王様の耳はニャンコの耳

王様の耳はニャンコの耳

2026.07.03
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前回、「今年買って良かったもの」として熱く語ったのだけれど、購入してから半年ほど経った今、私は本当の意味でこの子の価値を理解したような気がする。


その前に買ったキャベツスライサーが全然切れなくてガッカリしていたので、最初はあまり期待していなかった。

けれど、いざ使ってみると、本当に「怖いぐらいに切れる」のだ。

それ以来、きゅうりのスライスはもちろん、キャベツの千切りにと、ほぼ毎日のように我が家の台所で大活躍している。

どうやらこれ、刃がもっと幅の広い「ワイドサイズ」もあるらしいのだけれど、私的にはこの普通サイズ(ワイドじゃない方)が使いやすくて気に入っている。

そういえば、少し前に娘が出産で里帰りしてきた時のこと。

「毎日、サラダをたくさん食べたい!」と言う彼女のために、私は毎日せっせとキャベツのスライスを作った。

彼女は朝・昼・晩、いつでもキャベツの千切りを食べたいタイプ。

普通のタッパーにストックしておくのでは全然追いつかないので、ビニール袋に1回分ずつ小分けに入れ、1回につき6袋ほどまとめて作って冷蔵庫に常備していた。

「これならお皿も汚れないし、食べる直前に袋の上からドレッシングを揉み込めば、しっかり馴染んで最高に美味しいの!」

とは娘の弁。

なるほど、若い人の合理的なアイデアには感心させられる。

(というか、1日3食キャベツって、前世は青虫か何かかな)

そんな大活躍のスライサーだったけれど、こないだ、我が家でちょっとしたお祝い事があった。

奮発して、すき焼きをすることにしたのだ。

お祝いだからと、白ネギを4本も奮発して買い、みんなでしっかりと堪能した。

普段なら「白ネギって高いなぁ……」とケチケチしてしまうところだけれど、その日は大盤振る舞いである。

しかし

白ネギの「青い部分」が、これでもかと大量に残ってしまったのだ。

普段ならみじん切りにしてチャーハンに混ぜたり、ちょっとした炒め物に使い回したりするのだけれど、さすがに4本分の青い部分となると、凄まじいボリュームである。

しかも、これを包丁で手で切るとなると、結構な重労働だし、何より目が爆発する。

(ネギの逆襲で涙が止まらんやつ)

どうしようかしら、と悩んでいたその時。

ふと、あのスライサーの顔が頭をよぎった。


そう思いつつ、試しにシュッと滑らせてみた。

……嘘でしょ。

スパスパスパスパスパッッッ!!!

切れる。怖いぐらいに、これまたスパスパ切れるのだ。

できあがったネギを見て、私は思わず声をあげそうになった。

感じのいい、うどん屋さんに置いてある「セルフのネギ」。まさにあの細さと薄さなのだ。

(ひょっとして、あのチェーン店のネギって、みんなこれ使ってんの!?と疑うレベル)

あっという間に、ジップロックの袋に半分くらいの綺麗なネギの薄切りが完成してしまった。

ただただ、大満足である。

さすがに一度に全部は使い切れないので、これは冷凍庫へ。

これからお味噌汁や麺類、いろんなものにポイポイ混ぜて、ありがたく使い切りたいと思う。

キャベツの千切りだけでなく、青ネギまで極薄に仕立て上げてしまうとは。

アーネストの3倍速スライサー、半年経ってさらにその底恐ろしさと、我が家への貢献度の高さを痛感している。

これ、やっぱり本物だわ。







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最終更新日  2026.07.03 09:00:12


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