アメリカに行くときの注意



テロを警戒して徹底的な検査が行われるからです。 コート、上着、時計、ベルト、靴は必ず脱がされるのでいわれる前に脱いでおいた方が精神衛生上いいです。 靴の中まで調べる職員もいやでしょうけど。 
また、パソコンを持っている場合は必ずかばんから出しておくこと。 起動させられることもあります。

この辺はまだ我慢できるのですが、今回パリからアメリカンでニューヨークにはいるとき、チェックイン前に受けた「尋問」にはさすがにキレました。

パリの前にいたロンドンで泊まったホテルの領収書を出せというのです。 民間航空会社の一職員に一体そんな権利あるんですか。

文句を言うと「アメリカは今世界一テロの危険にさらされている国だから理解してください」と答えたおねえさんに「そんなの自業自得だ」といったら「今のは聞かなかったことにします」だそうです。

ニューヨークの税関もひどいです。 最初から犯罪者扱い。 ひとと視線を合わせない。 そして指紋登録を強制されます。 ブースにはってあったポスターには"Face of the Nation"と書いてありました。 なるほどね。

これ、前にも書いたけど別にアメリカ全体がこうな訳じゃないんです。 サンフランシスコでの検査の後は男性職員が丁寧にお辞儀をして「協力ありがとうございます。 良い旅を」と言ってくれました。

グチはこのくらいにして実用情報をひとつ。
アメリカに行くならスーツケースはジッパー式のものが無難です。


というのも飛行機に乗せるスーツケースにはカギを掛けられない。 掛けると当局に壊される可能性が半分以上あるから。 そして、普通のハードケースはロックしてない状態だと、内部のフックにモロに力がかかってしまいすぐ壊れてしまうのです。 実は私も今回壊れました。

ジッパー式ならきちんと閉じてしかもロックしない状態にできます。 布製のキャスター付きがメインになりますが、一部ハードケースでチャック式のものもあります。 (リモワ等)

旅先でスーツケースが壊れ、とりあえずガムテープでぐるぐる巻きにして移動していた私が買ったのは デルセーDelsey のソフトタイプ。 防弾チョッキにも使われるデュポン製の生地、ローラーブレードを転用したキャスターなどなどすごくいいですよ。

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: