NPOフローレンスと、マーケッターと。

PR

Profile

☆trinity☆

☆trinity☆

2005.07.23
XML
4つ葉プロジェクトのブログ
思いがけず反響を呼んでおり、
わたしが感じた違和感について、
もう少し整理してみようと思いました。



みなさんのTBを拝見していて、
ぷくこさん ライチさん の考察にはなるほどな、、、と思いました。
そのあたりの、産後のダメージに関わる実感に起因することは、
マコさん に筆を譲らせていただいて、
(・・・と言っているうちに、マコさんブログアップされてます!素晴らしいのでぜひ☆)
わたしはそもそもなぜ違和感を覚えたのか、
というあたりを整理してみたいと思います。



非常に“広告屋”的な発想だけれども、
「ママに見えない!」が褒め言葉になってしまうことの違和感について、
“母”という言葉のブランディングの問題だと思ったんです。

どういうことかというと、、、

わたしも「えーっ!お子さんがいらっしゃるようには見えないですね!」
みたいな発言をうっかりしてしまったことがあるけれども(反省;)、

見た目に若々しいとか、
おしゃれだとか、
だいたい、そんな感じのニュアンスだと思う。

その意味で言えば、
「お子さんがいるように見えないですね」という投げかけに喜ぶことは、


でもね。

だったら、
「お若いですね」とか
「とても素敵なお洋服ですね」でいいはずなのに、
なぜそこに“ママらしくない”という言葉を引用しちゃうのか。
このネジレが、致命的に痛い、と思うんです。

当たり前だけど、
“母”という言葉が持つ記号がどんどんネガティブになっていくわけで、
これは“母ブランディング(笑)”としては、もったいない話です。

で、その文脈で喜ぶということは、
母自身が「母という言葉が持つ意味性」が傷つくのを加速していることになるわけで、
やはり、まずいスパイラルだと思う。



きっと、みなさんそうだと思うんですけど、
ほんとは、自分自身が母であることは、誇らしいことでもあると思う。
きっと、キレイごとじゃ済まされないリアルもありつつ、
文字通り“いろいろ”あると思うけれども、
そーゆーのを全部ひっくるめて、引き受けている母とか、
試行錯誤している母というのは、十分カッコイイわけです。

だからもっとその“誇り”の部分を、
積極的に“母”という単語に紐付けて行こうよと。笑

で、その表層的な褒め言葉を超えた、
ポジティブな紐付けをいろいろ考えてみたけれども、
なんというか、“誇り”を体験していない自分の妄想では、
超薄っぺらくて全然響く言葉が出てこないので(当たり前だ!笑)、
どうしよっかな、、、と思っていたら、
マコさんが見事にまとめてくださっていて 、ほんとすっきりしました。

では、わたしがいますぐ出来ることは何かといえば、
ビジュアル的な視点でモノを言うなら、
普通に女性に向ける褒め言葉と同じように、
「お若いですね」とか、
「素敵ですね」って言葉を使いたいと思う。

もっと言えば、
「ママに見えない!」といういらん慣用句をすっ飛ばして、
そのまんまストレートに、
「○○さんみたいなママになりたいです☆」って言ったらいい。

これなら、誰にとっても自然な褒め言葉だと思うから。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005.07.23 17:41:16 コメント(8) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

qkiutxk@ JxbqILrQaLVvOPI nCGfYl &lt;a href=&quot; <small> <a hr…
坂東雄二@ ワーキングマザー支援しましょ。 わたしの夢 は置いといて、笑 いま、ワー…
坂東雄二@ ワーキングマザー支援しましょ。 わたしの夢 は置いといて、笑 いま、ワー…
乗らない騎手@ ちょっとは木馬隠せw あのー、三 角 木 馬が家にあるってどん…
ドライブ好き@ 風呂入るのメンドクサイ! <small> <a href="http://feti.findeath…

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: