あれからひと月たったのですね。
岡山ー広島間の往復で、初めて芸備線を利用したり。
軽しか乗れなかったのをプリウスの乗り方をYouTubeで見て、乗れるようになったり。
ランディを実家に預けてあちこち手続きに飛びまわったり。
友達親子を招いたら、3合炊いた炊き込みご飯が一気に消えて驚いたり(20代の男の子がいたからw)。
なんだか初めてのことを一気に経験させてもらいました。
蝉の声を聞きながら、様変わりした部屋を見回しながら、一層現実感は失せていて。
それでも、毎日のようにやることはあって。
死亡→相続→県をまたいだ転居(家探しから)と、普通の人はもっとやること少なくて済むのだろうけど、うちの場合は転勤していたので、とんでもなくバタバタで。
とりあえず、ここを出るまでは感情は落とす。
だもんで、事後、連絡のあった友達にも引っ越しすることは伝えても死んだことは伝えていない。
下手に言葉をもらう方が…死ぬ。
先程、ベッドや机などを処分業者さんに持っていってもらった。
ひろびろ…。
こうして人は消えていくのだ。
痕跡も名残も。
この地に来られたのは、彼のおかげだ。
本当に私にとっては「いやしろち」だった。
この先戻されるリアルは、容赦なく私を刺すかもしれない。
もしくは、前よりも何かしら変わっているかもしれない。
わからないけれど、進む。
私には、この先を見届ける役目があるから。
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