共に頑張った、わが相棒バイクちゃん!のよごれを流し、自分の足にも水をかけたらやっと一息ついてフィニッシュの実感が湧いてきました。急いで、近くのお店での打ち上げ会に追い付いてオリオンビールを飲んで、たらふくリカバリーご飯!。

ひとしきりしてふと、まだお腹に汗まみれのゼッケン付けたままな事に気づく・・・。
日付けが変わった頃、宿でヨロけながら、ウェットスーツやウェアーを干して、さぁ寝るかと思いきや女子部屋の三人で、しばし小声で真夜中の大会トークを・・・・。

早起きの翌日は、晴天夏日。
絶対もう一度行きたかった昭和レトロな食堂で朝食をとって、荷造りをした後は日陰で休んで宮古時間も体験。
楽しい旅!!でもありました。

閉会式でリザルトの上位者表に、K阪さんの名前を見つけて、同じチームの上位入り!も、とても嬉しかったです。
大会当日はベストではないフィジカルコンディションだったと思います。でもしっかりと大会に名前を残し、そのポテンシャルと高い意志に感心しきりです。

大会を終えて、諸々反省は湧いてきますが、トータルで見て、自分なりに楽しく尽力できて良いイメージで終われた初ロングでした。今大会に行きたくても行けなかった方々の思いも、動力にさせてもらい最後まで途切れず走りきりました。

チームのみなさん、ご協力いただいたお宿ひららやの方々、宮古で出会えた仲良し、毎週スイム練習に付き合ってくれた地元のみんな、何ヵ月も応援もらったお友達、留守中お花に水やりしてくれた人達・・・心からありがとう・・・。
たくさんの人に支えてもらっての大会参戦でした。
また宮古の仲間に会いに行きたいと思います。ありがとうございました。






 今年の大会は膝の故障で去年ゴールした時から断念していました

 1月上旬に名医である札幌北新病院の青木義満先生に診断を受けて

 『もう走るのは無理』と言われかなり凹み引退を決めました


 1月末にAACの新年会に出席した時に『応援に行く』とお酒が俺の口を動かし

 その時からAACから出場する選手のサポートと応援を決めました

 このM田さんとは友達の応援に来た4年前に宮古島で知合い

 人伝にAACに入りトライアスロンも始めて宮古島を目指していると聞いていました

 だけど4年前はどの種目も初心者で今回がロングの大会初出場

 体は小さくきゃしゃで・・・

 はっきり言って一番心配だったのでM田さん中心の応援を決めました


 以前、俺の応援をした事がきっかけでトライアスロンを始めた人も

 100kgあった体重をトレーニングで20kg落とし3年後に完走した事があります

 トライアスロンは特別な人しか出来ないと思われがちだけど

 違うんです!

 小さくきゃしゃな女の子だって100kgの巨漢だって

 『ゴールしたい』って強い気持ちがあれば誰にでもゴールはあるんです


 良くお客さんとトライアスロンの話をします

 『無理無理無理、俺には絶対無理』って言う人にはゴールはありません

 『俺にも出来るかな〜 やってみようかな〜』って言う人には必ずゴールはあるんです

 自分で限界を決めたらそこで終わりです

 トライアスロンをやっていると『人って凄い』って思う事が良くあります

 人の力は無限です、自分で決めている限界を突破して下さい


 トライアスロンは素晴らしいスポーツです

 興味がある人は宮古島で一緒に走りましょう!

 俺も復活を約束します

 膝のオペ後、青木先生も『走れる様になる』と言ってくれました

 また熱い声援の中で走りたいんです!










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Last updated  2018年04月30日 13時01分06秒
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