ヨーロッパ、ドイツワインについてのいろんなこと

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JUMI

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2010.10.31
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毎年九月の最後の週末にVDP主催の競売会が行われています。金曜から三日間一日ずつ、モーゼル、ラインガウ、ナーエで開催されています。2006年の時にモーゼルとナーエのに参加しているのですが今回も同じ二ヵ所に参加しました。当初エーベルバッハでのラインガウのも行くつもりだったのですが、同じ土曜日にモーゼルで魅力的な試飲会があることを知ってふたつを天秤にかけたところ競売会を諦めることにしたのです。

競売会の様子は mosel2002さん がレポートを書いていますし、システムなども含めて僕も 2006年の時のを 書いていますのでこのイベントに興味がある方はそちらをみてください。会場は同じですしシステムも変わってないので。ただ競売をするコミッショナーは増えたみたいですが。
今回は会の様子については省かせていただきます。

CIMG1671.JPG

まずはモーゼルです。
前日の新酒試飲会で体力的(内蔵的)にも精神的にもかなり疲弊いしていたので、翌日からの試飲会攻勢にも備えて、午後からの五時間ひたすら甘いワインを飲み続ける競売会本会の参加は諦めて休養することにしたのです。それでも午前の試飲会で全種類飲めているので充分です。

全体的な感想としては、2006年(2005年産のワイン)の時より感動するものが少なかったように感じました。
それには二つの理由があってひとつは年の出来、質の問題です。もうひとつは値段相応なのかと感じてしまったからなのです。同じアウスレーゼでも競売会用のほうが値段が高くなることがほとんどですし、競売会に参加していない醸造所のゴールドカプセル(以下GC)のほうがもっと安くておいしいというのをいくつも知っています。なので質と値段のバランスを考えた場合ありえないなと思うものが多かったのでした。値段を考えなければおいしいのだけれど、ということです。
でも競売会用のワインを入手することはお金持ちの人とドイツワインマニアにとってのステータスという一面もあるので僕の感想はナンセンスかもしれません。

この感想を持ったのはたくさんのワインを経験したことによって感じ得たことともいえるかもしれません。


では気になったワインを少し。

2006年の時には05のローゼン、フリッツハークなどシュペートレーゼでいくつかすばらしいものがあったのですが、今回は皆無にひとしかったです。その中でSAプリュムのWehlenのシュペートレーゼは気になりました。ちょっとすっぱいと感じましたが数年熟成したらすごくなるのではと思いました。
今回は競売会では購入するつもりはありませんしたが、唯一買いたいと思ったのがこのワインでした。

エゴンミュラーのアウスレーゼGCはさすがというものでした。クリーンなのだが嫌みのないエーデルズースらしい甘みがありました。
ただ自分で購入するには手が出ない値段です。そういうものも試飲ができるのがこの試飲会の醍醐味でもあります。

ツィリケンもよかったのですが(特にアウスレーゼGC)、2005年産がすばらしかった印象が強いのでそれとくらべてしまうと、とは思いました。

J.J.プリュムは前日の一連のラインナップのほうがおいしいと感じました。値段は関係なくです。

前日の試飲会でファンになったBuschはこの日もよかったです。03のTBA(貴腐ワイン)が飲めたのはとてもよい体験でした。まだ著名なところのTBAの経験は少ないということもありますが、僕が今までに飲んだことのない味わいでした。トロッとしていて複雑さを感じるナッツの風味が口の中をかけめぐります。でももっと熟成してたらもっとおいしくなるのは間違いないです。
前日の前のヴィンテージのアウスレーゼコーナーにあった05のベーレンアウスレーゼはここまでの複雑さはなかったのですが、きれいなタイプの甘口ワインでこっちも僕は好きです。

CIMG1668.JPG

奥さんはずっとこの笑顔なのです。奥さんの人柄も僕がここの虜になった理由のひとつです。


事前に出品するリストは発表されているのですがそれをみて今回一番楽しみにしていたのがフリッツハークの05のTBAです。僕が一番好きな醸造所なのですが、TBAはまだ飲んだことがなかったのです。BAはうちに眠っていますが。
正直にいえば期待に応えるものではありませんでした。といってもめちゃくちゃうまいのですが、ハークのものと考えるとそれ以上を期待していまったのでした。濃厚さが足りたいかなーと感じたのです。
と書いてるワインですが、ハーフサイズが1030ユーロ、750mlが2306ユーロ(25万円ちょっと)で落札されているワインです。

CIMG1664.JPG

ハーク親子です。
僕はお父さんが日本に来たときにゴーミヨのハークのページにサインしてもらったことがあります。

といったところで次回ナーエ編に続きます。






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最終更新日  2010.10.31 20:38:16
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